#11 “I love my family, but I hate them.“
#10の続きです。
ジャイサルメールで出会った彼女。僕にとって衝撃だったのは間違いない。でもなんとなく同情するという感情は湧いてこなかった。それは今も変わらない。彼女は文化の犠牲者なのは間違いないだろうが、きっと同時にその文化に生かされているのも事実なはずだ。彼女が家を出、ジャイサルメールを捨てることは言い換えればジャイサルメールの文化の担い手が消え、文化の多様性がまた一つ減少することだろう。自由がある人生が素晴らしいと思っているのは僕たちだけのOSだとも言えるかも知れない