vol.2 子どもの未来はどう変わる?ワーケーションから得たキザシ
こんにちは、キザッシャーズのスクリューです。vol.1 会社の仲間と息子で拡張家族として、江田島でワーケーションをしてみた に引き続き、ワーケーションを子どもと体験した中で、子どもの世界は、未来はこうなるかも!?というキザシをご紹介していきます。
キザシ1.子どもの多拠点生活
”身体五感で感じる遊びを求めに、自然の多い地方に定期通いする子どもが現れる。遊びからの学びの効果が表面化し、学校や住居の形態が変わり始めるのではないだろうか”
都心の公園は、「ボール遊びはしないでください」「大きな声は出さないでください」など制約が厳しく、敷地も狭く、思いきり人目を気にせず遊ぶことができません。制約やルールの多い環境での、「してはいけない」ことによって、「子どもが本来できること、できる力」も狭めてしまっているのではないでしょうか。
江田島では、広大な敷地、海、山があり、敷地の境界がない所を思い切り走る、草や木や土など自然の素材しかない所で、創造して何かを作る、実験する。この様な五感をフルに使った遊びによって、子どもは沢山のことを吸収していきます。と独楽舎(とこましゃ)でも、竹の削り方から、生きる術を教えてもらいました。頭ではなく身体五感で感じる学びは、子どもも大人も必要不可欠になってくると思います。
自然との触れ合いから、学びの成長、心と身体の健康を保つことが求められ、それが日常になれば、住居や学校の形態も新しいカタチに変化していくのではないでしょうか。
キザシ2.子どもワーカーによる新価値観の導入
”属性や会社のくくりを超えて、期間限定で形成される実験的な変容チームで働く仕組みができれば、子どもも、新世代力を活かしながら多様なプロジェクトで貢献できるのではないだろうか”
今回は子供と一緒に会社のチームとして、拡張家族として過ごした訳だが、子どもがいることで発生した面白い人とのつながりや、チームのコミュニケーションの深まり、仕事の発見など得るものが多くありました。私たちがこれから開発するものは、未来の子供が使うものであり、今の最先端の感覚を持っているのは、子どもたちではないでしょうか。
これからは同じ目標を持っている会社の仲間や大人だけでなく、異なる最先端の感覚を持った子どもを、期間限定でチーム化することで、新しい機会創出や開発ができ、働き方自体も面白くなるかもしれません。
常に同じ世界の人といると、慣れあいや平均化が起きてしまします。その脱出から得る気づきも大切にし、新たなイノベーションを生み出すでしょう。
キザシ3.デジタル化による遊びの拡張
”デジタルネイティブは、リアルの世界で得た体験を超高速でデジタル化し、デジタルの世界でさらに遊びを拡張させていく。これからはリアルとデジタルを行き来しながら、より最適な遊び場を選択する様になるのかもしれない”
ワーケーションの帰宅時に面白いエピソードがありました。子供のゲームを覗いてみると、マインクラフト(自分で建物や景色を創れるゲーム)をやっていたので、「何か新しいの作ったの?」と聞いてみました。すると子供は、「これこれ、あったじゃん、海の前の」と。ん?え、この景色、もしかして「江田島でバーべーキューやった所?」と聞くと、「そうそう」と答えてきました。思い出が、帰りの新幹線でゲームに取り込まれていたのです。いつの間にか高速に、遊んだ思い出がデジタル化され、遊びが拡張されている。私はとても驚きながら、これから子供たちはリアルとデジタルで遊びつくし、その時の状況や環境によって、場所を選択していくんだな、と感じました。
子どもが大人になった時、どんな働き方、どんな環境、どんな社会になっているだろう
そんなことに思いをはせて、未来のキザシを書てみましたが、きっと、今にはない働き方や組織、そして今じゃ考えられない面白い生活をしているのではないでしょうか。学校も固定の場所ではなく、学び方も多様になり、友達も、離れていても近くにいても、オンラインの中だけの友達もできるでしょう。生きる選択肢や探求できることを見つけるために、大人としても、面白い、そして生きやすい未来社会になっていてほしい、その為に、今回感じたきざしから新しい価値を創っていきたいと思っています。
さて、次はパッカーにバトンタッチして未来のキザシをご紹介していきます。
キザッシャーズの自己紹介・ご相談について
ここまでご覧いただきありがとうございます。noteでは、主に自分たちが体験した新しい面白い体験から、”未来の兆し”をお伝えする記事を書いていきたいと思います。何かご相談などあればお気軽にご連絡ください。
kizassharz@gmail.com
メンバー紹介
スクリュー:新規事業やリサーチを主として活動しています。巻き込み型で様々な人や場所との出会いを大切に、新しいことをするのが大好きです。一児の母としての顔も持っています。
パッカー:UIUX・サービスデザインを経て、デザインの原動力の観察・洞察活動に注力中。フットワーク軽くをモットーに豊田の会社に出向した経験を持つ。まだ知らない世界に飛び込んでみたい、最近は野鳥観察にハマる。
ホッパー:新規事業創出やアイデア発想のツールや方法を考えてます。世の中のユニークな出来事を探索し、自ら体験してみることにしています。最近はいろんな場所で働いてみることを実践中です。
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