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【開催報告】2022年10月9日に、BEAU LABO 第11期 オリエンテーションを開催しました! - Inside BEAU Op.166

皆さま、新年あけましておめでとうございます!
本年もより良い学びの環境を作るべく、奔走してまいります。
本日より、BEAU LABO 第11期の開催報告の記事を公開していきます。

こちらの記事は、2022年10月9日に開催した地域密着型探究学習プログラム
『BEAU LABO』
第11期生 オリエンテーションに関しての記事です。

BEAU LABO 第11期 が10月9日からスタートしました!

BEAU LABOとは?

BEAU LABO は、高校生の知的好奇心をリミッター無く追求することができる社会の実験室(ラボ)として、2020年1月からスタートした3か月間の「地域密着型探究学習プログラム」です。学校や学年の垣根を超えて集まる100人近くの高校生が、興味関心のある分野の「ラボ」に分かれて、開催地域(福井県・京都府)で活躍する企業や専門家、そして全国各地の大学生らと共に探究学習していきます。
コロナ禍により第2期からオンライン開催となり、2022年7月からの第10期までで、累計 857名が全国各地から参加しました。

今期から、京都 BEAU LABO がスタート!

BEAU LABO 第11期からは、京都BEAU LABOを開催します。新たに、海の京都エリア(京都府北部7市町)において、観光地域づくりに取り組む海の京都DMOとこれからの観光のあり方や観光を軸とした地域づくりについて学ぶ「観光まちづくりラボ(提携:海の京都DMO)」を開設しました。今後、「観光まちづくりラボ」をはじめとして様々な分野において地域社会と高校生との関わりを増やします。京都府北部地域を中心に提携する企業を募り、開催する分野領域を拡大していく予定です。

福井BEAU LABO のラボも開催中!

福井 BEAU LABOの「ラボ」ラインナップは、「地域経済ラボ(提携:ラブリーパートナー エルパ)」「地域コミュニティラボ(提携:ラブリーパートナー エルパ)」「観光まちづくりラボ(提携:あわら市観光協会)」「農業ラボ(提携:自然栽培実践塾@鯖江)」「メディアラボ(提携:福井新聞社)」「医療福祉ラボ(提携:医療法人社団オレンジ)」「地域政治ラボ」「国際問題ラボ」「教育ラボ(提携:一般社団法人BEAU)」の9個です。

第11期の活動期間は、2022年10月~12月となっています。


オリエンテーションとは?

オリエンテーションは、BEAU LABO の一番最初のコンテンツです。
BEAU LABOでの活動や基調講演で本質的な「学び」の理解を深め、心の持ち方や意識することなどのマインドを整え気持ちを高め合います。また、ディレクター、高校生と高校生の顔合わせも実施します。そして、活動にあたり必要な情報の確認、ツールの使用方法についてのレクチャーを行います。

当日のコンテンツ詳細(タイムスケジュール)

15:00〜15:10   オープニング
15:10〜15:35    BEAU LABOとは?
15:35〜16:10    基調講演
16:10〜16:15    フォトセッション
16:15〜17:00    ラボ別ミーティング
17:00〜    フリートーク/質問等

今後のスケジュール

各ラボでのキックオフミーティング、目標設定ミーティングを踏まえて11月13日に
行われる中間プレゼンに向かいます。その後、中間プレゼンでのフィードバックを踏まえリフレクションを行い最終プレゼンテーションの準備を行なっていきます。


今回のゲストは、株式会社応用芸術研究所 取締役 西馬晋也様にお越しいただきました!

西馬晋也 様の紹介

西馬晋也
京都府出身。大学では美術を学び、卒業後は東京の紙商社にてデザイナーとして勤務。退職後、鯖江に本社がある応用芸術研究所に合流し、学生を巻き込みながら活動する河和田アートキャンプの事務局として、主に大学生と地域をつなぐコーディネーターとしてまちづくりの仕事に関わる。現在は応用芸術研究所の取締役として、まちづくり・デザイン・教育など多方面で活動中。

当日のお話

西馬様には、幼少期から現在に至るまでの話や活動していく中で意識していたり大切にしている点を伺いました。その中で、「とりあえずやってみることを大切に」というキーワードが印象に残りました。大人はなんだかの経験をしているので、出てくるものをうまいこと使ってもらう。学生はやりたいことや今の時代のアイデアや発想を活かしてもらう。今の時代若い人が発想することこそが正義だと感じているとおっしゃっていました。また、学校の勉強とは違う角度で少し自分とかすっている部分を挑戦することで楽しい。やって成功するか、失敗するかやってみるとわかる。とにかくかすりに行き、枝葉を見つけるかを大切にしてほしいそうです。


オリエンテーションに参加して、高校生や大学生からの意気込みや感想をご紹介します!

基調講演の感想

今まで挑戦することが全然できなかったけれど講演の話を聞いてバカになってやってみることが大事と言う話を聞いて今後に活かしたいです!!

様々な経験をして、面白いバックグラウンドのある方だなと思いました。
今回の活動を通してかすってて、自分が面白いと感じるものを見つけていきたいと思います!

少しの風でも感じたらやってみて、失敗・成功することがやりたいことに繋がるかもしれないことが分かった。僕は風を感じることが少ない方で今やっていることに全力でやっていくタイプだと思っているので、たまには少しの風に敏感になって
色んなことに挑戦していきたいです。

ラボ生の今後への意気込み

同じ分野に興味のある同じラボの子たちと、たくさんコミュニケーションを取りながら、自分の好奇心を探求し、将来やりたいことを見つけるきっかけに
したいです。

私自身緊張しやすくて、なかなか自分から発言出来ないことが多いのですが、
そんな自分を少しずつ変えていけれるように積極的に参加して頑張りたいです!!

何でもかんでも自分がまだしたことがないことに飛び込んでいきたいです!

BEAU LABO 第11期に対する思い

BEAU LABO 第11期がはじまり、BEAU LABO にとっては新しいステージが始まったと自分自身では考えております。2020年の第1期の時と比べ、社会情勢が変わったことはもちろんですが、ほとんどの高校生が学校でも「探究」という言葉に必ずと言っていいほど触れるようになってきました。

だからこそ、BEAU LABO の重要性が大きくなってきたと私としては考えています。どんな境遇でも、自分自身の好奇心を追求できる。そんな場所を一歩ずつ一歩ずつ作っていきたいと思います。

初期で立ち上げたメンバーからは変わり、学生パートナーはラボの卒業生の子たちが増えてきたり、「何事も楽しみ、面白がって、自分の興味のあることにどんどんはまっていく。」そんなドキドキ、ワクワクの心の大切さをBEAU LABO を通して、関わる高校生・大学生・大人の人たちが全員、持てるような学びの場所にしていきたいと思います。

コメント:BEAU LABO チーフディレクター 田川裕大
※2022年10月時点でのコメントです。

執筆 / 編集(一般社団法人BEAU)
執筆:吉田 彩乃(よしだ・あやの)
編集:田川 裕大(たがわ・ゆうた)

※こちらの記事は、2022年10月の内容を記載しております。


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