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「お客様起点」と「商品・サービス起点」No.747

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2023年1月19日 「DAYONE日記」No.747
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

昨日、部下のA君との
1on1ミーティングをしました。

私の方から
最近のトピックスを聞くと、
A君が答えました。

「絶好調です!!
 今、仕事が楽しいです!!
 当分ここにいたいので、
 よろしくお願いします」

という返事があったのです。
本当に気持ち良い返事に嬉しくなりました。

本当に今の仕事が好きなんだろうと
いう事が伝わってきたのです。

そもそも、
自分の仕事が好きと胸張っていえる人は
どれくらいいるのでしょうか?

かなりA君は希少種ではないかと思いますww

そこで、
私から「仕事の何が楽しいのか?」を
聞いてみると…

「やっぱり、
 ガチンコ営業じゃないですかね?

 営業現場にいると、
 目標とかノルマがあるので
 どうしても商品やサービス売りに
 なってしまいがち…。

 でも、ここ(本部営業)は
 お客様に向き合い、お客様の求めているものを
 提案・提供できる。

 これは、まさにお客様とのガチンコ営業。
 だから、楽しいです!!

 正直、お客様からどんな宿題をもらうか
 分かりません。

 でも、未知なものが、不安であり
 また、期待にもなるのです。

 とにかく今はそのガチンコ営業を
 楽しめているので、有難いです」

という言葉を嬉しそうに語ってくれたのです。

本当に
「今の仕事が好きなんだろうなぁ」という事が
伝わってきます。

今回のA君の話をまとめると…

本当の意味で「お客様を起点とした営業」が
できているという事。

むしろ、
現場は業績やノルマの関係もあり
「商品・サービスを起点とした営業」に
なってしまっている場合もあるという事。

これを考えると
ある事に気づけたのです。

それは、
今回のA君とのミーティングで
私は自分起点になっていたのです。

それは、自分の中で無意識に
上司である自分がA君に対して
何か良いアドバイスや役に立つことを
言わなければならないと
思い込んでいた節があるのです。

この考え方は自分都合であり
先程の営業で「商品・サービス起点」と
同じです。

よくよく考えると、
別に今のA君にとって、アドバイス等は
不必要なのかも知れません。

大事なことは、
A君の話に傾聴する事。
そして、その中で悩みや課題があれば
一緒に考えてあげる。
その姿勢で良いのではないかと思います。

これこそ、
「お客様起点」だとも言えるのです。

そんなことを思うと、
自分の行動も無意識のうちに
自分都合になっている可能性が
あるのです。

それは、肩書きや立場というものが
そうさせている部分もあるのでは?

だからこそ、
今一度立ち止まって考えてみる必要があると
思うのです。

「自分のやろうとしている事は
 本当に相手のためになっているのか?」

それを確認する必要があると感じたのです。

だから、
面談も自分が主役ではなく相手が主役。
それを忘れてはならないと再認識できました。

聞きたくもないアドバイスをしてしまうと
むしろ、相手の心は閉ざしてしまう可能性も…。
自分の話を聞いてもらえないと…。

大事な事は、
「相手目線・お客様目線」。

そういうことを忘れずに
日々、日常の中から相手の話を聞くという事。

特に、
ミーティングや悩み相談の場では
「主役は相手」だと強い意識しながら
取り組んでいきたいものです。

ためになるミーティングでした。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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