11/3 「公園でごちゃまぜで遊ぼう！」
11/3に、大人も子どもも障害のあるなしも関係なくみんなで遊ぼう！というイベントを開催しました。
持続可能な地域や社会を目指し、繋がりと循環を生み出す地域活動(イギリス発祥のトランジション・タウンという取り組み)を展開する素敵な大人たちとのコラボ企画、第二弾です。
今回は市民協働研修の受け入れ事業ということで、4人の若い市役所職員さんも加わり、素晴らしい多世代交流ができました。
好きなことをする
好きなようにやる
好きなようにいる
それを尊重される経験の積み重ねが、自分を好きになったり、お友達を大切に思ったり、嫌なことを嫌と言える勇気に繋がることを願って、、
素敵な大人たちに協力してもらいながら続けていきたいと思います。
フォレストメンバーが報告レポートをまとめてくれたのでシェアします。次回もお楽しみに！
公園日和のお天気になった11月3日、文化の日。
インクルーシブフォレストとT.Tいなぎあさお共催の、「みんなであそぼ！」が稲城市の吉方（きっぽう）公園で開催されました。
吉方公園は、稲城市と市民が協働でインクルーシブ公園をつくろうとしている場所。
稲城市のコミュニティバス、iバスのバス停「吉方公園西」から徒歩3分の場所にあります。
今回は、だるまさんがころんだ、泥団子作り、バンジーチャイム、ギター演奏、ピアノに合わせた音遊び、お散歩、工作など、遊びのコンテンツもたくさん！
総勢50人ほどの規模での開催になりました。
「だるまさんがころんだ」で、大人も子供もまずは心と身体をほぐすところから始まりました。
楽しそうに参加する大人の姿があると、子供が一歩踏み出しやすいからと、本気で遊ぶ大人の存在は有り難く、一方で積極的な参加を促され、戸惑いながら参加する大人もまた、子供達と同じ目線になれる貴重な存在でした。
バンジーチャイムは、パイプを落とすだけで音楽を奏でられる楽器。車椅子に乗った人も、小さな子供も、シニアさんも、みんなで一つの曲を演奏することができました。一緒に何かを作り出すことは、交流の第一歩になり、一体感も生まれます。
長縄を引っ張りあっていた子供達は、自然と協力し、遊具に縄をからめて蜘蛛の巣をつくり、そこにまた別の子が加わり、今度はブランコをつくり始めていました。
以前フォレストで、ブリヂストンのみんなの遊び場に行った感想で「こうゆう時は大人は遊び方を教えない。そのうち息をあわせて一緒に遊び出す」というスタッフさんの言葉のシェアがあったことを思い出し、安全に配慮しつつ、見守ることに徹してみました。
工作好きの子は、松ぼっくりや葉っぱを重ねたり組み合わせたり。大人が思いつかないような組み合わせでそれぞれが自由にパーツを作り、できたものを枠のように組み合わせて、最後に三年生の女の子が素敵な小窓がついたインクルーシブフォレストのオリジナル看板に仕上げてくれました。
子供達は皆、それぞれのタイミング、好みがあります。そして、大人も十人十色。
参加者同士のごちゃまぜの交流が実現した今回のイベント。多世代、多様な人との交流だからこそ、大人も子供も新たな気づきが生まれます。
今回、研修として参加していた稲城市職員さんも、ぎこちない表情が、遊びを通して自然な笑顔に変わっていったのが印象的でした。
人との出会いが幸せな場で生まれること、遊びを通しての交流は、子供にとっても大人にとっても嬉しいものです。
インクルーシブフォレストは、そんな機会や場をこれからも地域に増やしていきたいと思います。
誰でも大歓迎の外遊びイベントです。
ご高齢の方も、介護中の方も、赤ちゃん連れでも、普段は公園に行かない親子も、学校が苦手な子も、支援者さんや教育関係の方も、、どなたもお気軽にご参加ください！
インクルーシブて何？みんなの公園でどう遊ぶ？とみんなで学びながら理解を深めあう講座も開催中です。
インクルーシブ・フォレストの活動資金として、大切に活用させて頂きます。ぜひ応援の気持ちを寄付としてお寄せ頂けるとうれしいです。