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日々の雑文

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つれづれなるままに、好きなモノのことなどを。
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#読書

鬼平

鬼平

JAタウンが、劇場版「鬼平犯科帳 血闘」とコラボしたXキャンペーンをしている(今日5/9まで)。

リポストでギフトカードが、
返信でトートバッグが当たるという。

どちらも当たるとは思っていないが、
JAタウン公式応援大使根本凪推し且つ、
池波正太郎ファンとしては参加せざるを得ない。

実写版鬼平様も、随分代わった。

初代松本白鸚、丹波哲郎、萬屋錦之介、そして当方の大好きな中村吉右衛門。
吉右

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北村薫

北村薫

北村薫先生は、今更当方が紹介するまでもないと思う。

とはいえ、好きなのだから仕方がない。

どれを取り上げるかは死ぬほど迷ったが、1冊に決めきれなかった。

若い女性が語り手の「円紫師匠と私」シリーズと、主人公が若い女性に翻弄される「覆面作家」シリーズが好きである。

クソ田舎育ちの当方、娯楽があまりない幼少期を過ごした。
数少ないイベントの一つが、両親の好きな落語である。
地元出身の若手落語家

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京極夏彦

京極夏彦

何だ、この厚み。
文庫版広辞苑?
枕??

それが、京極夏彦先生と初めて遭った感想である。
「姑獲鳥の夏」である。

時代物はいっそ江戸より前の方が好きだったから、戦後が設定か……と読むのを躊躇した。
戦争よりはイクサがいい。

しかし、この厚さ。気になる。

ちょうど、森博嗣先生の「すべてがFになる」に打撃を受けた後だった。
同じ講談社文庫だし。
あ、昔から本は、できれば文庫で並べたい派です(た

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「還暦不行届」

「還暦不行届」

安野モヨコ先生のエッセイ、「監督不行届」の続編。20年後版である。
ようやく手に入れた!

本屋から戻り、わーいわーいとページを捲った。
冒頭、アニソンしか聞かない庵野監督がレッチリをお経扱いするトコロでそっと本を閉じた。

ううぅ……オモシロイ!
やはり、仕事から帰って来て、ゆっくり読みたい。
帰ってからのお楽しみがあると、死んでも残業なんかするものかと思う。

しかし何故か、仕事はすればする程

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