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「引き際」という意思決定基準も意識する No.789

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2023年3月2日 「DAYONE日記」No.789
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日は、「引き際」の大切さを
感じた日でした。

それは、
仕事でも恋愛でも「引き際」という言葉が
出てくる場面があるはずです。

例えば、仕事でいえば
新しい商品やサービスを始める時です。

「開始する」という時は、
とても前向きで期待値も高まることから
決断しやすいです。
(当然ケースバイケースですが…)

ただ、実際にやってみると
その新しい商品やサービスが不採算であったり
思ってる以上に効果が出ない場合、
「やめる」という選択肢を迫られたりします。

ただ、それを決めるのが難しいのです。

特に、
微妙な成果が一応出ている場合は
なおさらです…。

微妙に成果が出ていることに加え、

「まだテコ入れすれば
 どうにかなるかもしれない」

という思考が働いたり、

「ここまで努力してやってきたから
 後には引けない…」

という思考が働いてしまうのでしょう。
努力が無駄に感じてしまうような思考。

それらが相まって、
「引き際」を見余ってしまうという事です。

新商品でも不採算なら
業績に影響及ぼしかねないです。

もしかしたら、企業の存続を賭けた
一大プロジェクトであれば、尚更です。

また、男女の関係も
年齢的な部分も含めて結婚を考えたりすると
ずっとカップルではいられない場合もあります。

結婚するかどうかの見極めが必要であり
もし片方にその気がないなら、
「引き際」も考えておく必要があるという事。

では、「引き際」をどのように決めるのか?
という事になってきます。

それは、「やめる」ための
前提条件を事前に決めておくという事です。

例えば、
新商品の前提条件であれば
こんな感じです。

販売期間6カ月間。
売上〇〇円以下(累計)であれば
そこで継続するかどうか
判断するタイミング(意思決定)を持つ。

もしくは、

年間の売上が〇〇円以下になら撤退する。

という事を
決めておくという事です。

大事な事は、
意思決定が遅れたせいで、時間やコスト面に
ロスが発生する事です。

もっと早く意思決定していれば、
リソースを別に事業に投資できたかも知れない。
また、それまでの時間も無駄に
費やしてしまう可能性があるという事です。

だから、大事な事は
何かを立ち上げるという時は、
撤退するシナリオ(引き際)も
想定しておく事。

いや、決めておくという事です。

それが、
実は全体最適になるのかも知れません。

だから、意思決定も迅速にできるはず。

これは、企業の話ですが
個人にも言えることです。

大事な事は、常に正しく判断をできるように
自分なりの条件を持っておくという事です。

自分なりに考えてみると、
何となく始めたけど、辞め時が分からず
ダラダラ続けている事はないでしょうか?

その時に、なぜやっているのかと
どういう条件であれば、やめるのかを
考えてみるという事をおすすめします。

やっぱり、いかに「引き際」を
迅速に判断・決断できるか、それが大事ですね。

そうする事で、認知も奪われず
無駄な時間も減るはず。

始める事と同じようにやめる事も
意思決定として、基準を持ちたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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