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日々の雑文

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つれづれなるままに、好きなモノのことなどを。
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2024年7月の記事一覧

分身

分身

「うっあ!びっくりした!」

バックヤードに入るなり、猫好き上司が飛び上がる。
こちらの台詞である。
彼女は眉間にシワを寄せて、当方を睨みつける。
「芋さん、今あっちに居たよね!?」

…………………。

作業をしている当方を通り過ぎて来たら、また当方が居たそうだ。
そりゃ、びびるわな。

どうやら、当方はとうとう分身の術を体得したらしい。

やったぜ(^^)/

分身さえできるようになれば、仕事

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夜を走る

夜を走る

帰宅時間は、とっぷりと暗くなっている。

早ければ20時。
遅ければ日付が替わってからだ。

昔は、夜道を運転するのが怖かった。

対向車のライトが眩しくて、何て危険なのだろうと思っていた。

それは、夜のうちでも早い時間で、交通量が多かったからだ。
と、真夜中に帰宅するようになって気がついた。

人っ子一人いない田舎道を、街灯に照らされながら走る。
行きは10分以上かかる道だが、車が少ない深夜は

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妖怪展(山寺芭蕉記念館)

妖怪展(山寺芭蕉記念館)

毎年夏に、近くで妖怪展がある。

見に行きたいと思いながら、一度も足を運んでいなかった。

絶賛自分甘やかし期間中に、爺婆芋を連れて行くことにした。
この夏やりたいこと、である。
珍しく、休みが重なった相方芋も同行すると言う。
同行を許可しよう(上から目線)。

娘芋が出て行ってから、愛車に4つの尻が乗ることは滅多になくなった。

山道を、エンヤコラエンヤコラと上って行く。

途中、芝桜の名所を通

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セルフケア

セルフケア

自分のやりたいこと
本当に好きなことが後回しになっていた

全部やりたいことで
自分が選んだことには違いないのだけれど

家族や仕事や友人を優先にしすぎて
自分が迷子になりかけていたなぁ

24時間のうちの
最後に残った1時間で本を読むのではなく
責任を果たしたら
最初の1時間を自分に使いたい
週に一度だけでも

自分だけが立ち止まって
世界が猛スピードで追い越していく
赤子と二人きりで過ごしたあ

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反省文(創作大賞感想)

反省文(創作大賞感想)

創作大賞に、応募してしまった。

した、ではなく、しちゃったぁぁぁ、である。

今年は長文を書くのが目標だったし、何かしらの賞にも応募してみたかった。
「夏休みの宿題をちゃんと出せる自分」である。

春先から書き始めたのは、芋と言えばの「推し活」話。

しかし、筆が全く進まない。
主人公を変えてみる。
視点を、舞台を変えてみる。
捗らない。

日頃、1000字を超えたら長いかなぁと思うレベルで書い

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嫁入り

嫁入り

清竜人、という方がいるらしい。

シンガーソングライターで、アイドルプロデューサーのようだ。

何年か前に、清竜人25というユニットで人気を博したという。
旦那(御本人)と嫁(アイドル5人)の一夫多妻ユニット、だったそうだ。

(全部伝聞www)

曲を聞いたことがないおばちゃんの感想としては、
「一夫多妻……?………なんだか意味がよくわからない………?」であった。

(でんぱ組.incに提供の曲

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空蝉の誓い

空蝉の誓い

7月に入ると、墓参りに行く。

自分の墓である。

街を見下ろす小高い丘の上に、巨大なパチンコ玉のようなモニュメントがある。
などというと、たぶんバチが当たりそうだ。

そのパチンコ玉が、死後に芋家が入る集合マンションである。

知人の御母堂が先に入居されたのは、震災のあった夏だった。

その時、家族割がありますよ〜と言われて(こんな軽いノリでは決してなかったと思うが)、知人は自分の名前も墓石に刻

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鬱々と

鬱々と

始まりは、少し早い夏バテだったかもしれない。

6月が始まってから、調子を崩していた。

都知事選の影響もあったのか、叩き合い罵り合うようなツイートばかり目に付いて、勝手に打ちのめされる。

名指しで何か言われたわけじゃなかろうに、と知人には呆れられたが、悪意と批判を全部そのまま受け取って吸収する、スポンジ精神状態だった。

これは少しデジタルデトックスしなければと判断し、Xの呟きを止め、note

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記す

記す

何年も読んでいるブロガーさんが、急に入院されてしまった。

当方との共通点は、あまりない。
華やかな(に見える)活動をされていて、若くて綺麗な女性である。
似ているというなら、母親であるコトと、同じ国の空気を吸っているコトくらいだ。

しかし、たまたま誕生日(年はだいぶ違う)が同じというだけで親近感を覚え、何となく毎日読んでいた。

夫さんと喧嘩すれば(勝手に)肩を持ち、
お子さんの誕生日には(勝

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夜灯

夜灯

2階のカーテンを閉めずに、布団に入る。

明かりは全て消して寝るし、高い建物が隣接するわけでもない。
室内を覗くのは、屋根を鳴らす烏か猫だけだ。

窓を照らすのは、
くすんだ街灯と、
離れた場所にそびえ立つマンションの通路灯。

月明かりも星も、
この部屋を覗いたりはしない。

誰かを際限なく傷つけてしまいそうで、
その衝動を抑えられそうになくて、
口を閉じてみたけれど。

結局、我慢できない自分

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月見草

月見草

生まれ育った、今はもう無い家の庭に。

月見草が咲いていたのを思い出しました。

夜に外へ見に行くのは、
小芋には特別な時間で。

大好きな花だったのに。

どうして忘れていたのだろう。

☆ヘッダー写真、お借りしました。ありがとうございます。

雨粒を払う

雨粒を払う

いっちょまえに、低気圧にやられたりしている。

あぁ、天気が崩れるのだなぁ……と、事前に薬や気持ちを用意出来るようになったのは、ほんのここ数年だ。

頭痛を皮切りに機嫌を悪くし、家人に当たり散らすようなことをしていたのは、そういえば天気に左右されていたのかもしれない。

それに気づいたのは、同居の婆芋、別名を🦖と言う生物のおかげである。

この人の気分のアップダウンに振り回されるのが嫌で、上京し

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紫の君

紫の君

腐れ縁の知人のせいで
アイドルを推す、という行為を知り。

そのアイドルのおかげで
noteやXという媒体と出会い。

そのnoteでまた、
別のアイドルを教えてもらう。

世界は広く繋がっていると、
半世紀生きて改めて、知る。

メディア露出が増えて
全然追えてないけれど。
応援しとるよ。

お誕生日おめでとうございまする🎉

☆ヘッダー写真、お借りしました。ありがとうございます。

なんもしたくない

なんもしたくない

単に、呑みすぎただけですが。

休日明けの会議が一番いやーんなの。

(´・ω・`)

☆ヘッダー写真、お借りしました。いつもありがとうございます!