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自分がしあわせになることに許可を出す①

私は会社に勤めることもなく、何に縛られることもなく好きに夫婦で水晶屋さんをして、休みたいときには休んで自由に暮らしている。とてもしあわせな環境に生きている。けれども、自分の中の価値観のズレが脳内でストレスとなって、今までうまく幸せを感じられずにいた。それは、がんにならなければわからなかった事実。

人は成長するに従って、たくさんの価値観や思い込みを作って生きてきている。生まれたばかりの天真爛漫な自分にはなかった、さまざまな自分を作って。それは決して悪いことではなくて、社会で適応して生きていくには必要で当たり前のことなんだけど、そこに大きなズレがあると、生きていくのがとてもしんどいことになる。

私の場合、自分を恥ずかしい、自分には価値がない、と思っていた。

学校や社会で生きていくために身につけたスキル、それは自分と誰かを比べる癖。そして自分を他に合わせる癖。そこに縛られすぎて、自分の価値を見出せずに、自分のことを恥ずかしいと思ってきた。

他と比較する癖は、母親になったことでも生まれた。自分の中の母親像という価値観は、自分の母親という広い世界の中のたった一人の人からの大きな影響を受けてできている。

私の母親は、私の弟が障害があって24時間365日介護が必要な状態にあっても、家事と両立してひとりでやってのける人で、ずっと何年間もひとりで向き合ってきていた。その背中を見て育った私は、知らず知らずのうちに誰の力も借りずにひとりで乗り越えていく強い母親が標準になっていて、家事や育児で大変だと思っても、誰かに頼ることができないでいたし、頼るということ自体が頭になかった。そして全てをガッツで乗り切ろうと自分の限界以上に動いていた。家事や育児をしながら仕事もやっていこうと、睡眠時間を削って仕事をしていたし、口内炎が3つもできていたこともあった。それでも母親のようにスーパーマンになれない自分、できない自分を見つけては、自分を責めて自己嫌悪に陥っていた。

というように、自分の中の価値観のズレはとてもたくさんあった。その他にも、たくさんの自分の中の母親のイメージや、価値観のズレを、病気を言葉で治すセッションをしている、トランスフォームマネジメントの梯谷幸司先生のおかげでものすごくたくさん気付かせてもらえた。
自分の価値観のズレや母親のイメージに気づくことで、要らない思考パターンを断捨離して、実際の自分とのギャップを埋めていった。その結果、母親としてとても楽に生きられるようになったし、そのまんまの自分を受け入れて楽しめるようになった。

理想の自分と現実の自分、そのギャップで自己嫌悪になって苦しんでいた私は、そのまんまの自分でいてもいいのだと自分を自分で認めることができて、しあわせを感じられるようになった。

今までの私は、自分がしあわせだと頭ではわかっていても、腹の底からそうは感じられていなかった。それは自分で自分のことを認めてあげられていなかったから。自分がしあわせになることを許すということは、自分をよく知って、理想と現実のギャップがなくなった時にできるのだと思う。

今回は、体からのアプローチだけでなく、マインドからのアプローチについて書いてみました。

がんは生活習慣病なので、体のデトックスや、食生活や生活のリズムなどの習慣を見直すことも大切ですが、マインド、心のデトックスや思考パターンの習慣を見直すこともとても大切だと思っています。
私は、波動医学のイメディスでも原因だと指摘されていたように、脳内ストレスが原因だと思いました。だから心のデトックスがとてもキーポイントだと思っていて、さらに体と心の両方からのアプローチをすると、とても早く現実が変化するし、体と心と魂が同じ方向を向いた時に、健康な状態に戻るのだと思っています。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。

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