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#024 ローカルマーケティングの根源は『愛』か『怒り』か

全国転勤により、関東勤務ですが
離れていても複業で地元に関わっていたい
サラリーマンのいなぞ〜です!

LOCAL X 〜地域経済イノベーションサミット2022というイベントに参加。

イベントは地域における
マーケティング、広報、人事に関する
スペシャリストが登壇するモノだったのですが

特にマーケティングのプロお二人から
聞けたお話が印象的でした。

タイトルの通り、
ローカルマーケティングの根源は愛か怒りか?
について学べた事、自分の考えも整理します。


『根源は愛』の拓朗さん

北海道猿払村の役場職員でありながら
多種多様なSNSで発信を続ける拓朗さん。

ローカルマーケターとして、活動をする根源は
『猿払村への愛』と語っていました。

で、その愛って何??というところ。

イベント内でお話しされていた事

  • 猿払村には素晴らしい資源がたくさん

  • 海鮮、酪農、果物など

  • こんなに素晴らしいモノがあるのに単純に知られていないのは勿体無い!

  • 自分が発信する事で猿払村が元気になるなら最高に嬉しい

SNS発信を見ていても、イベント内での話でも
本当に地域への愛を感じます。


拓朗さんからのアドバイス

イベント終わりにお話ができ、
今の自分の悩みに対してとても親身に教えてくれました。

Q.全国転勤により地元に戻る事が容易ではないが、地元には関わり続けたい。どの様なアクションが今後に繋がるでしょうか?

A.その思いがあるなら、絶対にその思いを発信し続ける事!質よりも量!!キレイなモノじゃなくても良い。特にnoteがオススメ。SEOでも上位に出やすい≒気づいてもらいやすい。
その時に思っていた事を書き残しておくと、後からでもその思いに共感してくれる人が出てくる。
過去の自分だとしても、同じ悩みを持った人が見つけてくれる。だから量が必要!

拓朗さんは有言実行してる。
毎日noteで発信して、拓朗さんという存在を
世の中に知ってもらおうとしている。

拓朗さんを知ってもらう→猿払村を知れる
何かを購入する、旅行する等の際に選択肢に入る
ココに繋がると拓朗さんの幸福度が上がる。

確かに根源が『愛』だ。


根源は『怒り』の貴斗さん

もう1人の登壇者、HONE代表の桜井貴斗さん。
静岡の起業家でマーケティング✖️ブランディング
でローカルマーケターとして超有名な方。

貴斗さんはマーケティングの根源は『怒り』と。

私が聞けた範囲では以下を教えてもらった↓

  • 地方経済は儲からない仕組みが出来てる

  • 静岡の案件でも都内大企業が介入

  • 結果地元の企業が良い案件が得にくい

  • 都内と比べると案件単価も低い

  • 『そういうもんだから』と諦めてる

こういったところを、静岡で働いている時から
『怒り』を感じ、変えられるのでは?
と考え地元で起業した。と教えていただいた。

確かに根源に『怒り』があり
特に大企業、都市部、慣例、風習…
といったところへ感じてきた憤りと
活動していく中で、『変えられるかもしれない』
という思いがマッチした結果の起業なのだと
感じました。

貴斗さんからのアドバイス

元々、マーケティングが専攻ではなかった。
というイベント内のお話しが気になり質問。

Q.マーケティングはどの様に身に付けたのか?

A.元々はセールス、会社で働きながらグロービス経営大学院でマーケティングを学んだ。特にマーケティングのプロになりたいとか明確に特定していた訳ではなく、たまたまマーケティングを学ぶ様になった。

Q.自分はセールスの仕事しかしてきていない。地方創生や地域活性化に携わるにはどの様な力が今求められているでしょうか?(ひとえに、自分のスキル不足からの不安を質問🌚)

A.セールスは地域で活動するためには必須のスキル。むしろセールスが全ての土台になると思う。ただ、アドバイスとすればセールス✖️◯◯ともう一つの武器を掛け合わすともっと際立つかも。
あとは、今は色んな発信出来るツールがある。それらを上手に使いこなして、自分の発信力を身に付けておくと良いと思う。

最後の発信力のところは拓朗さんと同意見だ。

質より量、まずは自分とは何を考え何に悩み何を行動しているのか?を出して、共感してもらえる人と繋がる様にせねば。


自分の地元への思いってどっちだっけ??

自分が地元苫小牧市で地域活性化に関わりたい!と思っていたのは何故か?
を今一度考えてみた。

結論、多分『怒り』

  • 立地(空港、札幌)良いのに何で⁉️
    →JR/バスの便数や路線課題あるだろ!
    →札幌のベッドタウン的な売り方あるだろ!

  • 自然資源たくさんあるのに何で⁉️
    →海、山、川、湖あるけど活用できてなくね!?
    →ゴルフ場こんなにあるのに千葉みたいにゴルフ銀座風に推せてなくね!?
    →ホッキに拘りすぎ!?普通に海鮮美味いエリアとか…

  • 苫小牧に魅力的な仕事なさすぎ!
    →公務員か力仕事か…

  • スポーツの街っていうほど推せてない!

  • コスプレの街もっと知られても良い!

  • などなど…まだある…

これらの怒りを総評すると
『苫小牧伸び代しかないじゃん!』
なのです。

だからと言って、
地元に住んで具体的な施策を実行する訳ではない。

全国転勤で離れていても、地元に関わる。
現段階で自分が取れるアクションは『怒り』から
生まれる具体的施策実行ではなく

『愛』から生まれる、地元への『応援』
が出来る事なのではないか??
との考えに至りました。

そのためには、伸び代あるじゃん!!という
『怒り』の奥に潜む『愛』を今一度言語化する必要があるな、と気づきました。

出来てない事、課題ばかりフォーカスしてしまっていましたが
そもそもの苫小牧の良さを心から感じる事が出来て初めて継続的な発信に繋げていけそう。

最後まとまりついてないですが
(質より量という事で…お後が宜しい様で…🌚
自分の地元への思いを深掘りする良い機会となりました。

それではまた。

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