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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか?

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映画と読書と音楽について一作品づつお話ししていきます。
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#夏見正隆

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.152 読書 夏見正隆「ゼロの血統: 南京の空中戦艦 」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.152 読書 夏見正隆「ゼロの血統: 南京の空中戦艦 」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「ゼロの血統: 南京の空中戦艦 」についてです。

「スクランブル」シリーズの主人公たちの祖父の時代を描く「ゼロの血統」シリーズの第三弾です。

日中戦争の頃、南京を舞台に帝国海軍パイロットの活躍を描く。

完全にフィクションで、歴史に忠実ではない。

自衛隊が戦うスクランブルシリーズも、戦闘シーン以外はかなりフィクション。戦闘シーン

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.146 読書 夏見正隆「ゼロの血統: 零戦の天使」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.146 読書 夏見正隆「ゼロの血統: 零戦の天使」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は 読書 夏見正隆さんの「ゼロの血統: 零戦の天使」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブル」シリーズのスピンオフシリーズ「ゼロの血統」の第二弾。

このシリーズは「スクランブル」シリーズの主人公たちの祖父たちが活躍する話。

やはりシリーズにとって前日弾は楽しい。

ジェット戦闘機からプロペラ機になっても。

日中戦争の頃、南京を舞台に鏡黒羽

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.143 読書 夏見正隆「ゼロの血統 九六戦の騎士」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.143 読書 夏見正隆「ゼロの血統 九六戦の騎士」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「ゼロの血統 九六戦の騎士」についてです。

スクランブルシリーズの番外編スピンオフ、シリーズの主人公たちの祖父の話。

スターウォーズもそうですが、本編の前の時代とか面白いですね。

それが今の時代に繋がっていくのが。繋がってサーガになる。

第二次世界大戦の始まる前、零戦乗りの話。

天才女性パイロット鏡のお爺ちゃんも、勘が鋭くま

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.128 読書 夏見正隆「スクランブル 蒼穹の五輪」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.128 読書 夏見正隆「スクランブル 蒼穹の五輪」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「スクランブル 蒼穹の五輪」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブルシリーズ」の第12弾。

このシリーズの今のところ最新巻。

東京オリンピックも最近終わったばかりで、今の時代に追いついてきました。

ブルーインパルスが東京の上空を飛んでいたのも記憶に新しいですね。

842ページもありますが、今シリーズはどんどん読めて

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.122 読書 夏見正隆 「決戦! 日本海上空 上、下: スクランブル」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.122 読書 夏見正隆 「決戦! 日本海上空 上、下: スクランブル」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの 「決戦! 日本海上空 上下巻: スクランブル」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブルシリーズ」第11弾。

前回なぜアメリカ軍が航空自衛隊と戦競(実戦に近い模擬戦)したのかがわかる。

同盟国のベトナムが中国基地を攻撃するサポートをアメリカ軍はしていたが、敵の凄腕パイロット牙にことごとくやられ作戦は失敗した。

そのた

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.119 読書 夏見正隆「荒鷲の血統: スクランブル」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.119 読書 夏見正隆「荒鷲の血統: スクランブル」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「荒鷲の血統: スクランブル」についてです。

航空自衛隊が戦う「スクランブルシリーズ」の第11弾。

アメリカ空軍の世界最強のステレス戦闘機F22 vs 敵側の謎のパイロット「牙」。

ほとんど米軍と牙とのドッグファイトでこの本は占められている。

シリーズものだからこそできる芸当です。

本として単体ではこの本から読んだ人は訳がわ

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.107 読書 夏見正隆「スクランブル バイパーゼロの女」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.107 読書 夏見正隆「スクランブル バイパーゼロの女」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「スクランブル バイパーゼロの女」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブルシリーズ」の第九弾。

お話は自衛隊が戦うので荒唐無稽だが、現役パイロットが作者なので、戦闘機のドッグファイトのシーンはとっても迫力があってリアルなのがこのシリーズの魅力です。

物語の流れや政治、国際情勢、恋愛のシーンは、まあこれは漫画かSFと思え

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.101 読書 夏見正隆「スクランブル 空のタイタニック 」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.101 読書 夏見正隆「スクランブル 空のタイタニック 」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

note投稿100回目を突破して、新たな気持ちでまた始めます。

よろしくお願いいたします。

今日は読書 夏見正隆さんの「スクランブル 空のタイタニック 」についてです。

航空自衛隊が戦うスクランブルシリーズ第8弾。

実際の自衛隊は憲法のためなかなか戦うことができませんが、

小説ではその鬱憤を晴らすように、多少荒唐無稽の話でもエンターテインメントだと思

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.083 読書 夏見正隆「スクランブル 尖閣の守護天使」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.083 読書 夏見正隆「スクランブル 尖閣の守護天使」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「スクランブル 尖閣の守護天使」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブル」シリーズの第5弾です。

このシリーズの特徴は自衛隊のパイロットが侵入してくる敵機と戦うところがメインで現役パイロットが書いているのでリアリティが高く面白いですが、

もう1つの魅力が、自衛隊なので憲法や政治に惑わされて、何もできず我慢我慢、辛抱辛抱

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.059 読書 夏見正隆「亡命機ミグ29―スクランブル」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.059 読書 夏見正隆「亡命機ミグ29―スクランブル」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「亡命機ミグ29―スクランブル」についてです。

航空自衛隊が活躍する「スクランブルシリーズ」の第4弾ですね。

本当にこのシリーズ読みやすくかつ面白いので止まりません。

あり得ない状況ばかりで荒唐無稽ですが、最近はこれはエンターテイメントだと割り切って楽しんでいます。

そう”リアルじゃなきゃダメだ”という病にかかっていたかもしれ

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.038 読書 夏見正隆「復讐の戦闘機(フランカー)」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.038 読書 夏見正隆「復讐の戦闘機(フランカー)」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「復讐の戦闘機(フランカー)」についてです。

航空自衛隊が戦う「スクランブル」シリーズ、第3弾。

第二弾も800ページ越えで読み応えありましたが、

今回は上下巻で500ページ、557ページとよりページが増えました。

今回は上巻で地上での戦い。下巻で空中戦という構成。

敵の”牙”が日本に来て彼の過去が明かされたり、

日本に潜

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.035 読書 夏見正隆「要撃の妖精(フェアリ)―スクランブル」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.035 読書 夏見正隆「要撃の妖精(フェアリ)―スクランブル」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「要撃の妖精(フェアリ)―スクランブル」についてです。

航空自衛隊が戦う「スクランブル シリーズ」の第二弾。

前回第一弾「スクランブル イーグルは泣いている」が面白過ぎてすぐ読み始めました。

なんと今回は811ページの分厚さ。辞書並み、京極夏彦さん並みのページ数に期待が高まりました。

前回は航空自衛隊に入ったナイーブな青年風谷

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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.026 読書 夏見正隆「スクランブル―イーグルは泣いている」

趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.026 読書 夏見正隆「スクランブル―イーグルは泣いている」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は読書 夏見正隆さんの「スクランブル―イーグルは泣いている」についてです。

本屋さんでシリーズ化しているものを探していたら偶然見つけた本です。

無性に長いシリーズものを読みたくなったんです。

前評判もわからず、裏の解説のところに青春群像ドラマ!とあるじゃないですか。

若干ライトノベルな印象がありましたが、まあ読んでみないとわかりません。

また63

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