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RingNe(初稿公開)

はじめに

前作「KaMiNG SINGULARITY」に続き、新たに発表する体験作品「RingNe」の小説版、初稿が完成しました。

転載防止のため300円の有料公開になりますが、少なくとも自分は他に見た事のない、新たな生命観をまなざすSF作品になっているかと思います。また、初稿を公開する作家もかなり稀ですので、(いつか完成する)完成版と比較してお愉しみいただくのも一興かと。

下記、簡単なあらすじです。

「人は死んだら植物になる」
死後の行方が量子科学により解き明かされた時代
世界と植物の関係は一変した。
植物の量子情報を解析するデバイス「RingNe」の開発者、春は青年期に母親を亡くし、不思議な夢に導かれてRingNeを開発した。植物主義とも言える世界の是非に葛藤しながら、新たな技術開発を進める。幼少期に病床で春と出会った青年、渦位は所属するDAOでフェスティバルを作りながら、突如ツユクサになって発見された妻の死の謎を追う。森林葬管理センターの職員、葵は管理する森林で発生した大火災に追われ、ある決断をする。

巡り合うはずのなかった三人の数奇な運命が絡み合い
世界は生命革命とも言える大転換を迎える。
前作「KaMiNG SINGULARITY」に続き
新たな生命観を思考する、12の人間と77の植物たちの物語。。

-以下より本文が始まります-

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