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境界線の私、国境の島

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孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。
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2023年7月の記事一覧

「常に泥臭く何か訴えてるのが本物のうちなーんちゅだ(私みたいな)どっちつかずに見える者には興味ない」…そう、私は偽物に見えるのだろう。でも私は同化政策後の沖縄人だ。強力に年を経た「名誉白人」の大和版だ。アイデンティティを揺さぶられ生きてきた。私を受け入れられるか。私も。あなたも。

考えてみれば「軟弱地盤」なんじゃない。何かの障害のように連呼したくない。元々そこが「柔らかくある理由」があるはずなんだ。自然の摂理として。そこに人間が勝手に夥しい杭を打ち込み、光と風を遮り、覆い固め、静かな時間を奪う。島を生かしてきた内臓と保水と皮膚と新陳代謝機能が病んでしまう。

負の連鎖を自分のところで止めてる人は、そのぶん見えない内側が蝕まれ続けているんだよ…(そこからもがこうと必死なんだ…)