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自分軸は帰り道にある

こんにちは、ジョティです。
今日は『軸』についてのお話。

自分軸で生きる!とか
他人軸を卒業する!とか、
ブレない自分軸作りのためのマインドセット!とか、
割とコンサルとかコーチングとかでよく聞くフレーズなんじゃないかなと
思うのですが、皆さんはどうですか?

自我という『軸』

そもそも、この軸っていうのは自分の考えとか、

信念とかを指しているだと思うのですが、

そこから発せられ設定された境界線についてのあり様を

自分軸・他人軸と言っているのだと感じています。

自分軸と他人軸の違い。それは、、、。


では、何が自分軸と他人軸の違いか。

それは、
『相手はコントロールできない』

ということを理解しているか否かの違いじゃないかと私は感じています。

実際、『相手をどうにかすることはできない。』
これを頭でわかっていても、実際にきちんと理解している人って少ないように思います。

もし本当に、相手を変えられないとわかっているなら、

・どうして〇〇しないの?もっとこうしなよ!ってアドバイスすることも、
・もっとわかってほしい気づいてほしいと期待し続けることも、
・相手が不機嫌になっている時、なんとかご機嫌取ろうと頑張ることも

しないと思いませんか?

自他の区別から始まる境界線


人は他人の感情と自分の感情の区別について
心の境界線がきちんと設定され描かれている時、
私たちは自分軸でいられますが、
そうでない時、境界線は曖昧になり、他人軸となります。

他人はコントロールできないということが曖昧な状態とは、
逆に言えば、自分自身も、他人の感情や行動にコントロールされるということだからです。

ここの区別がつかないままポジティブシンキングや意志の力だけで
自分軸を打ち立てようとすると、大抵失敗します。
いくら自分の感情や行動に責任を持つことを決めたとして、
健全な境界線なしには、これはとても過酷な作業でもあるからです。

多くの人が自分をよくしようと頑張って燃え尽き症候群になるのは、これが理由だと思われます。

みんな一度は他人軸

私たちは少なからず他人軸で生きています。
それは、私たちは少なからず共依存で生きていますというのと同じかもしれません。
母親の胎内から生まれ出て、自分という存在を自分を世界に打ち立てていく途中で、最初の試練として、他人が立ちはだかります。
そして自分ではなく、他人からの評価に重きを置いて、
他人からの承認を求めるようになります。

これは人としてとても自然なことだとも言えます。
なぜなら私たちは大人のケアなしに生きられないからです。

そして、脳が未発達の子供にとって、大人にとっては小さな出来事のようなことも
とても大きな影響を及ぼす出来事が多々あります。

失敗を許してもらえず、すごく怖い思いをした。
喜んでもらおうとしたことで親が怒った。反応してくれなかった。
親の態度がいつも違って、どうしていいのかいつも不安だった。
テストでいい点を取った時だけ、喜んでくれた。etc etc etc…

親や置かれた環境の空模様で、子供の人生は左右されます。
私も極端な完璧さを求めたり、過剰に相手の気持ちを伺ったり、
相手を助けることを大切にして生きるようになりました。
もうバッチリ他人軸ですね。

自分軸へと還る

私自身の体験として感じるのは、
私たちはそれぞれ自分のテーマを持ってこの世界を生きていますが、
その一番大切なテーマについて、
私たちはネガティブな体験を通過するように仕組まれているということです。
そしてそれは越えられないようには作られていません。
必ず越えていけるように設定されているように思います。

私たちはこの他人軸体験を通過して
自分自身の内側にあるパターンを解放し
自分を打ち立てる作業を自分に課しているとも言えます。

他人軸で生きることに慣れると、感情は麻痺していくので
当初の苦しみも、違うことへすり替わり、
おかしいなと思うことも無くなっていくように思います。
側から見れば大変そうでも、本人はもうわからないってこともあるかもしれません。
それがいいならそれもありかなと思います。
いろんな人生があります。

行く道が他人軸なら、
帰り道は自分軸です。

この人生で、帰るところまでやってみたい人は
チャレンジする価値のあるテーマだと思います。
ジョティのコミュニティーでもチャレンジャー募集しますお)^o^(


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