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WEB図鑑「箱根駅伝 給水」第3巻 給水のルール

第3巻では、給水のルールや使用グッズに注目してみました!

第1巻~第2巻は こちらから→ まえがき&目次

★給水のルールを調べてみた

箱根駅伝 95回大会給水要項 (2019.1.2~3) を見つけました。

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ざっくり言うと
 ・各チームの部員あるいは各チームが許可した大学関係者が
 ・主催者(日体大の給水員が代行)が用意したビブズを着て
 ・主催者が用意した水及びスポーツドリンクを
 ・ランナーと50m以内で並走して受け渡し
 ・ランナーが放棄した容器を回収し
 ・ビブズを主催者に返却して終了・解散


出典:主催者関東学生陸上競技連盟HP
https://www.kgrr.org/event/2018/kgrr/95hakone-ekiden/95kyusui-yoko.pdf

★給水のボトルは2種類

見分けが付くようにテープが巻いてあります。
赤いテープが水、青いテープがスポーツドリンクです。

給水は1区、6区を除く8区の各2か所です。 (前出の要項をご覧ください)

1か所あたり24本(21チーム+予備3本=1ケース)で計算すると
・8区間×2か所×2種類=段ボール32ケース
・32ケース×24本=768本 重さ換算すると約384㎏
部屋に置いたら、相当の場所を取りますね!
ちなみにテープは、関東学連のスタッフが、自らテープを切って巻いています。
(Instagramの投稿に、元学連スタッフのご家族様からコメントをいただいて判明しました)

★給水員が着るビブズ

給水担当者は主催者が用意したビブズを着用しなければなりません。

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左から 藤村燦太(中大) 武士文哉(早大) 三上高史(駒大)

前後ろの違いは、関東学連の赤いロゴ「KORR」の有無と襟ぐりの深さくらい。最初から知っていないとちょっと解りにくいかもしれません。

なぜこんな話題を出したかというと・・・・

駒大の給水担当、元主務の三上高史さん
主催者のお手伝いでしょうか?他チームの給水員にビブズを配っていたら、
前後ろ逆に着ていることを教えられ、着直しされています。

★笑っちゃいけないけど、笑ってしまいました

前のツイートをしたら、こんな反応がありました

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堀尾くんといえば、、、まさか、、、、あの、、、



近しい人からのツイートで判明。
ご自身も自白され。。。。

笑いに替えてしまった中島さんに拍手です!
中島さんが使ってくださったご自身の写真は、4yearsの記事用に提供した写真でした↓

レースが高速化したので給水要項の集合時間を見直されるかもしれませんが、ついでに次の一文があると良いですね(余計なお世話かも)
・給水者は、ビブズを「KORR」ロゴが胸側に出るよう着用し・・・

★第3巻のまとめと予告

関東学連が要項作って実施しており、現場での采配は日体大の給水員が行っています。給水のボトルとビブズにも特徴がありました。給水現場で思わぬアクシデントがあるかもしれません。
第4巻では、95回大会往路5区の様子をお知らせします。

第4巻  「95回大会 5区 大平台」はこちら

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