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ネガティブにならないためには?→他人に自分の人生を委ねない

僕はもともとネガティブな人間だ。

なのでちょっとしたことで自己否定的な感情に陥るのだが、そうならないための対処法をいろいろと試してきた。例えば、「自己肯定感を高める」というのはそのひとつだろう。

自己肯定感を高めるためには、仕事、恋愛、人間関係の3つを好転させればいいと思っている。

だが、実は自己肯定感だけでは不十分だ。

仕事がうまくいっているが、あの人と比べるとステータスも収入も全然足りていない。
恋人がいても、恋人からの好意が自分よりも低く、恋人のちょっとした言動で落ち込む。
友人が多くても、自分が思っているほど、相手が自分のことを仲の良い友人と思っていない。

こうした状態は誰にでも起こりうる。どれだけ上記がうまくいったとしてもだ。そしてひとつでもこのような状態になれば、自己肯定感は一気に地に落ちる。

なぜこんなことが起こるのか。

それは、他人に自分の人生を委ねているからだ。

他人に自分の人生を委ねたらどうなる?

例えば、仕事。ステータスも収入も上を見ればいくらでも上がいる。他人と比較して成功・失敗を決めている限り、どこまでいっても「あの人に比べたら俺なんて……」となる可能性はなくならない。

恋愛や人間関係においても、他人の好意や反応を期待していると、望んだ好意や反応でなかった場合、一瞬でネガティブに陥ってしまう。

他人に人生を委ねるということは、他人が基準になっているということであり、他人に依存しているということになる。

だから、他人に人生を委ねてはならない。他人という外部要因で決まるようなことは人生からできるだけ除外していく必要がある。

とはいえ、他人と深く関わらないようにしよう、ということではない。当然ながら他人と深い関係性を築くことは人生において必要だ。特に愛を築き、家族を築いていく上では。

あえて言うならば、他人と自分本位で関わろう、ということになる。

仕事においては他人基準ではなく、自分基準で関わっていくこと。

恋愛や人間関係においては、自分に合うタイプの人と関わること、自分のしたいを大事にすることを意識していきたい。

ただ、自分に合うタイプの人とうまくいかない、うまくいかなくなる、ということは当然あり得る。そうなったとき、やはりネガティブに陥るだろうが、それに対する答えは正直なところ見つからない。

人間とはそういうものだ、と思うしかないのかもしれない。最終的には、ぼんやりとした諦めを持つしかないのかもしれない。

そうなると結局ネガティブに陥ることになるのだが、少なくとも他人に人生を委ねた場合の反動に比べると、それよりはましな地獄なはずだ。


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