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おしゃれ初心者がおしゃれを頑張ることにした話

子供の頃は、思っていた。
私もきっと、大人になったら、綺麗にお化粧をしたりおしゃれな服を着たりするんだろうなって。

人生四半世紀をすぎる頃、ようやく知った。どうやらぼーっと生きているだけで、自然とおしゃれになるわけではないらしい。

そんなわけで、ここまでおしゃれに関心がなかったアラサー社会人が、少しは状況を改善しようともがき始めた話をしたいと思います。

今まで

学生時代はほぼすっぴんで過ごした。

就活が始まるとなったとき、初めてドラッグストアに駆け込み、
とりあえずカネボウの美容部員のお姉さんに薦められた、最低限メイクに必要な化粧品を手に入れた。

そのとき買ったコフレドールのコスメ一式を、底が見えたら同じものを買う、を繰り返し、未だにずっと使い続けている

自分の見た目に対する興味が極端に薄いまま生きてきたから、
自分に合う化粧品を買うとか、流行りに合わせてメイクを変えるとか、
そこに労力やお金をかけることをしたことがない。

私にとってお化粧は、
「一応化粧をしています」というアピールのために顔に塗るもの、にすぎなかった。

きっかけ

きっかけはこちら。

自信が持てない自分が嫌で、そんな人生を変えたくて。
お化粧で自分を変えられるなら、変えてみたい、と思うようになった。

しかし今更、何から始めればいいのかわからない。

そこで、とりあえず始めたのが、
美容系YouTuberの動画を見ることでした。

具体策①:美容系YouTubeを見る!

世の中にはたくさんの美容系YouTuberやインフルエンサーがいて、そこからまず迷う。
とりあえず「メイク 初心者」で検索。

初心者的に一番参考になったのが、兵藤小百合さんの動画だった。

・メイクの基礎
・初心者がやりがちな失敗
・プチプラからデパコスまでのおすすめ紹介

などを、丁寧に説明してくれる。
プロのメイクアップアーティストとしての経験や知識もきっと豊富で、情報にも信頼が置けるな、という印象。

これを見ているうちに、少しずつ知識も身についてきて、
そういえばマスカラの持ちが悪いのが気になっていたんだった、とか、
アイライナーって使ったことないけど買ってみようかな、とか、
そういう気持ちになってきた。

導入にはすごく良かったんじゃないかと思う。

具体策②:とりあえず(プチプラで)買ってみる!

見ているうちに、自分でも使ってみたくなるのが人間の性で。

しかし今までほとんど新しいコスメを買ってこなかった私、いきなり4000円級のコスメをぽんぽん変えるかというとそんな勇気はなく。

とりあえずおすすめされているプチプラ商品を恐る恐る買い始めた。

・CANMAKE ノーズ&アイブロウパウダー

・kiss ソフトムースライナー

・rom&nd ジューシーラスティングティント アップルブラウン

化粧品って、ほしくなるし、いくつあっても困らないし、お金が飛ぶな〜……と思った。

新しい色やアイテムが案外自分に似合うと、テンションが上がる。ハッピー。


具体策③:プロに聞く!!

お洒落について調べていると必ずと言っていいほど行き当たるのがパーソナルカラー診断や顔タイプ診断。

私も例に漏れず自己診断はやってみた。
しかし、あまりに知識がないもので、自己診断が当たっているのかどうかわからない。

お金を出してプロに聞く、というのが自分を変える上では一番手っ取り早いとは知っている。けれど、なかなかお値段もかかるし、手を出せずにいた。

そんな話を、久々に訪れた美容室で美容師さんに話したら、

「あー、でも芋餡さんは、顔タイプエレガントって感じする。パーソナルカラーは、イエベ秋かなあ」

!!!
いたよここに、プロ!!!

聞けば、やっぱり美容師としても役立つ知識だからと、勉強して身に着けたとのこと。
いろんな方の「似合う」を探すお仕事だから、そりゃあ信用できる。

そんなわけで、最近この診断を頼りにメイクや髪型や来ていく服を決めております。

もちろんある程度しっかりした診断を受けたければ、ちゃんと診断を売りにしたサービスを利用するのが1番、というのは当然として、
私くらいふわっとした希望なら、行きつけの美容師さんに聞くの、結構おすすめかも。

他にも、化粧品やお肌の悩みはマツキヨの美容部員さんに聞いたり。

自分でコンプレックスに思っているところも意外と気にし過ぎだとわかったり、逆にわかっていなかった問題点が見つかったりして、これもなかなかよかった。

身近なプロに臆せず頼ること、大事だなあと思います。

結論

こうしたことの繰り返しで、大きく見た目が変わったか、というと、
意外と多分そんなことはなくて。
でも心持ちが大きく変わった。

鏡を見て、こうしたほうが似合うかな、と考えるようになった。
時間がある日は、髪を巻いてみるようになった。

出かける前に、鏡を見て、
「大丈夫、今日の私は自信を持てる」
と確かめる時間ができた。

「見た目に気を遣うことが苦手」という私の最大のコンプレックスは、ゼロにはもちろんならないけれど、少しずつ薄くなっている。


見た目を美しく着飾ることが正義だとは思わない。そうしなければいけないとか、そうする人間には価値があるとか、そういう考え方は好きではない。

だけど、見た目を美しく着飾ることは自信につながるし、正しく自信を持つことは、世の中を生き抜く上で必ず自分の武器になる。

だから私は、おしゃれを続ける。
私自身のために、続けていこうと思う。

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