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自己肯定感、人並み? 身の丈ちょっと下、くらい。

炊き込みご飯が食べたくなって、鶏肉とごぼうを買った。
筑前煮は先々週に作ったから、となると主菜は唐揚げかなあ。
副菜は、王道できんぴらごぼうでいこう。
夏の終わりのオクラを添えて。

と一通り作って並べてみたら、お手本のような一汁三菜になった。
なんか絵になる、これは写真を撮りたい、と、久々に自分のごはんを撮影。

久々だ。そうか、そういえば、私、ごはんの写真を撮らなくなったな。


写真に収めて「私頑張ってる」って思わなくともよくなった。
発信しなくてもよくなった。
料理は自己肯定感を満たすための手段ではなく、日常生活になった。

というのも多分、
自己肯定感がちょっとずつ、芽生えてきた。


ずっとずっと、自分の自己肯定感の低さと闘ってきた。
価値がないように思ってしまう自分がつらくて、何もできない、劣っていると思ってしまう自分がつらくて。

どうにかしよう、と去年の秋に思い立って、
車の免許を取ったり、お化粧を頑張るようになったり。

加えて、新しいコミュニティにいくつか所属するようになった。
新たなコミュニティの中では、私のことを知っている人は誰もいなくて。
「みんなが思う私」を演じる必要がない世界で、
むしろ「なりたい私」で思いっきり人と接することができるようになった。

気づいたら、自分で自分のことを責めることが減った。
むしろ、自分で自分に向かって、私こんなにいい子なんだから大丈夫(別にちょっと嫌われたからって生きていけるっしょ!)、と思うことが増えたw

自己肯定感、人並み? 少なくとも、身の丈ちょっと下、くらい。
ネガティブな感情が減って、だいぶ生きやすくなった。

個人的に思う自己肯定感の高め方

自己啓発系の記事みたいでキモいなとも思うのですが、
個人の備忘録として、また誰かの何かの参考にもなるかもしれないので。
こんなことが役に立ったなーと思うものを載せておきます。

①達成しやすい目標を立てて達成する。

私の場合は「自動車免許を取る」でした。
自分が苦手と思っている分野で、他者の力を借りつつ絶対に達成できる目標を立てるというのは、結構自信につながりやすいなと思った。

(日本の自動車学校、入れば絶対免許取れるのすごい)

②自信を持てる部分を増やす

今までずっと外見に気を遣わずに来たから、外見に自信を持ったことがなかった。
それを変えようと思って、お化粧とか少し気を遣うようになって、
最近は毎日髪も巻いて、眉も整えて、毎朝鏡で「よし、OK!」ってやっている。

今までコンプレックスを持っていた部分をいきなり変えよう、とするのは結構難しいけれど、
今まで自信があるでもないでもなかった部分に注力して、「自信がある部分に変える」というのはそれに比べれば簡単で。

自分の中の評価軸が複数になって、なおかつ自信を持てる評価軸が増えていくと、相対的に自信が持てなかった部分が気になりにくくなっていく。
そういうふうにつく自信もあるな、思いました。


③新たなコミュニティに飛び込んでみる

新たなコミュニティ、かつ、今まで自分が自分を置いていた評価軸が何の意味もなさない場所、に身を置いてみる。

一つのコミュニティ(ないし均質するコミュニティ)に所属し続けると、
そこで得られるものも多いのだけれど、少しずつ価値観は染まっていくんですよね。
その価値観で自分を肯定できなかったら結構苦しい。

だからその価値観や評価軸が存在しない、全く新しいコミュニティに飛び込んでみると、
案外自分ってこういうポジショニングができるんだ、とか、
こういう人っていう風に見られることもあるんだ、とか、
「別にあの価値観がすべてってわけじゃないのね」って実感できる。

例えば私の場合、学歴フィルターをガンガンに掛けられて生きてきたので、
そのフィルターが意味をなさない/隠された状態で人と接することのできる場所に複数馴染めたのはよかったです(最近ばれつつありますが)。


そんなわけで、人間って変わろうと思えば変われるんだなあと思う今日この頃。

おかげさまで各種SNSの更新頻度はがくんと減りましたが、
代わりに手に入れた新しい場所で、
それなりに楽しく、元気に生きています。

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