うつヌケハック担当者が語る「たのしくて、さいきょうのしごと」
なぜ私が「楽しく仕事すること」に対して貪欲なのか?
仕事の成果とかクオリティ求めると、楽しく仕事したほうがいいに決まっとるからだろうがぁぁぁぁああ。
うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。
前回の記事はこちら💁♂️
私事で恐縮なのですが、今日9/24は日野の32歳の誕生日です。
直近1年間を振り返ったら、水で薄めてないカルピス原液ぐらい甘くて体にいい感じに濃かったです。いや、本当にいい31歳でした。5年くらい経った気がしてるけど、たしかにまだ私はまだ32歳!
まさか私がアラサーを迎えるなんてね?!よく死んでないね!
いやマジでよく死んでないよね……。
なので今回はすみません、すっごく好き勝手な記事を書きます。
私が今後、どんな働き方を実現したいかっていう話をします!!
いいですか、ここから先は魔窟です。
うつ病マンの多くが待ち望む「ありのままの自分でいても尊重される」社会の到来は、実は慣れないゆえの強いストレスかかるものです。
これは日野が勝手に考えてることで、やってみたい人からやればいいと思っています。
ただ、うつ病マンは、いえすべての人は、きっといつか自分自身を尊重して仕事できる日が来る。
その日に向けた、志の記事です。
楽しく仕事ができている人は、成果を出せている人だ
まず大前提として、私の信念を語ります。
楽しい仕事がいい仕事です。
楽しい仕事とは個々人もしくは組織が、その段階において適正値の成果を出せていることです。
成果を出すためには、適正な負荷で業務量やタスクをコントロールしなければなりません。
自分のコア業務や業務目的完遂のために、人に助けられたり助けたりする必要があります。
技術を尽くし、心を尽くしてお客様のよい体験・価値創造のために努めることが重要です。
そして成果とは、お客様からのよろこびが売上高やリピート率といったものが数字であらわされること。
「ありがとう」「またぜひ利用させていただきたい」とのお言葉も頂戴し、心底の信頼関係をベースにお金を楽しく回せていること。
そして、それによって私たち自身が楽しいことです。
「うちの会社(部署)はいま成果が出てないからダメやん……」じゃないっつの!
たとえばどの企業でも、採用を実施した直後は業務クオリティが下がります。メンバーが自社のことぜんぜんわかってないから当たり前!!
だから、顧客満足度とかいったん下がって逆にいい時期だって、あると思うんです。3ヶ月後にV字回復すればええねん(※財務状況等でフレキシブル対応したほうがいいこともあり)!
3ヶ月前にクレーム入れた担当者
「やだ…この子前は何をいってもトンチンカンだったのに…今はすごく的確な提案をしてくれる。なんなの、この気持ちは…」
ギャップ萌えの誘発だ!人間は少年ジャンプの売り上げを見てもわかるように、成長ロマンに弱い!
ただし「できるはずのことができない」「尊厳やアイデンティティに関わるミスをする」とかは悪い失敗だから私もチームにメッします。
そもそも成果を出せたほうが、おもしろいやん?
軽やかなコンディションで仕事したいやん?
(個々の業務における成果の定義、ゴール詳細とかは、各チームの部長〜課長クラスが策定すると思うからあなたも自社の管理職に気軽に聞いてみてね!
あ、カイタクライターチームの目的は「お客様商材の強み・いいところ・活用シーンを見つけて文章に起こし、潜在ニーズのある読者に福音として響くようセールスレターを納期厳守で作成すること」だよ!)
で、個々は楽しく成果を出すために、自分で業務量や負荷をコントロールすることができます。
他社は知りませんが、イメジンはそうです。ライターチームに私信だけど繁忙期に「頭痛、腰痛が…」って休んでもいい!むしろお大事にして早く治してくれ!!体調不良のまま作成すると文案の質が目立って落ちるんだ!
クオリティを考えるなら、ニコニコごきげんを保った方がいいから。
楽しく仕事するのは、クオリティのため!クオリティは、楽しく仕事するため!!
日野のかんがえる最強のビジネスパーソンが彼女だ
さて、私の尊敬するマーケターの話をしましょう。
いや、まぁ、トゲトゲした仕事したくないじゃん?まず。
ご機嫌な人のところに仕事って寄ってくるじゃん?
で、私が理想としているビジネスパーソンは「仕事をゴキゲンに楽しんで、ポジティブな意味で手段を選ばず、ビリーフ(信念)や目的のために成果を出しまくっている人」。
具体的には、マザー・テレサです。
あるとき、空港でカメラフラッシュを焚かれたマザー・テレサは制止しようとする警備員をとどめ、にっこりと笑って記者にこのように語りました。
「いいのですよ、どんどん写真を撮ってください。その分がまずしき人たちへの寄付につながるのですから」
自分をアイコンにしてガンガン金を出せるところから引き出して、事業に有効活用しようっていうその精神にシビれるあこがれる……!!
キリスト教関係者の方には申し訳ないのですが、発信力やブランディングスキルがどうみても最強のマーケター!自分から率先して前にでるプレイングリーダー!ニッチなマーケットでブルーオーシャンの顧客を開拓し、ニーズに対して適正なカスタムをするもののプロダクト(この場合、キリスト教カトリックね)への理解がだれよりもまっすぐで、文句が出てこない!ぐう!
やってることはガチなマーケ戦略とブランディング!自分の事業やコンテンツを愛してるなら、こうでなくっちゃ!!
で、マザー・テレサはなんつーか、いつも穏やかだったじゃないですか。
だいたいニコニコして柔和で、もし事情が許せばめっちゃ相談したい感じじゃないですか。
っていうかマザー1人じゃ絶対仕事を回せなさそうだから、なんか手伝いますか?って言いたくなるじゃないですか。
で、マザー・テレサもガンガン周囲に仕事を頼んでたじゃないですか。神から授かった使命を果たすには手段を選んでられないから。
なんか相談したくなる相手、それで、相談したらなんか解決策を得られる相手。
自分の仕事や存在を尊重してくれて、守ってくれて、ニコニコ適切な負荷をかけて成長をうながしてくれる相手。
その人からのオーダーなら、与えられるストレスを喜んでこなせる。
それが理想のリーダーだと思います。
いっしょに仕事したくないのは「大丈夫」が信じられない人
「仕事はどこでするか、よりも、誰とするか。でしょう」
と、アートと広告代理店を描いた名作マンガ『左利きのエレン』で橋本さんも言ってました。
なぜか一番感情移入したのがアンナ様なんだけど誰か語れる人いたらコメ欄でお返事ください…おかしいな…でも橋本さんの「ほう・れい・せん!!!」はわかりみ深すぎて涙が出たぜ。歳と経験を重ねた渋いビジネスマンっていいよな。
そう、一緒に仕事をして楽しい人がいる。
私の場合はどうなのか?結論がこちら!
「大丈夫」っていう言葉が信じられる相手と、仕事がしたい。
リーダーも、メンバーも、「大丈夫」が信じられない人とは仕事したくない。
幸いにして弊社ではみんな「ムリなもんはムリ」と言える力があると思っています。だから大丈夫だとは考えています。
これはうつヌケハック読者には辛いかもしれませんが、すっげえ素直な気持ちとして言っておきます。
「管理職が言うんだから、やらないと」
「管理職は業務量ぜんぶ把握してるはず」
ってガマンして、「大丈夫です!」「なんにも困ってません!」感を出して仕事する人とは、少なくとも私はいっしょに仕事できません。
他社は知りません。私はそうです。
そもそも、
「大丈夫?」「大丈夫です!」「でも最近具合悪そうだし、業務効率落ちてるし…」「いえ、まあ平気です」「そう?なにか大変になったらいってね」「はい!」
で、後から「リーダーの振ってきた仕事の量が多くて体調崩して…」とか言われてみ?
やってられるかーーーー!!!
どうやって忖度せえっつーねん!というかこのタイプって自分から他の人の仕事まで手伝いにいく傾向があるから、赤ゲージなのにボス戦挑んで自滅しにいってるようなもん!!
宿屋が、宿屋とセーブポイントを事前提供したやろが!!なぜスルーする?!縛りプレイなん?そういうのが好きか!!
これを読んでドキッとした人は、すぐに宿屋で回復してセーブ、自分の現状を上司や同僚に伝える努力をするように!
「あいつ宿屋行って回復してるwwダッセーwww」って言ってるの自分の脳内だけだから!
だいたいの管理職は一生懸命勉強して、マネジメントについてノウハウ学んだりしてます。コーチングも隆盛だ、私もやってみたい!
でもわかるよ、大変なことをリーダーやマネジャー、管理職に言いづらいんじゃろ?
わかるよ!!わかりみが深すぎて泣ける!!
だいたいみんな忙しそうだしね、なにやっても怒られそうだしね。こわい脳内実況しちゃうよね。
なのでリーダー・マネジャーには誠実さが求められるし、個人として自分自身や相手を尊重し愛することが必要なのだと思います。
でもきっとそれ以上に、はたらく人すべてに必要なこと。
それが、自分を大事にする生き方や働き方をそれぞれが、模索することです。
「自分を大事にするはたらきかた」を広めて、成果出しまくりたい
ここまで読んで「なにこれ…いいなぁ、こんな働き方…」ってなった人もいるかもしれません。
実はすごく苦しい、きつい生き方になるかもしれないんです。
与えられた業務をこなすこと、言われたとおりのことしかしないって、すごくラクです。
メンタルは暗くなりますが、自分に責任がない、他人のせいにできるからモチベーションは悪いしやりがいもないけど、慣れた人ならストレス負荷としてはとてもラク。
自分を殺していじめて、心をつぶして生きてきた人がある日突然、「自分のこと守っていいよ」って言われると、高確率で病みます。
うん、みてきた。私みてきた。
自由になるとそれを背負えなくなってしまう人、いっぱいみてきた。それは仕方ないし、使い慣れてない筋肉酷使して断裂しちゃったようなもんです。
従属型マネジメントはやる方も従うほうもカンタンでラクなんです。
ただし従属型はやりやすい一方、成果が出ない。
言われたことだけやるの、マジで効率クソ悪い。
なぜって、人間の脳の性質上「自分から出したやる気」じゃないと最大パフォーマンスは発揮できないからです。
成果を出して楽しく仕事したいなら、自分と向き合って他人を信頼して、いくしかないんです。
でも、おそらくこの国ではまだ誰も、そのロールモデルを作れていない。体系化できてない。
どっちにしろ自分を大事にして成果出しまくる方法が、これからの日本では求められます。
なぜって人口がゴリゴリ減っていくので、一人一人の労働リソースを最大化することが求められるから。
32歳になって大人になったから、私、それを実現したいと思っています。
来年の今頃は、少しでもそんな働きかたをあっちこっちで実現できているようにします。
いや、人生楽しいほうがええやん?
前に進むために文句言っても、愚痴を垂れても、もちろんいい。
でも、自己管理・自己把握ができていることは人生の宝です。
そして、その宝ものがあまりにありふれて、盗まれたり損なわれたりしない世界に。
一歩一歩、正しく失敗しながら変えていきたい。
うつヌケハックはビジネスパーソンのうつに寄り添い、いつか仕事や生活、人生をたのしめる世界の現出をめざしています。
あなたも、ちょびっととか、まねしてみてね。
次回、「シン・エヴァンゲリオンに学ぶ作業療法〜ケンケンになれねーよってあなたへ」の予定。
お楽しみに!
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