もうコロッケ作らないなんて言わないよ絶対
先日、特売で見つけたこの子たち。
やっと作れる念願の里芋コロッケ。
餃子さんのこの記事を半年前に見てから、ずっと食べたいと思っていました。その念願がようやく叶う。
里芋のクリーミーコロッケ
まずは里芋の皮むきから。奥さんから大変よ。と言われていました。ググってみると里芋の真ん中に切れ目を入れて、レンジするとペロッと皮がめくれるそうな。
パットに少し水張って、表裏返してチン!
トーマスみたいにシューシューいってるけど、これを素手でめくれるのだろうか……?
私の悲鳴を聞きつけて
「なにやってんの?やりたーーい!」
6歳三女が駆けつけてきました。
「絶対ムリだからやめときな」
忠告を無視して「大丈夫だって!」と言いながらフォークをもって皮むきを始めました。これはダチョウ倶楽部のパターンか?
パターンだ。押すなよ…押すなよ…、何度楽しませてもらったことか。ありがとう竜ちゃん。
2人でチンチンに温められた里芋との闘いです。
でも、明らかに娘のほうが熱さに強く、オラオラ気合いをいれながら私より器用に皮を剥いていきます。手の皮分厚いんかな。
皮を剥くと量が少なく感じたので、ジャガイモも追加。ここで1時間経過。
もうだいぶ疲れたぜ。餃子さんもシーハー言いながら頑張って剥いたんだろうか。裏技があるのかな?
イモ連合軍をすり潰していきます。
2人とも先ほどのアツアツ対決でテンションがあがりきっています。
固いものもあって、またレンジしたり、娘のやる気がどんどん失せてきて、どこかへ消えてしまいました。
寂しがってる暇はない。芋潰しながらショウガ、ニンニクをタップリいれて鶏ミンチと玉ねぎを炒めます。
薄力粉、バターをチンして混ぜて、味噌、ダシ、牛乳を加えてクリームソースを作り。バターと味噌のたまらん匂いにつられ、娘がまぜまぜをしに戻ってきてくれました。
すでに2時間経過。
さぁ、タネとソースを混ぜ合わせて、今からクリーミーコロッケ揚げるよ〜!
と言った瞬間、奥さんの顔色が曇りました。
「クリーミー……コロッケ……クリーミーなんだ。そのままじゃぐにゃぐにゃで成形できないんだよね。。一度、冷凍庫で冷やすのよ」
うっそーーー!!そんなん知らん。
工程をちゃんと確認しておくべきだった。。。
急速冷凍に入れて、その間につけあわせを作り、30分ほど待つ。何とか形が作れそう。
さてここからどうすんだっけ?
ここからは手がベチョベチョ、パン粉も足りなくなって、食パン解体したりと、キッチンもいよいよカオスに。
コロッケを揚げていきますが、一つ一つが大きすぎて天ぷら鍋に入るのは3つが限界。作るコロッケは12個。明らかに作り過ぎ。
そういえば……思い出した!
以前にコロッケを作った時も、揚げる前段までに疲れきってしまってもう二度とコロッケは作らんと自分で言ってたな。
人は忘れる生き物ですね。半年前の餃子さんの記事はちゃんと覚えているのに……。
そんなこんなで3時間半経過。時刻は21時前。
お腹ペコペコの子どもたちも集まってきました。
黄金色に輝くコロッケ、いただきまーす!
噛んだ瞬間にサクッ、コロッケの中から溢れだすクリーミーな里芋たち。ホクホクと甘く、ねっとりした食感。クリームソースとの相性抜群!
旨い、うますぎる!
奥さん、私、長女は、旨い旨いと食べていましたが、子どもたち3人の箸が進みません。
「里芋、NGなんで…」
6歳娘が手を×にして訴えてきます。作るときに言ってくれ!まじか!こんな旨いのに!
子どもたちの分まで、奥さん、私、長女で拳ほどのコロッケをお腹パンパンになるまで食べました。
余ったコロッケは冷凍して、私とJ K長女の弁当に。これが冷めてもめちゃ美味いんです。
J Kの弁当を作るときは色合いとか気を遣い過ぎて、自分の弁当との格差がすごい。
夕方、娘が学校であったことを話してくれました。
「すごい美味しそう!写真撮らせて!
ママにこんなの作って欲しいって送るから」
友達にこんなこと言われたよ。コロッケ美味しかった。また作ってね❤️
これを聞いた瞬間、家の窓を突き破るくらい私の鼻は伸び、心の中で何度も雄叫びをあげました。
奥さんも長女も私の扱い方をよくわかっています。
きっとまたコロッケを作ることになりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。 いただいたサポートは他のクリエイターさんのサポートと奥さん子どもにあずきバーを買ってあげたいです。