【簡単楽々】必要な書類は1枚だけ! ~「ふるさと納税」手続きガイド~
唐突に財テクっぽい記事書いてます。実は、、、猟師兼ラーメン屋は諦めてFP(ファイナンシャル・プランナー)目指すんだ!・・・ってワケではありません。
コトの発端はこちら↓↓↓
現在、「猪骨ラーメン店開業」へ向けての資金の一部を、皆さまのご寄付にお願いできればと、ガバメントクラウドファンディングなるものに挑戦中なのです。(~10月31日まで)
が、この仕組みがヒジョーにわかりにくい、と不況を買っておりましたので「実は簡単にできるんですよ~」ということを改めて解説いたします。
一言で言うと、これは「ふるさと納税」の仕組みを使っているのです。
え、納税?? 税金のことはよくわからないよ!というのもごもっとも。 「税金」なんてサラリーマンの方からすれば、『給料から勝手に引かれていくおカネ』『家とか車買ったら取られるヤツ』くらいなイメージしかないですよね。なので、今回は細かい点はさて置き、分かりやすい表現でシンプルにご説明します。
「ふるさと納税」とは?
ふるさと納税とは、「誰でも」「全国どこの自治体にも」寄付できる制度。名前に「納税」……と書いてありますが、行為としては「寄付」。自治体に寄付したら、その寄付金額が「翌年自分が払うべき税金」から引かれるだけです。
ただ、諸々の手続のために「手数料2000円」がかかります。ということで、税金から引かれるのは「寄付額-2000円」になります。
例えば、1万円寄付したら引かれる額は【1万円-2000円=8000円】、5万円寄付したら【5万円-2000円=4万8000円】ですね。
なので、猪骨ラーメンのクラウドファンディングでは、「1万円寄付しても、10万円寄付しても、2000円の負担ですみます」という表現をしていたのです。もちろん、上限はありますよー。目安は今年の年収です。200万円なのか、1億円なのか、、、上限額額が気になる方はコチラをどうぞ。(^^;
さらに、2,000円以上の「お礼の品」がもらえる場合が多いので、損をするということはほぼありません。何より自分の税金の行き先を指定できるのは嬉しいですよね。
では、手続きは・・・?
でも、何か役所のことだから書類とか手続きとかメンドクサイんじゃ・・・、という方にも朗報です!3年前から超カンタンになってます(^o^)/
折角なので(宣伝も兼ねて)今回のプロジェクトページで実際にやり方を見てみましょう! まず、「このプロジェクトに参加」をクリックします。
そして、特に会員登録する必要が無ければ「会員登録しないで進む」をポチッ
あとは、住所・氏名・連絡先を記入いただいて、寄付額・お礼の品を選んでください。自己負担が2,000円負担で済む寄付額の目安は、年収200万円・独身なら「15,000円」、年収500万・配偶者&子1人なら「40,000円」くらいです。詳しく計算したい方はコチラ→(https://www.furusato-tax.jp/example.html )
なお、決済方法はクレジットカードのみとなってますので、ご注意ください。
そして、最も重要なポイントです!
サラリーマンの方は必ず『寄附金税額控除に係る申告特例申請書を要望する』にチェックを入れてください!
このポチッと一つでサラリーマンの皆様は確定申告というややこしい作業を回避することができるのです。これが3年前から始まった超カンタンシステムなのです。( ̄ー ̄☆キラーン!
あとは、数日後に今治市役所から書類が届きますので、それに署名して返送するだけです。たぶん5分もかかりません。 まず、↓↓↓日付を入れて、署名・捺印、マイナンバーを記入します。
あとは↓↓↓2箇所をチェックするのみ!
この用紙の右半分は引越しでもしない限り特に必要が無いので、切り取って退けておきましょう。 あとは、今治市役所に郵送したら「ふるさと納税」は完了です! (郵送先:〒794-8511今治市別名町1-4-1 今治市役所 市民税課)
他のややこしい作業は市役所・税務署が勝手にやってくれますので、ご寄付いただいた皆さまのやることは特にありません。ごゆるりとお礼の品の到着をお待ちください。
如何でしょうか?思っていたよりもカンタンじゃなかったですか?
<補足>
『カード決済&書類1枚の郵送』で完結しちゃいますので、○mazonで買い物して、レビュー書くのと、手間はそう変わりません。
これは、初めて「ふるさと納税」を行なう方のハードルを下げるために2014年4月から始まった「ワンストップ特例制度」(上記の書類1枚郵送すれば済むヤツ)のおかげです。税務署に行って相談し、確定申告するというのは、やはり面倒ですので、その手間を見事に省いてくれました。
ちなみに、普段から確定申告しなくてはならない人(自営や年収2000万円以上など)や6箇所以上の自治体に分散寄付したりする人はこの制度は使えませんので、確定申告の際に、ふるさと納税の記入欄がありますので、後ほど送られてくる「寄付金受領証明書」を添えて他の経費とは別に処理してください。
やり方がわかって安心したところで、手始めに、今回の『猪骨ラーメンの開業プロジェクト』にご寄付いただけたりすると嬉しいです(^^;
<最後に>
今回の私の件に限らず、「ふるさと納税」は是非とも皆さまフル活用してください。納税額の1~2割が皆さまの意思で用途を指定でき、なおかつ、お礼の品も貰えるお得な制度です。
また、税金からは逃れることはできません。生きている限り何らかの形で納税の義務は負うことになります。その一部だけでも「自分がいいと思える取り組み」に使われるようにしていきましょう。政治家や役人は優秀で万能な方ばかり、と信じて任せるのは・・・(※以下、自粛します)
都市部の方は応援したい地方に、地方の方は住んでる地域におカネが落ちるより良い取り組みに、是非是非ふるさと納税をご活用ください。
特にお礼の品を出品している事業者の方や、そのお知り合いの方は、ご自身の税金で身近な人を応援できたりもしますので、いろんなカタチの使い方を試してみるのも面白いかと思います。
もしまだ「ココがよく分からない」「この点が不安~」なんかありましたらコメントください。税理士ではありませんので、細々とした計算は無理ですが、大体のことでよければ回答させていただきますので~(^o^)/
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