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適当ではなく計画的に!! No.1122

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2024年1月29日 「DayOne日記」No.1122
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ここ最近、
ドラッカーの文章が
自分にとって芯を捉えることが
増えています。

読んでいる本は、365の金言です。

何よりも、
以前読んだ時には全く反応しなかった文章が
改めて読むことで
気づかされることが多いのです。

だからこそ、
何度も読むべき本だもいえます。

ただ、読む時には
相当の認知コストを払うので、
読むのは早朝と決めています。

仕事終わりに読んでも
疲れていて頭に入らないので…。

今日の文章は、以下です。

ーーーーーーー

起業家精神をテーマにしたセミナーで
心理学者たちが発言していた。

意見の対立はあったが、
起業家精神がリスク志向であることに
異論はなかった。

最後にある起業家が
コメントを求められた。

「皆さんの話に、戸惑っています。

 私はいわゆる起業家的な人には
 会ったことがありません。

 成功した人たちに共通点は1つ、
 すなわち、リスクをおかさないということです。 

 彼らはみな、リスクを明らかにし、
 それを最小限にしようとしていました。

 そうでなければ、
 成功はおぼつかなかったでしょう」

これは、私の経験とも合致する。

企業家として成功した人を
大勢知っているが、リスク志向の人はいなかった。

イノベーションを成功させる人たちは、
リスクを求めて飛び出すよりも、
時間をかけてキャッシュフローを調べる。

リスク志向ではない。
機会志向である。

ーーーーーーー

これを読むと、
起業家の方々は、リスク志向というよりも
保守的で機会志向。

起業するというのは、
何となく博打に近いイメージがあったりします。

そこから、
リスク志向の発想もありそうですが、
実はきちんと成功されている人は
むしろ、しっかりと準備して臨む方々であり
石橋をできるだけ叩いて渡る人達。

だからこそ、
失敗しても損失は限定的に
致命的にならない。

確かに成功された方々の自伝を読むと
皆、「えいやー」ではなく、しっかりと計画して
準備されているのです。

そして、
この「きちんと準備をする」というのは
個人的に仕事ができる人も
同じ志向だと感じる部分が多いのです。

仕事の中でも
誰かに営業したりプレゼンしたりする場合も
仕事のできる人は、出たとこ勝負ではない。

しっかりと、聞かれそうなところ、
説明の仕方、商品理解を徹底的に調べ
シミュレーションしている。

つまり、
しっかりと自分のできる事は
全て準備しているのです。

これって、
ある意味で、リスク対策になるのです。

つまり、それだけ保守的。
でも、それだけ保守的に準備するから
成功するともいえるのです。

適当にやらず、きちんと計画している。

つまり、
リスク量をいかに小さくするのか?
そこに時間をかけて調べ準備できる人。

これが大事になる、ということ。

地道なことかも知れませんが、
それが実態なのです。

私のような凡人であれば
なおさら、仕事において準備しないと
間違いなく致命的になる、ということ。

こういう裏の仕組みを
きちんと理解すれば、やらない手はない。

むしろ、やらないと成果にならない。
とすら言えます。

だから、どんな仕事でも準備する。
これは、とても大事な思考であり志向だと
感じる今日この頃です。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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