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バレンタインデー廃止する方法


2月14日。
昨日はバレンタインデーだった。


おじさんになった今、バレンタインデーなんてどうでも良くなったが、学生の頃にはバレンタインデーなんて興味がない…!と言った態度を取りながらも、もしかしたら貰えるかも…と淡い期待をしていたものだ。


下駄箱に手紙と一緒にチョコが入っているなど、そういう甘酸っぱい体験をしたいものだった。ブサイクモンスターである僕にそんなイベントは発生するわけがないのだが…


学生時代なんてルッキズムの全盛期とも言われる時代。そんな時に全くチョコがもらえないブサメン、両手にたくさん抱えるくらい貰えるイケメン。なんて悲しい対立構造か…


性欲は両者平等なのに、たかだか顔面の差で
チョコが貰える人/貰えない人が発生してしまつのは良くない。


こういった格差をなくす為
バレンタインデーを本気で無くすとしたらどういった方策が取れるか考えてみた。


①物質的アプローチ

チョコレートの原料はカカオだ。
カカオを買い占める、もしくは生産拠点を抑えるというのはどうだろうか?

調べたところによると
日本は年間3-5万トンのカカオを輸入しているらしいが、その8割をガーナから輸入しているらしい。

②制度的アプローチ

カカオ税などカカオを使ったら負担が増えるといった仕掛けはどうだ。バレンタインデーだけを潰すためにカカオ税を設けたら国民からの反対は必須か?

③精神的アプローチ

バレンタインデーにチョコを貰ったひとはなんか偉い、凄い。と言った風潮に問題がある。そもそもチョコを貰うことは凄くないという精神性を持てば気にならない。

ひとりひとりの心持ちが大事だ。
チョコを貰ったひとを見ても、「羨まない、欲しがらない、妬まない」の心の三箇条を胸に刻もう。

バレンタインデーだけは日本男児であることを思い出し、バレンタインという外国文化を駆逐しよう。心の中に薩摩藩士を宿らせよう。

チョコを貰った人を見たら

「おい!ちよこなんて貰って恥ずかしか!」


と逆にちよこを貰うことは恥ずかしい、男らしくないという風潮へ誘導しよう。

③の精神的アプローチが1番お金がかからなく、現実的に見える。

来年のバレンタインデーから
みんなでバレンタインデー限定の薩摩藩士になろう。


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僕は今年のバレンタインデーで妻からチーズケーキを貰いました。しかも手作りです。

美味い

来年からバレンタインデー限定の薩摩藩士?
そんなの知りませんよ、妻からバレンタインデーに貰えなくなってしまうじゃないですか。

やりたい人だけでやればいいと思います。

終わり

アニメやドラマなどでよくある紙袋両手いっぱいのチョコが描かれるが、人生で一回くらいは「チョコ貰った?」と聞かれて、「ええと…〇〇さんと〇〇さん、それと〇〇さんの計〇個!まぁ、義理だけどね。大事なのは数じゃないと思うよ」というセリフを吐いてみたかった。この時、漂う圧倒的強者感…。世の中は弱肉強食。悔しいのである。

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