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京都市で学費が最も光っている場所

 2022年12月24日(土)。12時21分。クリスマスイブ。休日とクリスマスイブが重なるのって最高じゃないですか。数学が苦手なので、パッと休日とクリスマスイブが重なるのは何年に一回なのか分かりませんが、若い大学生くらいの人達はとても都合がいいんじゃないのですか。コロナに気を付けながらクリスマスパーティーを行いましょう。

 一人暮らしでやれることはやっておきましょう。私はやれなかったので、今、学生の人は何もかも忘れてはしゃいじゃいましょう。マスクをして。

 クリスマス、と言えば、同志社大学今出川キャンパスでは恐らく京都市で一番大きなクリスマスツリーがでかでか、てかてかと輝いていると思いますが、学生時代、皮肉で孤独でツイッターでぼそぼそつぶやくような、超個人主義の人間だったために、「学費が光ってるのん!」とかつぶやくことはありませんでしたが(当時は自分が同志社大学にいることをSNSとかで明かしていなかったので)、でかでかと光るクリスマスツリーを見るたびに「学費が光ってるのん!」と心の中では思っていました。夜行性だったし、夜の授業を多くとってたし、フランス語がいつもピンチなくらいに短文が覚えられなかったので、夜の22時の閉館ぎりぎりまで図書館にこもってフランス語の勉強をしていました。「日本の語学の教え方は絶対に間違っているのん! こんなんでフランス語が話せるようになるわけがないのん……。日本語訳をフランス語初心者に自分でやらせて、フランス語の短文を丸暗記するのは一体なんの役に立つのん……。覚えられないのん。苦しいのん。ルーズリーフに書きなぐっても全然覚えられないのん。それより実用的な、フランス語の単語を覚えるような語学の教え方に変わってほしいのん。日本語で五段活用を意識しながら話している日本人を見たことがないのん。……いや、ひとりだけいたのん。東大に行った理系の同級生が『『蹴る』の命令形は『蹴ろ』でなくて『蹴れ』なんだけどな……』とか言ってて、頭良い人も凡人との違いに苦労するのんな、とか思っていたのん。その人のツイッターは刺激的で面白かったのん」

 とまあ。

 同志社大学のクリスマスツリーは凄くはないけど、でかいですよ。京都市にこんなもん立てていいのかと、疑問に思いますが、まず京都市の、中庭があり、奥に長い長屋のような建物が多くある中で、突然にレンガ造りの巨大な建物群が立ち並ぶ同志社大学の建物自体、「京都の文化への挑戦」みたいな感じには映りますが。作家の平野啓一郎さんが高校の教科書に書いてあった通り、「京都市は風景が変わり続ける運命にある都市で、日本的な風景を破壊するような京都市の建物に対して『けしからん』と言う人は、京都市の本質や歴史を知らない人が口にするセリフだ」(引用ママではありません)みたいなことを仰っていたので、同志社大学今出川キャンパスもその類には入るのかなとか思いました。

 なんだかんだ。重要文化財に登録されていたりして。重要文化財の中で平面幾何の問題とか解いていたなあとか思い出します。クラーク記念館ですね。あのとがった塔の上からある女性が飛び降り自殺する、みたいな小説を学生時代に書いていましたが、まあ、カクヨムに残していたっけ。分かりませんが、神崎法子という人が飛び降りるところからお話のスタートは始まります。ちなみに神崎法子という名前は神学部と法学部の頭文字から取っています。『【小説】例え雨が放射状に降ったとしても。』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16816927861356811330)に出てくる心音こころねけい』くんと言う人も、心理学部と経済学部の頭文字から取っています。決して中二病的な名前を付けたくて付けたわけではないことをここに告白しておきます。

 どうでもいいかもしれませんが。

 どうして同志社大学のことをこんなに話しているのか。

 今日の話をしなさい。今日の話を。

 はい。こんにちは。井上和音です。こんな風に、名前をひねったりひねらなかったりしているのですが、まあ、なんか、「登場人物の名前ってひねらないと覚えられないよね!」みたいな感じで付けています。だから登場人物の名前を付けることに非常に神経質になっています。逆に言えば、登場人物の名前が「このひねりはとても面白いのではないのか!?」とか思っちゃった場合には、その登場人物を出さずにはおられなくなり、「アイデアがもったいない」みたいな感情になり、大抵物語というか、駄文のようなものでも続けざるを得ない状況に追い込まれます。『井上和音』くんとか。なんか、3ひねりあるらしいですが、結局この名前を捨てることはできませんでした。結局統合失調症になっても、『井上和音』くんの呪いからは解き放たれることがありませんでした。ひねりがあって、実在にいそうな名前って滅多に思い付くことはないので、『井上和音』くんは大事にしたいと思っています。

 はい。クリスマスイブですね。耳鼻科に行きました。コロナ真っ盛りなので、アレルギー薬を取りに行くだけの予定でしたが、18人待ちとかで諦めました。駐車場にも異常に車が多く、道端に止めている車もいましたが、あれってどう考えても迷惑駐車すぎるのでは。と思ってしまいましたが、まあ、他の人が考えることはよく分かりません。

 帰りにケーキとノンアルコールのシャンパンを買って帰りました。親から「ケーキは高いぞ」と言われていてその後、揶揄やゆで、「金持っとるもんには関係ないか」と言われてしまい、「(いつも手取りとかちゃんと見せているのにこの親は一体何を言っているんだ)」とも思いましたが、まあ、家族全員分ケーキは買ってきました。全国展開のお菓子屋さんだったために、そこまで高い出費では無かったように思います。あと、チキンがあれば完璧なのかもしれませんが、今夜の晩ご飯は鍋だそうです。残念! 鍋を作ってくれるだけでも親には感謝しなければいけませんね。本当に感謝しています。

 せっかくクリスマスイブで暇なので、『聖書スタディ版』でも読もうかなとか思います。なんでこんな本を持っているの。という感じですが、たまには開いて読みましょう。暇なので。

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