八百万の神

今朝、おれはものすごく大事なことを
教わった。インスピレーションが湧いてきた。

日本は八百万の神なんだから、
色んな面があっていいではないか!ということだ。
朝起きたら、ふと心の中から
横尾忠則さんが言ってたことが浮かんだのだ。
一貫性がないけど、それが日本人のよさ。
大体、安田靱彦の絵を見ても、
男性は実に女性的というか中世的で
なよなよした感じのもある。
これこそが日本男児なんだ。
日本の偉人、西郷隆盛なんかも
詳しくは分からないけど、本を読んだりすると
やはり繊細さがある。
いや、むしろ、偉人には繊細さがあると言えないだろうか。
最高の日本画家の描く男が
中性的ならば、日本男児とは恐らく
そういうものなのではないか。

だから、自分の中に確実に日本人がいる。
日本人の血が流れて受け継がれているのだ。
そのことに、ふと気がつくことがある。
実に面白い。
なんと、これこそが
俺の悩みを解決に導いてくれた!
すなわち、自分の繊細さについて
男らしさについて
弱さについて
中性的について
いや、これこそが日本男児なんだ。

自分の中に歴史が生きている。
神話が生きている。
そう感じた。

心の奥には、すなわち集合的無意識みたいなものには
男女の区別なんかないんだ。
中性的ですらない
そういう区別もないのであり、
すなわち無差別
心の中に一切があるのだ。
あらゆる善悪、そして無差別、そして一切が。
究極言うと、すなわち一切が私である。
ちょっと飛躍しすぎたような気もするが、
そんなことが朝起きたら浮かんできたのだった。

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