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インクルーシブなオンライン交流会

お盆が過ぎて鈴虫やツクツクボウシの鳴き声を耳にするようになりましたが、皆様の地域はいかがですか?NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の石井です。

さて、先週日曜日に学習・発達支援員養成講座7期生の7人で2回目のオンライン交流会を開きました。

まず、当NPOの理事長(中谷)が「見方を変えてハッピーにいこう!」と題し、子ども達が受けとめやすく理解しやすい言葉の変換ワークを行いました。その後、みんなで決めたテーマ「Good&New」と「マイブーム」について対話を楽しみました。

では参加者からいただきました感想を紹介します。

・リフレーミングについて分かっているけれど、つい思いのままに言ってしまい反省することが多々あります。今一度考えなおすいい機会をもらいました。交流会が始まる前は不安や緊張がありましたが、皆さんが優しく声をかけてくださりほっとしました。コロナ禍で出会いの場が少ない中、遠方からの参加もあり、貴重な楽しい時間を過ごす事ができました。皆さんありがとうございました。【特別支援教育アシスタント】

・意外と人見知りで初めましての場所は苦手です。なのでいつも、ドキドキしながらの参加です。緊張してます。でも今回の交流会は時間がたつにつれ、とっても心地よかったです。画面越しに見える人達の笑顔とか、表情とか、うなずきとか、受け入れてもらっているという安心感だったように思います。ワクワクしたし、楽しかったです。参加して良かったです。心の栄養になりました。【放課後児童支援員】

・なかなか、リアルで会えない中、いろいろお話が聞けて良かったです。交流会の機会を設けて下さってありがとうございます。まずはお顔を見て、皆さん色んな場面で子どもたちの事を思って頑張っていらっしゃるなと感じました。限りある時間の中なので仕方ないのですが、もう少し続きの話を聞きたいなぁと思ったりしました。娘が、今30代半ばで、ASDです。分かりにくい障害で幼少期から、本人の生きづらさはもとより、親の関わりも手探りでした。あの当時この学びが出来ていたら、あの当時、発達障害という認識があったら、、と何度も思いました。今の困難を抱えてる子たちが、社会で生き生きと活躍できる為に出来ることは、と問いかけ関わっています。学びがとても力になっています。同世代でも理解されず、二次障害になり、社会に出れなくなっている人もいます。娘は本当に紙一重といいます。崩れそうになる状況を持ちこたえるのは、理解してもらえるかどうか。先にいる者は、暖かい眼差しで関われたらといつも思います。長くなりました。
【塾講師】

・オンライン交流会を開催してくださり、ありがとうございました。「同じ目的をもった仲間と対話をする」ということが純粋に心地よかったです。【保護者】

・自分の話をかいつまんでするなかで、フィードバックのおかげで自分自身のフィールドや仕事への自己肯定感も上がりつつ、このお仲間に対する興味関心も上がりました!どう自分の職場に生かすか、自分だけでなくチームへ、、という自分への期待値が大きすぎてアウトプットを自分に何度もしながら次のステップに進めたいです。【学童職員】

・リフレーミングについて学ばせてもらい、改めて伝え方、言葉の選び方が大切だと感じました。人の感情は次第に変化することを言葉に表すのは難しかったのですが、だんだん腹が立ってきたよ は、なるほど!と、思いました。そのような時は、プン!と、するよと言ってましたが、プンでは、分かりづらいですよね。具体的にその子に合った方法で伝えなければと、思います。グループワークでは親しい友達とお話ししている感覚でとても楽しい時間でした。同じ目標を持っておられる方と過ごせる時間を嬉しく思います。ありがとうございました。【保育士, 補助員】

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リラックスした雰囲気の中で、普段聞けない話がちょっと聞けたり、新しい気づきがあったり・・と和やかな交流会で、私もとっても楽しかったです。事務局スタッフ石井の感想でした。

さて、次の動画視聴講座は中学校で校則廃止、いじめも不登校もない学校づくりをされた前・世田谷区桜丘中学校校長の西郷孝彦先生が講師です。それぞれの子どもの持ち味を引き出すポイントをお話くださっています。視聴期間は9/3~9/9です。詳細はホームページからご覧ください。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所

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