その「評価者」はどこにいる?アウトプットと目的設定。
アウトプットしなきゃとは思うけど中々できない…続かない…と悩んでいる人にお薦めのnoteが、竹村俊助さんの『うまくいく人はアウトプットを「スタート」だと思っている』でした。
このタイトルの通りで、つまり、うまくいかない人はアウトプットを「ゴール」だと思っている。逆なんですよね。
アウトプットの目的設定
逆になってしまう理由は「アウトプットの目的設定」だと思います。
目的が「学び」か「賞賛・評価」かで行動は大きく変わる。当然ですよね。
「評価」は承認欲求だけとは限らない
評価は「認められたい」といった承認欲求だけとは限りません。「間違えを指摘されたくない」といったネガティブな感情も含まれます。つまり恐怖です。
アウトプットを苦手としている人の根底には「間違えたらどうしよう」という恐怖心があって、手を止める要因の一つになっていると思います。
未熟さは「学び」にとって大切な種
一方、アウトプットを「スタート」だと思い、「学び」と思っている人たちに、「間違えたらどうしよう」という恐怖心はあまり機能しません。 学びとはそういうものだし、未熟でも手を動かした事実の一つ一つが自分の成長に繋がると知ってるからです。未熟さは成長するための大切な種だと思っている。
「未熟さ」という大前提を「価値」と見るか「恐怖」と見るかで、その後の行動が対極になります。その視点を決めるのが、アウトプットの目的設定(学び or 評価)だと思います。
目的は行動を規定する
どんな仕事をするにも目的設定が非常に重要です。その理由は「目的は行動を規定するから」だとぼくは思っています。
アウトプットしたいけど中々できない…という人は「がんばって毎日書こう」と思うよりも、「とにかく何でも学びに変えよう」と思った方が有効なはずです。
行動を変えたいなら、目的を変えるべきで。行動していないことが課題なのに、「がんばって行動しよう」は解になっていないと思います。
その「評価者」はどこにいる?
また、「評価」の対象は他者ですが、「学び」の対象は自分です。
そして、その他者は見えません。そもそもいないかもしれない。たぶんいません。あなたの頭の中だけです。なぜなら、アウトプットしても最初はほぼ誰にも見られないからです。あなたが恐れている評価者はどこにもいません。オバケみたいなものです。たぶん。
竹村さんも下記のように書いています。ぼくもそう思います。
自分のために、できることをやる
でも、自分の中の気づきや発見は毎日見つけることができます。自分の学びのために、できることをやる。目に見えることを信じる。それが大切だと思っています。
オバケを気にして手を止める意味や価値はたぶん、ほとんど、全然ない。とぼくは思っています。オバケなんていないさ。
追記 Giveから始めること
下記のnoteを読んで、本当になあ…と共感しました。アウトプットに関して、こういうスタンスがぼくはとても好きです。
Giveから始める大切さ
Webコンテンツなどのアウトプットは基本的に「Giveから始めよ」だと思っています。歩道橋を渡れなくて困ってる方がいたら、まず声をかけますよね。そして、一緒に渡る。それが大切で。
その行為を見て、「他の方法もある」「本来は行政にクレームすべき」といった「もっとこうすればいい論」が出るのは仕方ないとしても(じゃあ、自分でやれよとは思いますが)、それらのために「何もしない人」にはなりたくないなあ…と思っています。
大切なのは「正しさの証明」ではなく、「いま困っている人へ渡せる何か&できる行為」のはずなので。正しさの証明はやりたい人同士でやっていればいいと思うし、ぼくはあまり興味がありません。何かを証明するより、誰かの役に立つ方が自分にとっての喜びなので。
だから、アウトプットは確かに勇気がいるけれど、どこかの誰かの役に立つといいな…といつも思っています。あと、アウトプットは自分にとってめちゃくちゃ勉強になります。それがやっぱり一番大きいです。笑
コンテンツについての関連note
Webサイトの主役はコンテンツです。でも、「コンテンツが書けない」という企業様は本当に多いのが現状です。コンテンツについてのnoteをいくつか書いていますのでよかったらご覧ください。何かしらのお役にたったら嬉しいです。
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