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旅を振り返る9日目

熊本を観光

連日、快晴に恵まれて嬉しい。
今日は、熊本城と水前寺公園に行く。
熊本駅の駅舎は、熊本城の武者返しがモチーフになっている。
暗くなってから熊本に着いたのでよくわからなかったが、朝に駅舎を見て思ったより高いし、シンプルだし、それでいて熊本のシンボルだと想像ができるデザイン。誰が考えたのか調べたら、安藤忠雄さんだった。

熊本にも市電がある。
今日から3日間は、旅名人きっぷを使った。
JRの他にも地下鉄や市電など、九州の全鉄道が乗り放題になる。
(新幹線、特急は除く。)
まさにこの旅にふさわしいようなきっぷ笑

復活した熊本城

熊本城は熊本地震で被害を受けて、復興の途中。
そんな中、天守閣とその周辺は復活して展示を見れるようになったばかり。
天守閣に行くまでにも、崩れた瓦礫や櫓などが残っていて、被害の大きさと歴史ある城の再建の難しさ、たくさんの職人さんが関わっているんだろうなと想像を掻き立てられた。
1番驚いたのは、熊本城はこれまでにも地震の被害を受けてその度に復活してきたということ。
今回も現時点での防災技術を駆使して再建されたのだと思うと感慨深い。

崩れた櫓と石垣

熊本城を後にして、水前寺成趣園に向かった。
熊本城と関係が深くて、城主の細川氏がつくった庭園。
熊本は水が美味しい。市内の水道水は100%地下水なんだとか。
阿蘇からの恵み。この庭園にも通っている。
冬の庭園は芝が茶色く殺風景なようにも感じるが、それでもきれいに整備されている。おすすめは冬以外だと思う。

冬でもきれいな庭園

熊本11:46発→吉野ヶ里公園13:59着

武者返しがモチーフの熊本駅

もう少しゆっくり熊本を堪能したいところだったけれど、佐賀県へ向かう。
佐賀県といえば、ここかなと思って、吉野ヶ里遺跡へ。
九州を抜ける前に、唐津と虹の松原にも行く予定なので佐賀はここで途中下車。

吉野ヶ里遺跡は、弥生時代の遺跡。歴史の教科書で見たあの場所。
青森にある三内丸山遺跡は、縄文時代の遺跡。
竪穴式住居などいろいろ残っている。
1番の特徴は、張り巡らされた堀かなと思う。深い堀を村の周りに掘ることで、敵の侵入を防ぐ。戦国時代の城建設にも通じるものが弥生時代からつながっていたなんてという驚き。
歴史は繋がっているんだということが腑に落ちた。
施設の人とお話しして、「良い旅を!」と言ってくれてたのが嬉しかった。

復元された弥生時代の街並み

吉野ヶ里公園15:40発→長崎19:22着

佐賀県を後にして長崎県へ。途中、肥前山口と早岐で乗り継ぐ。
ここ数日の中では遅い到着だったので、早く寝る。
長崎駅は新幹線の開業に向けて絶賛、工事中で駅前はよくわからなくなってた。駅舎は完成されていた。駅前もどんな風になるのか楽しみだ。

今日も読んでくださりありがとうございます!