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何年も読んでいるブロガーさんが、急に入院されてしまった。


当方との共通点は、あまりない。
華やかな(に見える)活動をされていて、若くて綺麗な女性である。
似ているというなら、母親であるコトと、同じ国の空気を吸っているコトくらいだ。

しかし、たまたま誕生日(年はだいぶ違う)が同じというだけで親近感を覚え、何となく毎日読んでいた。

夫さんと喧嘩すれば(勝手に)肩を持ち、
お子さんの誕生日には(勝手に)大きくなったと涙ぐむ。

おとなしめのストーカーである。



毎日何度も記事をあげる方がお休みすると、まるで家に帰ったとき誰も居なかった小学生のような気分になる。
がらんとした家に、小声でただいま、と呟いてみるような。

一向に更新されないページを開いては、また閉じて、を繰り返してみる。



搬送からの緊急入院から2日。
看護士さんも驚く回復を見せ、彼女はブログを再開した。

体調不良で休みます、と書いたのはあまり覚えていないという。


いつも通りのパワフルな自虐ネタに安堵しながら。
体調の戻らぬ時にも通常運転を演じられる強さを羨ましく思ったり、切なく感じたりしていた。


華やかな世界を記すインフルエンサー。
収益が絡む分、書けない苦労や言えない裏話もたくさんあるだろう。

noteをあけすけな愚痴吐き場にしている当方は、なんと果報者だろうか。




noteの最終回、という言葉に、これまで何度か出会った。
楽しみにしていた人達に会えなくなるのは、夕暮れの子供のように不安になる。
潔く撤回して戻ってきてくれないかな………と、過去記事にお邪魔したりしている。

当方がお休みをしていた間、
そして戻った時に、
あたたかいお声をいくつも届けていただいた。

いや、こんなもんを読みたくて待ってたんじゃねぇのよ?と言われないよう、ゆっくり言葉を選んでいる。



☆ヘッダー写真、お借りしました。いつもありがとうございますだにゃん。

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