やりたいことの見つけ方
今週は、ぼくの担当しているゼミ生さんとたくさんお話をしました。
みんなキャラがしっかりしてて、やっぱりちゃんと話すって大事だなと改めて感じましたわ。
時間を取ってくれた皆さん、ありがとうございました!!!
いろいろ話す中で、ぼく自身のスタンスやキャラクターもだいぶ分かってもらえたんじゃないかな…。
そろそろこのnoteのテイストにも慣れてきてくれたと信じてます。
さて、今回はみんなとお話をしていく中ですごく良く出てきた就活の悩みである「やりたいことが見つからないんですよね…」という話について触れていきますよ。
世の中には色々な方法論が飛び交っているけれど、これから書いていく内容は完全にぼくの持論。
賛否あるかと思うのだけど、一つの意見として参考にしてみてほしいっす。
ではいきましょう。
やりたいことは待っていたら空から降ってくるのか
「やりたいことが分からない」という人にとって最大の悪手は、「動かない」こと。
これは間違いない。
「やってみたい!」「面白そう!」というアンテナ感度は、常に新しい情報や刺激に触れていないと鈍くなってしまうもの。
趣味がない…といって悩んでいる人は、「どうせやっても興味は持てないな」とやる前から決めてしまっているから、いつまで経っても趣味が出来ない。
一方で多趣味の人は、「お前ミーハーだよな(笑)」と言われるくらいとりあえず色々なものに触れるので、その経験を通じて色々な情報を自分の中に蓄積し、興味の幅を広げている。
じゃあ手当り次第なんでもやってみたらいいんか?って話。
そういうことじゃない。
ぼくが言いたいのは「微かな興味」を抱いた瞬間、とりあえず動いてみろってこと。
だいじなことは、いま自分が知っていることだけが、世界の全てではないんだと自覚すること。
自分の知らない世界は本当にたくさんあって、そのどこに自分が興味関心を持つかなんてのは、動かなければわからないのよ。
でも知らない世界に足を踏み入れるのは怖いよね。
そもそも「わからない」状態で足を運んでいるわけだから、興味はあっても自分に適性があるのかどうかわからないし。
大丈夫。
それを解決してくれるとっておきのツールが有る。
それが、自己分析。
「わたし」を正しく理解することが与えてくれる恩恵
就活において自己分析が大事だ、という話はもう何年も前からされているよね。
色々な大人が「それは〇〇だからだ!」と論を掲げているけれど、ぼくとして思っている理由は以下の通り。
それは…
過去と現在の延長線上にしか未来はやってこないから
いまやりたいことがわからないって悩んでいるけれど、そもそも自分が今までどういったものに興味を持って来たのか、どういう傾向のものに興味を示しやすいのかをすぐに説明できるかい?
そして、興味を失うトリガーになり得るものはどういうものがあるのか、興味を継続させてくれた要因は何か、なども含めて考えたら、到底今すぐには答えられないよね。
それが普通。
そう、ここで知っておいてほしいのことは…
ぼくらは、自分が思っている以上に自分自身を理解できていない
ということ。
ぼくらは、現時点での「自分自身」が、これまで何に重きをおいて、どういう選択をしてきた結果としてココに存在しているのかを説明できない。
そんな状態で「未来のあなたは何をしたい?」なんて聞かれても答えられる訳がない。
だからまずは、徹底的に過去を振り返る。
例えば、これまで積み重ねてきた大小様々なエピソードがあるでしょう?
そのエピソードをベースに、以下のことを考えてみて。
・自分が大事にしている価値観は何か(複数でも可)
・自分はどのような性格か(自己評価&他己評価で比べると面白いよ)
・選択を迫られた時の判断軸は何か(腹黒くてもいいから正直に)
こんな気付きとたくさん出会えていたらOK。
少し腹黒い(自分って性格悪いなぁ…と感じてしまう)部分やダサいと感じてしまう部分と出会ってしまうこともあるかもしれないが、そことも真正面に向き合おう。
向き合うことから逃げてしまっては、本来の自己分析にはならないからね。
そしてそれを突き詰めていくと…
絶えずこれを繰り返すことで、自分自身の輪郭がはっきり見えてくる。
わたしは何が好きで、どのような考えを大事にしていて、どんな人達が好きで…。
きっと自分自身の輪郭について考える前の自分といまの自分では、同じ質問であっても全く深みの異なる答えを伝えられるようになっていることに気づくはず。
ここまで来たらあと少し。
いよいよ未来に向けて、やりたいことを見つけに行こう。
こうして「点」と「点」は「線」になる
自分の輪郭がはっきりしないまま、ただぼんやりと「やりたいことって何なのだろう…??」と考えていたついさっきまでのあなた。
やりたいこと言われても、どれも同じように見えてしまって興味の矛先をどうやって決めていけばいいのか分からずにもやもやしていたよね?
もう大丈夫。
いまのあなたは、自分の輪郭をはっきりと描くことができるようになっている。
そして改めて、色々な情報に目を通してみよう。
すると、どうだろう…?
・みんなが良いと言っていたけど、自分としてはあまりしっくり来ないもの
・みんなは良いと言わないけれど、自分として魅力を感じてしまうもの
こんな切り口で物事を見る事ができるようになっていることに気がつくはず。
そこまでくればもうゴールは目の前。
あなたが受信した「なんかいいかも!」に則って、どんどんその分野への理解を深めていこう!
・今までは〇〇業界に全く興味は無かったけど、自分の〇〇という性格を考えたらこの業界の仕事は向いているかもしれない。
・何となく営業職には抵抗があったが、自分の価値観に則って考えたら合っているのかもしれない。
・自分の大事にしている〇〇という考え方を存分に活かせるのは企画職だけだと思っていたけど、それ以外にも方法はありそうだ。
その視点を持って行動していけば世界はどんどん彩りのあるものに変わっていく。
未来の自分を形作っているのは、いつだって過去の自分。
未来の自分に悲しい思いをさせるのも、嬉しい思いをさせるのも、常に今の自分次第なんだよな。
さいごに
つらつらと書いてしまったが、やりたいことの見つけ方について、少しでも有意義だったと感じてもらえていれば嬉しいな。
未来の自分が満面の笑顔で過ごしていることを信じて、目の前の壁や課題から目を背けずに歩を進めていこう。
1人でしんどかったらぼくらのところに来て傷を癒やされればいいし、仲間に励まされたら良い!
ぼくらはチームだ!
ともに悩み、ともに戦い、そしてともに理想の未来に辿り着こう!
では本日はこのへんで!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次週!
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