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境界線の私、国境の島

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孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。
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2024年6月の記事一覧

Luchu 譚

Luchu 譚

幼な子の手
しっかりとつなぎ合い
丘をゆっくりと歩く
長らく刈り込まれた
異国のような芝生面は
やっと息を吹き返し
足元を島の植物が歌っている
しばらく抜けなかった轟音空耳は
今はなりをひそめ
戻ってきた鳥の声だけが響く
遠くに見える海からの風が頬をなでる

かつて
あそこに整然と並ぶフェンスがあった。
(未撤去の箇所には蔓性ゴジラ植物)
村の水源の音が聞こえる。
幼な子はもうすぐ学校がはじまる。

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Jアラート

Jアラート

5/27(月)夜。
私はいつも楽しみにしているEテレ「100分de名著」『魔の山』最終回の終盤を視聴していた。その前にはオンライン読書会にも参加していて、あとはこれを見て寝るだけ…と心地よい時間を過ごしていた。

22時46分
突然、画面が切り替わった。
スマホからの、心臓に悪い音。

「ミサイル」「飛翔体」
「TVは緊急速報ばかり」
いびつなニュースの実態と、
報道の「横並び」に辟易し、
分析・

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