音楽と凡人#10 "進路選択、本との出会い"
私は国語という教科が嫌いだった。その理由は問題に対する解答が明確でなかったからである。進研ゼミで一人勉強していた自分にとって、解答が明確でないものは答え合わせがしづらかった。それに加え国語で取り上げられる退屈な小説、お婆ちゃんの家に行ってどうこう、夕暮れが情景描写でその時の気持ちを次の中から選べみたいな問題がめんどうだった。数学や理科の方が好きだった。
地元の中学から普通に受験して入る高校には軽音楽部がなかった。今は違うと思うが、当時の京都の公立高校の受験はバス停方式と