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ゲームはお好きですか。私は大の苦手です。麻雀もチェスも囲碁もルールすら分かりませんでした。

──『ルールを理解できなければ負けていても負けたと気付かないから、ただの勝ち組。』──
☆☆☆

 2023年9月16日(土)。17時43分。

 自分が馬鹿だということを改めて思い知った一日となりました。

 こんにちは。井上和音です。

 精神科閉鎖病棟に京都と熊本と共通してある遊具というのが麻雀マージャンでした。麻雀はやったことがなかったのですが、YouTube動画の『ツモルマサル』という動画を観て、麻雀もやってみたいなあと思いまして、今日一日だけ学ぶことにしました。

 アカギという漫画を一冊目だけ買いました。麻雀について知識を付けようと買いましたが読んでみてもちんぷんかんぷんでした。何がすごくて何が凄くないのかも分かりませんでした。

 一通り、麻雀のブログなどを読んでみて、スマホアプリの雀魂じゃんたまをやってみました。なんと初心者クラスでは一度卓上では優勝してしまい、レベルが次の段階へと向かいました。

 しかしながら、多分、初心者でも一度は勝てる要素が仕組まれているのでしょう。それ以降は一切勝つことがありませんでした。賭博は禁止されているのが日本の法律ですが、もしもお金を賭けていたらいつの間にか自分の気付かぬうちに大金を支払って終わっていたでしょう。

 そもそもの。やってみての感想は麻雀の何が楽しいのかが分かりませんでした。いつのまにやら役満が揃っていてどういう裏ワザをやったらロンまでいけるのか自体もよく分かっていません。ポン・カン・チーって何。そもそもの、大学受験期に親がポン・カン・キン大学とか言って日本有数の私立大学を馬鹿にしていた語源は麻雀だったのかと今さら知りました。親の世代の人なら全員麻雀の知識くらいはあるのが常識らしいです。やっているのを見たことはありません。ゲームの名が付くものに関しては勝てる要素が一つもないので非常に腹が立ちます。親にではなく、自分に対して腹が立ちます。麻雀だって理解すれば面白いゲームのはずなのでね。……面白いゲームなのでしょうか。理解し終わった後に「実はたいして面白いゲームでも無かった」と分かることもあるのかもしれません。

 麻雀にハマるのは良くないよという人もいるかもしれませんが、自分の場合は友人から無理矢理にでも卓を囲んでやらなければハマることは無いかと思います。

 オセロゲームですらハマることはありませんし。将棋も特にはハマりません。囲碁に関してはルールが分かりません。チェスも分からない。バックギャモンとかも分からない。ソリティアは分かりますが、コンピュータが出してくるソリティアの問題と、現実のトランプでやる本物のソリティアではコンピュータがあえて難しくしてくるところが、また人間を馬鹿にしているような気分にさせてくれてまた面白くないです。

 最近ではPokémonSleepにはまっています。長時間睡眠と、勝ちそうなポケモンを育成さえすれば後は勝手に勝っていくゲームだからです。頭の良さは一切必要なし。それで優越感を得られるゲームってPokémonSleepくらいのものではないのでしょうか。

 雀魂していてストレスしか溜まってないですね。パズドラも難しいし。モンストは馬鹿らしいし。PokémonGOはひきこもりには無縁のゲームだし。そもそもゲームなのかは謎です。 #コンパス戦闘摂理解析システム というルールが単純なゲームですら難しく感じます。そういえばマリオカートのアプリも難しくてすぐにやめました。リズムゲームのグルーブコースターも難しくてやめました。

 ポケモンカードゲームは鑑賞だけでゲームに参加するのはやめておいたほうが良さそうです。自分が馬鹿なのがバレてしまいますね。

 ゲームをしても無意味という究極的に言えばその通りの理論も、ゲームに勝てる人が提唱するならみんな納得するわけです。ゲームに負けまくりの人間が言ったところでただの負け惜しみでしかありません。

 頭が良くなる方法を誰か教えてくださいな。耳鼻科に行って鼻の通りを良くして、夜もしっかり寝て、朝からコンサータ錠を飲んでこれ以上に頭を良くする方法はないくらいまで良くしているはずなのに、ゲームでは全然勝てません。ゲームで全然勝てないから諦めることを美徳としているのでしょうか。

 そもそもの、将棋でじゃあ強くなろうよとなったらまずは詰将棋問題を徹底的に暗記しないと勝てるパターンに持って行けません。将棋は詰将棋だけが醍醐味だよという人も居るのかもしれません。詰将棋をやったことのない人が王手を掛けるのは結構難しいですし。

 大学時代の一人暮らし、ないしは浪人時代の寮暮らしの頃は一人で数独パズルをやっていました。結局数独パズルも、難しく数字を埋めていく際に複数の選択肢が現れる問題では背理法が用いられます。結局ここに3を入れて進んでみたら矛盾が生じたので3ではありませんでしたという感じですね。しかし、用いる思考法は背理法だけなので簡単と言えば簡単です。ただの作業になっていき、パズル要素は消えていきます。大学時代の一人暮らしの頃は暇つぶしにやっていました。今思えば何のためにやっていたのでしょうか。

 大抵のボードゲームってそんなものなのかもしれません。京都大学医学部附属病院の閉鎖病棟に居た頃は、トランプをみんなでやろうにも、大富豪のルールが分かっていないおばあちゃんなどは、やっているように見えてゲームの面白さは全く感じ取っていなかったのでしょう。今の私の麻雀と同じような感じですかね。

 本当に面白いゲームってどこにあるのでしょうかね。小説の執筆でしょうか。勝手に思い付く場面を文字でなんとか表現するゲームのことらしいですが、続けていくことに醍醐味があるらしいです。なんか続けていったら最初は思ってもみなかった化学反応が見られて、自分でもびっくりするところが面白いそうです。小説の執筆というゲームはただ日常の単語を掻き集めるのがゲームの上達のコツらしいですが、なかなか難しいですね。お金もかかりますし。

 人生というゲームはやらないほうがいいらしいです。人生をゲームにしたら最悪死ぬらしいので気を付けたほうがいいです。私はゲームが苦手だと気が付いた暇な土曜日の夕方のことでした。

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