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不毛な隠蔽工作

完結だと思っていた映画の続編が死後に作られるなんて知らなかった、という屈辱を味わうことがないように祈ります。

スターウォーズに続編があるだなんて誰も思わなかっただろうし、それを知らずに死んでいった熱狂的なファンはどんな気持ちなんだろうか。きっと恨んでいるに違いない。未完成に終わった作品が出版されているのを見て、その作者はなにを思うんだろうか? まるで裸を覗かれているような恥ずかしさを味わうなんて、死んでも油断ならないね。死んだ後、こっそり書いていた日記が出版されてしまう方が、公開処刑ほどの罪があるだろうし、それでも自己規制で省かれた箇所があるわけで、それこそみてみたいと思うのです。黒く塗りつぶされたところこそ、本当の感情が現れているのだろうし、だからこそ、誰にも見られたくないのだろう。誰しもが秘密文書を持っていて、誰しもが隠蔽しようと必死なのである。それでも、死んでしまったら、全て公開されてしまうんだから、死んだら無力なんだね。

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