vol.1 会社の仲間と息子で拡張家族として、江田島でワーケーションをしてみた
はじめまして、キザッシャーズのスクリューです。キザッシャーズとは、とある企業で ”未来の兆しを発掘する” ミッションをもったリサーチ集団です。ここでは、新しい体験を通して得た兆しについて発信していきます。
今回は、徐々に広まりつつある「ワーケーション」を、会社の仲間3名と、私の息子ユート(小1)の4人チームで、つかの間の「拡張家族」として、2021年3月に、1週間ほど江田島で体験してきた内容をお届けします。
オンライン9割とオフライン1割の働き方に募る想い
私の会社は、コロナになってから、会社のリモートワークがあっという間に普及し、チームメンバーやプロジェクトメンバーとは、ほぼオンラインでプロジェクトが進行する様になりました。その様な変化に伴って、働き方についても、「もっと自由な場所で働けてもいいのでは?」「メンバーと一時的に集合して仕事をする機会があってもいいのでは?」と、新しい働き方を模索する様になりました。
よし、じゃあ新しい働き方をやってみて、どんな変化やキザシが得られるか考えようじゃないか!ということで、「離島で会社仲間と息子でワーケーション」をしてみることになりました。
江田島の「離島で素敵なワーケーションライフ」の写真に一瞬で魅了
さて、ワーケーションといっても、子ども(小1)は学校があるので、春休みを使ってワーケーションに挑んだわけですが、さて、どこでやろうかと。まず、島とかいいな~、島といえば瀬戸内海かな~、瀬戸内海といえば私の地元、広島も島が沢山あるよな~、と思いを巡らせ、Googleで「ワーケーション、広島」で検索してみると、フウド、という所がヒットしました。
フウドのサイトを見てみると、島で仕事スタイル、のめちゃくちゃ素敵な写真が載っており、ここに行ったら面白い体験ができそう、という直感から、早速、一緒に行く仲間に共有し、いいね!ということで江田島に決定しました。
事前準備は少しだけ...不安を抱えながらのスタート
まず、1週間江田島に行くということで、事前に現地のワーケーションを受け入れて下さるフウドやNORAさんと連絡をとりつつ、荷物、現地での子供の預け先、リサーチの計画などを準備しました。特に不安だったのが子どもの預け先です。子供がその土地や預け先にすぐに馴染めるのか、一緒に暮らすので、仕事の邪魔にならないか、そんな不安がありましたが、現地の方も、来てから決めてもらっても大丈夫ですよ~とカジュアルな感じだったので、とりあえず行ってみて色々現地で決めよう、とスタートしました。
私たちが主に拠点とした3つのコミュニティスペースをご紹介
私たちは、主に江田島の「NORA」「フウド」「と独楽舎(とこましゃ)」という3つの場所を拠点にしながらワーケーションを実施しました。それぞれの役割と特徴について少しご紹介したいと思います。
1.NORA
海と山に囲まれた1日1組限定の民宿です。ビジネスユースとして、ワーキングスペースを利用することもできます。そして、最近はCAFEもオープンした、ということで、色々な機能をもった民宿です。私たちはここに宿泊しながら、江田島の面白い場所や人と繋いでいただき、様々な体験をさせていただきました。
2.フウド
フウドは、交流スペース、コワーキングスペース、コミュニティカフェ、移住サポートセンターを備えています。新しいコミュニティースペースとして、面白い「モノ」「コト」「ヒト」に出会える場所としての、新しいスペースの形になっており、私達も子供と一緒にワーキングスペースを利用させて頂き、これからの江田島のわくわくする計画なども聞かせて頂きました。
3.と独楽舎(とこましゃ)
遊びと暮しが学びの『と独楽舎(とこましゃ)』では、子どもも大人も一緒になって、海で遊んだり、竹ですべり台を作ったり、魚を捌いてみたりと、様々な自然体験や田舎遊びができます。とにかくみんなでひたすら遊びます。今回、私の息子(ユート)もとこましゃさんに通い、はじめての遊び体験を通して、現地の小学生とお友達になることもでき、大変お世話になりました。
ワーケーションによる体験の感度
江田島でワーケーションをしてみたら、ワークもライフも高密度体験となり、”未来の兆し”を短期間で発掘することができました。
たった一週間、されど一週間。この期間はとにかく、リサーチについて、未来の兆しやテーマについて、生き方について、色々な情報を、とても濃厚な体験から取得できました。初めての土地でのワーケーション、チームと家族で体験、という少し非日常な世界として、自分自身の感度が上がっていた為に、捉えることができた情報が多かったのかもしれません。
そして、チームのつながり、新しいヒトとのつながり、現在と未来のつながりを強化できた期間でもありました。
次の章から、私たちがキャッチした”未来の兆し”をご紹介していきます
今回のワーケーションを通して、働き方、ウェルネス、地域と都心、家族、教育、などについて、新しい発見がありました。その種を、”未来の兆し”としてみなさんにお伝えし、今の常識やルールにとらわれない新しいサービスや体験を作るヒントになれば、と考えています。
キザッシャーズの自己紹介・ご相談について
ここまでご覧いただきありがとうございます。noteでは、主に自分たちが体験した新しい面白い体験から、”未来の兆し”をお伝えする記事を書いていきたいと思います。何かご相談などあればお気軽にご連絡ください。
kizassharz@gmail.com
メンバー紹介
スクリュー:新規事業やリサーチを主として活動しています。巻き込み型で様々な人や場所との出会いを大切に、新しいことをするのが大好きです。一児の母としての顔も持っています。
パッカー:UIUX・サービスデザインを経て、デザインの原動力の観察・洞察活動に注力中。フットワーク軽くをモットーに豊田の会社に出向した経験を持つ。まだ知らない世界に飛び込んでみたい、最近は野鳥観察にハマる。
ホッパー:新規事業創出やアイデア発想のツールや方法を考えてます。世の中のユニークな出来事を探索し、自ら体験してみることにしています。最近はいろんな場所で働いてみることを実践中です。
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