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00.「育休取ろうかなぁ…」のもっと前のハナシ


こんにちは。ダイスと申します。

2023年にパパとなり、2024年4月から
一年間の育休を取得した私。

今回の記事では、私が育休を選択する
大きなきっかけとなった出来事…

“ダイスのエピソード0”

的なお話をさせていただきたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!

では、早速……

ダイス episode ZERO



※先に言っちゃうと…

先に言わせてください。
このエピソード0、カンタンに言うと…
私が都道府県代表として、
全国の教育研究集会に参加するまでのお話です。

数年前私は、とあるテーマについて研究し、
レポートをまとめました。
そのレポートを都道府県単位の集会で
発表させていただいたところ、
ありがたいことに、都道府県の代表に選ばれ、
全国教研に参加させていただけることに
なったのです。

全国教研当日に至るまで、本当に色々なことを経験させていただいたのですが、
まさしく、この「色々なこと」が私の育休取得に
大きな影響を与えているわけです。


全ての始まり

「ダイス君だったら任せられる!!でも、ほんと無理しないで。ちょっとだけ考えてみて。」

ある日、職場の先輩から掛けられた一言です。

言わずもがな、先輩が私に任せたいことは、
研究集会に向けたレポートの執筆及び発表。

ただでさえ毎日忙しいのに、
レポート執筆というこれまた難しそうな
案件を引き受けたのは、レポートの領域が
両生の自立と平等をめざす教育
だったからです。

国語や算数などの、いわゆる“教科”の研究って、
教師をやっていればたくさん研究する機会が
あると思うんです。
なんなら、
“教材研究(授業の準備)”というかたちで
毎日研究しているといっても
過言ではありません。
毎日は過言でしたすみません。

ただ、「両生の自立と平等をめざす教育」
つまり「ジェンダー教育」については
私の場合、今までじっくりと研究する
時間をとれていませんでした。お恥ずかしい…。

そんな私からしたら、このレポート執筆は
ある意味ジェンダー教育と向き合う
チャンスになるのではないかと考えたわけです。
今思えば、未開拓だった領域を研究することに、
とても大きな魅力を感じていたのかもしれません。

こうして私は、ジェンダー教育に関する
研究を進めていくことになりました。


ジェンダーと…ワークライフバランス?

さて、私が研究したテーマは、ズバリ
「ワークライフバランス」です…!

…あれ、ジェンダー教育はどこいったん?
って話ですよね。
実は本集会の「ジェンダー教育」は、
子供達に向けたジェンダー教育だけを
指しているわけではないのです。
教職員、つまり大人に向けたジェンダー意識の
改善も含まれているのです。

…いや、でもなんでそれがワークライフバランス
の話になるのよ。
って話ですよね。
これはもう、私が具体的に何を研究し、
何をレポートで提案したのかを説明する方が
手っ取り早いと思います。

私の研究は、カンタンに言うと…

「教育現場の多忙感について、“性差”っていう視点で見つめなおしてみようよ。そうしたら多忙感解消のヒントが見つかるかもよ。」

です。

「若い男は体育主任や!!」
「女性だから、隣のクラスの家庭科も!」
というような、
「この性別だから、この役割」
的な考え方が、実は個性を潰しているのではないか。性差だけの話に限らず、教育現場において様々なバイアスを取っ払うことが、ゆとりをもって働くこと、楽しく働くことにつながるのではないか?ということを
提案させていただきました。

意識調査アンケートを取ったり、学習会でプレゼンしたり、そのプレゼンに関するアンケートも取ったりと、色々なことをさせてもらいました。
その経験を経て、レポートが完成したわけです。
その中で、働き方だけにとどまらない、いわば「生き方」についての様々な考え方に触れてきました。

そして、出会ったんですよね。
“先輩育休パパ”に…!!


育休パパって…

都道府県単位の教育研究に
地区代表として参加させていただいた際、
ある先生が、こんなテーマで
ご自身の研究を発表されていました。

「一年間、育休取ってみた」

この方は男性です。
この時はまだ、自分が育休を取ろうとなど
一切考えてはいなかったのですが、
「男の育休ってどんな感じなの!?」
という興味がどんどん湧いてきて、
夢中になってその先生の発表を聴きました。


時間が少し進み、私の
全国教研参加が決まった後のこと。
研究について話をしてほしいということで、
私は、とある学習会に発表者として
招かれました。

この時、私ともう1人、発表者として
招かれた先生がいたのですが、
この方も一年間の育休を取得した
パパ先生でした。
先ほどのパパ先生の影響もあり、
育休に興味津々だった私は、発表者としての
立場を忘れて、先生の話に聞き入っていました。


どちらの先生のお話も、大変興味深い内容でした。そして、お二方のお話を聴いて、同じことを思ったんですよね。

なんか育休パパ先生って、きらきらしてない??

と。
お二人とも、育休中のお子さんのことを
本当に嬉しそうな表情でお話されるんですよね。その様子から、家庭のあたたかさが滲み出ていたような気がして…。
育休って、かけがえのない時間を、自分と家族に与えてくれるのだなと感じました。


そんなこんなで…

「もし自分に子供が生まれたら、
育休とるのもアリかもしれないなぁ…!」

と、考えるようになったわけです。
すべての始まりは、先輩からの
お誘いの一言。今思えば、日々の多忙を
理由にお断りしなくて、本当に
よかったなと思ってます。


全国教研を終えて、数年が経った2023年。
息子のぴーちゃん、爆誕。
自分は、一年間育休を取る決断をしました。


次回の記事では、この“エピソード0”の
内容をふまえて、
ダイスが育休取得を“決断”した理由を
ご紹介したいと思います。

もっと要約力を付けたいものですな!
がんばります…😊

それではまた!👋👶


ダイス🎲

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