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📖 日本一周の冒険の記録

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Season1からSeason4終了時点で全国27地域を冒険。そんな日本全国への冒険の記録をまとめました。プログラム中、全国各地でどんな出会いがあったのかをレポート形式で紹介して…
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#日本一周

関わりの中でヒットが生まれる / 読谷村を冒険して(なるる)#Season1

この冒険は、地域を案内してくれる小野間さんの三線で冒険が始まりました。 唐船ドーイという沖縄の音楽で、出だしから沖縄感満載! ワクワクがとっても高まりました! (左が地域を案内してくれる上間さん、真ん中が事業者の嵩田さん、右が小野間さんです ) 読谷村(よみたんそん)は、人口が日本一の村。 そんな興味惹かれる場所で、「元祖紅いもタルト」を作ったお菓子御殿さんの話を聞きます。 「紫色のお菓子なんて、売れるわけがない!」 そんな、周囲の声を跳ね除けて【元祖紅いもタル

愛される理由 / 読谷村を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回の冒険先は沖縄県読谷村。 みなさんは、この地域の名前を読めますか? よみたんそん 私はこの読み方を初めて聞いた時、沖縄らしいとても良い響きだなと思いました。 しかもこの村、ただの村ではないんです。なんと、日本一人口の多い村なのです。 そんな読谷村でのインタビュー&フィールドワークは、広大な海を背景に、三線の生演奏と共に始まりました。沖縄の雰囲気がとても伝わり、まるで自分が読谷村にいるような気分になれました。 (小野間さんによる、三線の生演奏!最高のオープニング

愛される場所をつくる / 壱岐島を冒険して(なるる)#Season1

冒険の舞台は、長崎県壱岐島。 篠﨑さんは、ピザ屋さん、ゲストハウスの方々と手を組んで「たちまち」という地域活動の団体をされています。 「たちまち」というのは、壱岐の方言で「とりあえず」という意味だそうです。その名前のとおり、篠﨑さんたちは「とりあえず、何かやってみる」ということをモットーに動いているとのことでした。 (左は冒険先で事業を営む篠﨑さん、右は地域を案内してくれた坂田さん) たちまちの皆さんが、いま取り組んでいることの一つに「空き家問題」があります。 壱岐

知らなかった新たな壱岐 / 壱岐島を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回冒険したのは長崎県壱岐島。 実は私、生まれも育ちもこの島で、高校卒業までずっと生活していました。 地元ではあるけれど、まだまだ自分の知らないこともたくさんあります。壱岐を出てから、帰省するたびに、何か新しいものができていたりして、常に変化をしているなと感じています。 まさに知らなかった新たな壱岐と出会う感じです。 今回の冒険では、LIGHT HOUSE設計株式会社の篠﨑さんに出会いました。篠﨑さんは、私と同じで高校まで壱岐で生活されてから、一度、島を出て、また壱岐

つながりを活かす / 札幌を冒険して(なるる)#Season1

北海道札幌。 日本ハムファイターズさんのところへ、僕らは冒険に出ました。 (左が日本ハムファイターズの笹村さん、右が地域を案内してくれた浜中さん) 日本ハムファイターズでグッズ製作などをされている笹村さんは、このようなことをお話しされました。 「スポーツを通じて地域を元気にする」 スポーツには、人と人をつなげる力があります。 一緒に戦うプレイヤー。それを応援しているサポーター。多くの人をスポーツを通じて、つなげることができる。これは、スポーツの共に戦うという意識が

スポーツの仕事に関わること / 札幌を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回冒険したのは、北海道札幌。 北海道といえば、日ハム!ですよね。 今回のインタビュー&フィールドワークでは、株式会社北海道日ハムファイターズの笹村寛之さんにお話しを伺いました。 まず驚いたのが、笹村さんが昔から野球が好きでこの仕事を始めたわけではなく、元はバスケ少年だったということ。 私は野球球団のお仕事に携わっている人は、野球が好きだから仕事をしているのだという勝手な想像がありました。 大学時代に海外のバスケチームで働きたいと考えた笹村さんは、留学でスポーツビジ

環境と向き合う姿勢 / 西粟倉を冒険して(なるる)#Season1

西粟倉の冒険。 その冒険は、何か不思議な物語りが紡がれそうな工房の中で行われました。 インタビューは、渋谷さんがいったい何を作っているのか?という投げから始まりました。 (左が案内人の新荘さん、右が今回お話を伺う渋谷さん) 西粟倉は森と共存する村。95%が山林とのことです。ただ、その山林には鹿がたくさんおり、ときに人間の生活に入り込み害を与えてしまう。いわゆる害獣被害です。 こうした被害を無くすために地元の猟友会が鹿を狩るのですが、狩った後の鹿の皮が無駄になってしま

みんなの成長 / 西粟倉を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回の冒険先は、岡山県西粟倉。 ここで私たちは、旅をナビゲートしてくださった一般社団法人Nestの新荘直明さんと、渋谷カバンの渋谷さんと出会いました。 渋谷さんは元々、千葉の会社員だったが、趣味で行っていたクラストで、たまたま岡山県で修行できるということで、岡山に移住し、その後、西粟倉で独立されたそうです。 そこで、渋谷さんはある夢を持ちました。 西粟倉には鹿が多い。駆除された鹿は食肉にはなっているが、皮は破棄されている。そこで、破棄される「皮」を「革」にして、長く大

感性を共感覚へ広げる / 高岡を冒険して(なるる)#Season1

ここは、富山県高岡。 冒険で出会ったのは、高岡銅器の着色を担う有限会社モメンタムファクトリー・oriiの折井さん。そして、その案内をしてくれたのは株式会社TOYAMATOの中谷幸葉さん。 (写真の左側が、中谷さん。右側が、折井さん。) 高岡銅器って、具体的にどういう製品なんだろうか。 そんな素朴な疑問に答えていただくことから、インタビューは始まりました。 例えば、桜新町のサザエさんの銅像や、キャプテン翼の銅像、鳥取県境港市のゲゲゲの鬼太郎の銅像。これらも、高岡銅器の

そのチャレンジがあったから / 高岡を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回冒険したのは、富山県高岡。 私はここで、高岡銅器に出会いました。 高岡銅器とは、高岡で古くから伝わる伝統工芸品で、日本の銅像の90%が高岡銅器でできているそうです。 地域で出会った折井さんの家業は、今年で70年という歴史ある工房でした。稼業を継いだ折井さんですが、東京への憧れがあり、1度は上京されたそうです。しかし、伝統産業を絶やす訳にはいかないと、家業の道を選んだというストーリーがありました。 私が今回のインタビュー&フィールドワークで1番印象に残ったのは、銅に

こだわりの先に / 米子を冒険して(なるる)#Season1

冒険は鳥取県の米子へ。 メイちゃん農場にやってきました。 メイちゃん農場の大下さんは、ヤギのミルクを使ったプリンやチーズケーキを作ったり、最近は米粉の生産にも取り組んだりしています。 (写真、左が冒険先を案内してくれた想学ラボの片平さん、右が冒険先で出会ったメイちゃん農場の大下さん) 地域をなんとかしたいという思いがあった大下さん。ヤギを飼育することで、それが地域の広告塔になるのではないかと考えたそうです。でも、大下さんはただヤギを飼うだけでなく、あることにこだわりま

地域のために / 米子を冒険して(ゆきりん)#Season1

今回の冒険先は、鳥取県米子。 私たちはここで、地域を案内してくれる想学ラボの片平さんと、メイちゃん農場でヤギを育てる大下さんに出会いました。 大下さんのストーリーは、1匹のヤギから始まりました。 実は、家畜の糞には子供のアレルギーを抑える成分があることを知ったこと。そして、少子高齢化で街の農業従事者が減ったり、空き家があちらこちらに増えたりと、多くの地域問題を目の当たりしたこと。 この2つのことから、ヤギを飼育することで米子を活気づかせようと考えたのが、メイちゃん農場

自分の答えをぶつけ続ける / 上勝を冒険して(なるる)#Season1

みなさんも「上勝」の名前を、聞いたことあるのではないでしょうか? 実は、ぼくも訪れてみて「あっ、知ってる」と思いました! そう、この徳島県上勝町ではなんと、45-60種類ものごみを分別しているんです!燃えるごみ、燃えないごみだけで仕分けているわけではないんです。上勝のごみのリサイクル率は、なんと81%とのこと。 でも、思いませんか。45以上ものごみの分別をするなんて、住民の人たちは反対しなかったの?って。 それがやってみたら、意外とできたらしいんです。そもそも毎日45

最初からあきらめない / 上勝を冒険して(ゆきりん)#Season1

徳島県上勝。 実は今回の冒険の舞台について、私は、大学の授業で少し勉強した事がありました。 葉っぱビジネスで成功をした場所であり、地方のビジネスのお手本となる土地だと聞いていたので、いつか行ってみたい!と思っていました。そして、innovationGOでそんな上勝で実際に活動されているひとに出会えることに、とてもワクワクしていました。 そして、はじまった冒険。冒頭のインタビュー&フィールドワークは、上勝の緑を見渡せる場所で始まりました。 まず私は、今回の地域を案内して