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日々の雑文

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つれづれなるままに、好きなモノのことなどを。
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露草とか蟷螂とか

露草とか蟷螂とか

露草。
月見草。

子供の頃、当たり前に身近にあった花。

街なかに住んでいるためか、めっきり見なくなった。

スイコも見ない。
名前が地域で違うのかな?
噛むと酸っぱくて、小学校からの帰り道のおやつだった。
調べたら、本名は酸葉と言うらしい。

先日、久しぶりにカマキリを触った。

鮮やかな緑色は当方の推しの色だ。

ご来店ありがとうございます。

しかし、踏まれるといけないし、カマキリの餌は販

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パンが焦げても

パンが焦げても

久しぶりに読書記録。

「パンが焦げてもふたりなら」
著者:たな

オレンジページで連載されていたもの。
単行本になるのを待っていた(そのわりに半年買うのを忘れていた)!

見た目も性格も凸凹な、はーさんとひーさんのふたり。
温かくゆっくりな日常と、ご飯。

こんな家が待っていたら、仕事疲れても大丈夫って思えるな………。

当方のオススメは、p.44「いい朝のはじめ方」です。ご一読を😌💕

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多様性

多様性

「お化けって、女ばっかりだよね」
知人がポツリと言う。

視線の先に、映画のポスターが並んでいる。
真ん中は、学園モノのホラーらしい。
机が並んだ教室で、主演の俳優がチョークを持っている。先生役なのだろうか。

サダコとかイワとかキクとかカサネとかトイレのハナコとかってことかい?

「そう。なんか俺、ケンジとかタロウとかナニベエの幽霊とか知らないんだけど」。

つまり、ヤツが言いたかったのは。

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補修

補修

繁忙期が、一息ついた。

世間でいう夏休み+お盆は、休みを取りたいスタッフも多いので、人手不足が極まれる。

残業つき6連勤をなんとか乗り切り、遅い夏休みの3連休を頂いた。

しかし、お盆が明ければ、それは年寄ーズの通院ラッシュの始まりの合図。
初日は内科と耳鼻科、買い出しと少しの昼寝(3時間は少しではない)で、夕陽を拝むハメとなった。
今日は眼科と総合病院、明日は床屋。
見事な詰将棋である。

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発熱

発熱

知人の職場に、鳥の名の上司が居られるそうだ。

当方の職場には、犬上司と猫上司がいる。
世の中なべて動物園である。
………などと、皆様、芋ごときには言われたくないであろう。

その鳥ナントカさんが、体調を崩されたという。人手不足の折、しかも繁忙期。
誠に大変である。
最近またあれこれ流行っているようだし。

「コロナ?溶連菌?まさか手足口病?」
と尋ねると、知人は真顔で

「鳥インフルエンザ」。

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グラビア

グラビア

当方の推しの根本凪は、グラビアのお仕事もしている。

当方は、貧相ながらも同構造のボディを所持しているため、これまでグラビア雑誌というものに全く興味がなかった。

なんで金払っておっぱい見る必要が…………?

(・・?

それは、根本凪を推し始めてからも、同じ考え方のままだった。

歌とトークを推している。のである。

しかし最近、娘の写真撮影の機会があった。

七五三の「三」は辛うじて済ませたが

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パンク顛末記

パンク顛末記

と、言うわけで(昨日のつぶやき参照)。

暑くなりそうだな……と思いながら、爺芋の診察予約を取りに、朝イチでかかりつけまで🚲️を走らせた。
通勤通学時間帯は、車より早いのである。

運良く2番が取れたので、時間を見計らって爺芋を乗せて車を出した。
季節によっては彼も自力🚲️で行かれる距離ではあるが、年寄に真夏の太陽は危険である。
休日の家族サービスくらい、致しますとも。

内科の駐車場に停めた

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戦争

戦争

帰宅したら、相方芋が映画チャンネルを付けていた。

飯テロならぬ、何テロと言うのだろうか。

見ちゃうじゃん!!
明日も早番なのに!!!
寝かせろよ!(寝ろよ)

途中からだったので、タイトルがわからないまま見進める。

出てきた地名や人名でググると、どうやら「ブラックホーク・ダウン」らしい。

戦争映画の良くないところは、服装や髪型が皆同じで区別がつかないところである。
よほど好きな俳優でもない

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成長とかいうもの

成長とかいうもの

娘芋が、帰ってきた。

東の都に住む彼女は、帰省の前に、遥か西の地へライブの遠征に出かけ、新幹線と夜行バスを乗り継いで帰ってきた。

何故なら、夏休み中の成人式の前撮りの予約が、昨日しか都合がつかなかったからである。

もちろん、当方が推し活にも遠征にも賛成派であるのは、noteの皆様方にはお分かりいただいていると思う。
ライブ諦めろやなんて、口が裂けても言わないのだ。

しかし、後々まで残る写真

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精神と肉体

精神と肉体

更年期障害の第一波を抜けた(かもしれない)。

まだ気分に波はあるが、夜中にしくしく泣くようなことはない。

しかし、眠りは浅いし、深呼吸が出来ていないようである。
春先までは、目を閉じて3つも深呼吸すれば爆睡していたのに。

そして、暑い。

じわじわと汗ばむのが、梅雨明け間近の湿度のせいなのか、お年頃の自分だけなのかの確証が得られないのは不便である。
随時、「この部屋暑いんだけど、自分だけ?」

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骨を折る

骨を折る

猫好き上司が、風邪をひいた。

コロナインフル検査はクリアしたが、肺の奥から絞り出すような深い咳が止まらない。

大人しくしててくださいよ。
我々世代は咳やクシャミで肋を折れますからねと警告したが、風邪如きで休めるほどホワイトな会社でも、それを許す店の環境でもない。

案の定、咳が治まった頃になって、
「芋さん………肋が痛い………」と言う。
明日は絶対に整形行くんですよ!と見送ったが、休み明け、や

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分身

分身

「うっあ!びっくりした!」

バックヤードに入るなり、猫好き上司が飛び上がる。
こちらの台詞である。
彼女は眉間にシワを寄せて、当方を睨みつける。
「芋さん、今あっちに居たよね!?」

…………………。

作業をしている当方を通り過ぎて来たら、また当方が居たそうだ。
そりゃ、びびるわな。

どうやら、当方はとうとう分身の術を体得したらしい。

やったぜ(^^)/

分身さえできるようになれば、仕事

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夜を走る

夜を走る

帰宅時間は、とっぷりと暗くなっている。

早ければ20時。
遅ければ日付が替わってからだ。

昔は、夜道を運転するのが怖かった。

対向車のライトが眩しくて、何て危険なのだろうと思っていた。

それは、夜のうちでも早い時間で、交通量が多かったからだ。
と、真夜中に帰宅するようになって気がついた。

人っ子一人いない田舎道を、街灯に照らされながら走る。
行きは10分以上かかる道だが、車が少ない深夜は

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妖怪展(山寺芭蕉記念館)

妖怪展(山寺芭蕉記念館)

毎年夏に、近くで妖怪展がある。

見に行きたいと思いながら、一度も足を運んでいなかった。

絶賛自分甘やかし期間中に、爺婆芋を連れて行くことにした。
この夏やりたいこと、である。
珍しく、休みが重なった相方芋も同行すると言う。
同行を許可しよう(上から目線)。

娘芋が出て行ってから、愛車に4つの尻が乗ることは滅多になくなった。

山道を、エンヤコラエンヤコラと上って行く。

途中、芝桜の名所を通

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