「年金」とは
おはようございますorお疲れ様です。
今回は「年金」とは何なのか?について
お話していきます。
2019年に『年金2000万円問題』
正しいかどうかは別として
炎上したのは確かです。
でもそこまで気にしない人もいて、
「へぇ〜、会社にしがみつこ」
くらいで終わり、
そんな状態で日々を過ごし、
記憶の片隅になっているはずです。
もしくは、
「かなり先の話だなぁ〜」と思う人もいますが、
デモ活動を起こしたのは
意外と「20代〜30代」が多かったのです。
その後、あまりTwitterやらSNSで説明の動画でも
「拡散されるかなぁ」と思っていたのですが、
何も詳しい説明もなく、
「シレッと」過ぎ去った感があります。
なので、
『何故炎上したのか?』
『年金の仕組みは崩壊する説って本当?』
『そもそも年金って?』
をお話します。
ーーー「何故炎上したのか?」ーーー
結果からいうと『金融庁のPRミス』です。
2019年6月3日「金融庁からの報告書」が上がります。
『公的年金だけでは、老後2000万円不足する』
「ふざけんな。不足しない様に年金を納めているはずなのに」
と衝撃が走りました。
それで「日比谷公園でデモ行進」が起こったのですが、
麻生さんは「報告書を受け取らない」と発言しました。
いやいや、公的見解はどうなっとーとや?ですね。
順を追っていきます。
まず2000万円不足の根拠というのは
最初のデータからかなり雑だったのです。
どういうことかと言うと、
高齢夫婦無職世帯の平均値を出したことで
そうなってしまいました。
それで計算すると
毎月の収支5.5万円✖️30年
(65歳ー95歳まで生きるとして)
=約2000万円不足。と言う報告でした。
かなり大雑把な数字なのですが、
何故かと言うと『平均値で算出』したからです。
例えば、
月30万円稼ぐ人が、月300万円使うなんてことはしないはずです。
なのでこれは
「沢山使う人」+「そこまで使わない人」を
一緒に考えてしまっているので、「雑」なのです。
もっと分かりやすく言うと
あるお店で
A客➡︎5000円使いました。
もう1人の
B客➡︎100万円使いました。
2人しか来なかった場合、
客単価は「約50万円」
となってしまいます。
かなり大雑把な計算だと分かるかと。
頭の良い人たちが揃っているのに
「何故、雑でも報告したのか?」
金融庁はある目的を持って発表したのですが、
その目的が、金融庁が管轄している
『銀行・証券業を活性化したかった』のです。
今の金利はバリクソ低いですよね。
そのままやっていても「商売」にならないので、
「投資が盛り上がる➡︎銀行・証券業の売り上げが上がる」
すると金融庁のふところ・・・・・。
なので、「銀行・証券業のPR」をしたかったのです。
PRをした上で
「資産形成やってますか?やっとらんなら老後不安かもねぇ〜」と
銀行窓口・証券窓口でのセールストークを
金融庁が大々的に行い、しかも
そのセールストークがスベり、
国民の不安を爆発させてしまった。
そして暴動(デモ)に繋がったということです。
これには政府側の人間も木村拓哉風に
「ちょっ待てよ」と思っている方が多いといいます。
『年金がどういうモノかを理解してもらう為に動いていた部署』と
『金融庁』は全くの別であり、
『年金がどういうモノかを理解してもらう為に動いていた部署』の人からすると
「俺たちの努力を無駄にして、
『国民が年金なんて払わない・返せ』と言い出してるじゃないか」
と激おこプンプン丸で金融庁と揉めていたという
構図は理解できると思います。
(激おこプンプン丸は古いっすね〜。😡のギャル語を調べてみたのですが、見つけられなかったです。お詫びに2020年のヤツ貼ります)
(もうわからん)
話を戻すと、
金融庁のPRによる理想シナリオは
『投資をみんなでしよう。投資で2000万円作るぞ!!』と
お金を持っている人達が、貯蓄だけではなく、投資にも回して
日本の金融業界を盛り上げ、皆の資産形成意識も上げよう。
だったのですが、
投資に余裕のある中高年層には響かなかったのです。
何故なら、その人達はもう
「2000万円あるから」です。
「へぇ〜2000万円足りんち?うちはあるけん大丈夫たい」
となってしまい、
年金不信のある若年層を刺激してしまったのです。
2000万円ないし・稼げる自信もない。
(ぱおんですねw)
ぱおんの部分が次に繋がってきます。
ーーー年金に対しての説ーーー
都市伝説の様にいっぱいありますよね。
『年金はいずれ貰えなくなる』とか
『少子高齢化で多くの老人を背負う』とか
『年金の仕組みは破綻する』とか
これらはもう「解決された議論」だとはご存知でしょうか。
勿論私は知りませんでした。
既に2004年くらいからそのスキームをとっており、
そのスキームとは『マクロ経済スライド』です。
名前だけで、「何かを横に滑らせるだぁ」とは理解できますね。
これについては来世で。
最後が核となります。
ーーー年金ってなに?ーーー
「年金」を説明できる人は少ないのではないかと。
『国民に理解されていないまま時代が進んでいることが問題』
でも上記までで、「2000万円問題」は
金融庁のPRミスだとはご理解頂けたかと。
しかし、問題の根本にある、
「年金ってなに?」が分かっていないからこその不安であり、
ここを治療しないと、
根本的治療にはなりませんよね。
『年金』は何に近いと思いますか?
・積立貯蓄
・生活保護
・保険
大半の方が『貯金みたいなもの』との理解で、
「だから老後に貰える様になるんじゃないか」
「だから今積立ているじゃん。貰えない?それはハラタツノリだ」と。
実はそうではないのです。
年金は「積立貯蓄」「生活保護」とは違い、
年金は『保険』に近いモノです。
自動車保険などに近く、
自動車保険とは
『事故を起こすかもしれないリスクに備えて』のモノでありますよね。
そこに皆でお金を出し合い
事故を起こした人に支払うモノ。
そうであるならば、
無事故ならお金は戻ってこないモノです。
『年金=共同でリスクヘッジする』
では、「リスク」とは?
それは『長生きすること』です。
人間の平均寿命などありますが、
これも『平均値』です。
今60歳以上の方は「平均寿命の80歳」を超える可能性が高いので、
「95歳になったが、まだ生きてんなぁ」となると
「長生きしているけど、お金ないなぁ」という
問題が出てきます。
『長生きしてしまうリスク』というのは
人間理解が難しいそうです。
何故なら、
・死ぬ=怖い
・生きる=ラッキー
と考えるからです。
ですが、長生きすることによって
経済的なプランが立てづらくなり、
生活費をどう準備すれば良いか分からなくなることになりかねません。
そこに、その手助けとなる為の『年金』という事なのです。
『保険』というのは、共に助けるという考え方で、
そういう考え方を
「防貧」とも言い、貧しくなるのを国民で協力して防ぐ事。
なので、
想定外に長生きして、想定外に貧しくなるリスクを皆で助けよう。
これが『年金』の考え方です。
ここまでで
・老後2000万円問題が何故炎上したのか?
➡︎金融庁のPRミス
・年金の都市伝説
➡︎解決済み
(詳しく説明しなくてすいません。まだ理解が出来なくて省きました。)
・そもそも年金って?
➡︎長生きリスクに対する保険である
というのはご理解できたはずです。
では、私たちは何をしたら良いのか?
ここが気になる所ですよね。
昔は年金だけでも暮らしていけたかもしれませんが、
現代ですら、
コンビニや駅の駐輪場などで働かれている
人生の先輩の皆様がいます。
ですが、私たち(20代〜50代くらい)が
65歳、70歳になった時、
果たしてその仕事は残っているでしょうか?
テクノロジーの進化は目まぐるしい程進んでいます。
「Amazon Go」などレジも無ければ、店員も少数で済みます。
この様な媒体は確実に普及してくるはずです。
だって私の様に頭のない人間でも
「万引きなどほぼ無くすことができるな」と思い、
「Amazon Go」的な店舗にする企業が増える事は
間違いないと想像できちゃいます。
「これからは多様化の時代だ」なんて言われている
訳がなんとなく分かります。
なので、
『人生100年時代』
だと腹を括るしかないです。
ちょっと前にCMなどで
『人生100年時代、もう一度ライフプランを組みませんか?』
みたいなのをやけに見たなという記憶があります。
(私の家はTVを置いていないので最近は分かりません。実家に帰省した時などに見たなぁ程度の記憶なので違っていたらすいません。)
なので、
公的年金(国民年金・厚生年金etc)だけではなく、
『私的年金』(年金基金・iDeCo etc)も活用していくと
老後、役に立つときがくるかもしれません。
それと同時に先ほども少し言った
働き方を「多様化」し、長く働ける様にしていく
必要があります。
終身雇用制なんて産業時代の古びた考え方というか、
崩れた制度になっています。
なので、
『自分でお金を作る方法をとる』などの
行動をしていかないといけません。
100年生きなければいけないから
マルチに対応出来る様になる必要があるのです。
他にも、年金についてで
『年金はいつから貰えるのか?』
『繰り上げ需給』
『繰り下げ需給』などもあり、
繰り上げ・下げ需給に関して
繰り下げて後悔するはあの世
繰り上げて後悔するはこの世
という言葉があったり、
公的年金=保険ですが、
私的年金=積立貯蓄・投資という考え方などの
説明もしたかったですが、
あまり長くなると、飽きられちゃうので
ここで終わります。
また別でお話出来たらと思います。
今日も1日「適当に頑張りましょう」
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最後まで御拝読ありがとうございました。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
今回のイッヌ🐶
〜毛で遊ばれたがシカト〜
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