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【CCNP】勉強したことまとめPart10

こんにちは!
Kaetecの中の人です!

本日はアウトプットです。
本日はスイッチング方式についてまとめていこうと思います。

過去の記事をマガジンにまとめています!

スイッチング方式

スイッチング方式とはルーターがパケットを転送する方式のことで下記3種類が主なスイッチング方式です。

・プロセススイッチング
・ファストスイッチング
・CEF

転送速度は
CEF>ファストスイッチング>プロセススイッチング
の順番で早くなります

パケットを転送するときにルーターでは下記のような処理をしています。

1.パケットの宛先IPアドレスからルーティングテーブルを検索し、転送先のIPアドレスを決定
2.転送先のアドレスを元に出力インターフェースに紐づく転送先のレイヤ2情報を検索
3.パケットの宛先レイヤ2アドレスを転送先のレイヤ2アドレスに書き換え、2の手順で得た出力インターフェースからパケットを出力

プロセススイッチング方式では上記の1~3を全て実施しています。
ファストスイッチング方式では1度転送を行ったパケットの宛先情報をキャッシュし、1の手順を省略するため高速転送ができます。
CEFでは1,2の手順の処理方式を変更して高速転送を可能にしています。

CEF

CEF(Cisco Express Forwarding)では
1.パケットの宛先IPアドレスからルーティングテーブルを検索し、転送先のIPアドレスを決定
FIBテーブルを利用
2.転送先のアドレスを元に出力インターフェースに紐づく転送先のレイヤ2情報を検索
隣接テーブルを利用
して高速転送をしています。

FIBテーブル

FIB(Forwarding Information Base)テーブルはデータプレーンと呼ばれる部分に予めルーティングテーブルの情報を作成しています。
ルーティングテーブルはコントロールプレーンと呼ばれる部分に作成されています。

隣接テーブル

隣接テーブルはデータプレーンと呼ばれる部分に予めネクストホップのIPアドレスとMACアドレス、それに対応する出力インターフェースの情報を作成しています。(ARPテーブルから作成)
ARPテーブルはコントロールプレーンと呼ばれる部分に作成されています。

データプレーン?コントロールプレーン?となった方もいると思いますが、長くなってきたのでまた次回まとめていこうと思います。
フォローしてもらって次回も是非チェックしてみてください~!




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