2年目に突入するIT(SIer)企業の新卒社会人がこの一年間を振り返ってみた
そろそろ社会人1年目が終わり2年目に突入しようとしています。その中で、社会人1年目を振り返って思ったことを下記の内容を意識して書こうと思います。
前提(入社前の自分はどんな人か)
どんなことをしたか
入社前と入社後のギャップ
最後に
前提(入社前の自分紹介)
院卒でIT企業(SIer)に入社しました。一応、情報系ですが、研究は映像表現といった領域で進めていたので、ネットワークやセキュリティの知識は基本情報技術者程度。プログラミングは、アプリやWEBが開発できる程度スキルはあります。
どんなことをしてきたか
入社直後はビジネスマナーやITの研修などあり、その後に配属となる流れでした。ここでは、入社直後・配属直後・直近の自分が何をしていたか語ろうと思います。
入社直後
名刺交換などのビジネスマナー研修が1ヶ月、チームでアジャイル開発を体験する研修が1ヶ月、その後の2ヶ月はITの基礎の研修といったスケジュールでした。
正直、入社直後は学生感覚が抜けず、定時で終わるのにそれですらかなり疲労感万歳でした。水曜日の夜はまだ2日もあるのかって絶望感満載でした。
ですが、気がつけば2,3ヶ月で慣れてしまった自分に驚いてましたね。
2ヶ月のIT研修は正直余裕で、ほぼ隠れてネトフリ見て過ごしてましたが、配属直前はこの楽な時間がなくなるのかと不安をたくさん抱えていました。(他の同期は楽しみにしていて、正直アホなんかこいつらとも思ってました。)
配属直後
配属直後は、自分のメンター的な先輩社員のプロジェクトに入って簡単な機能修正の業務に携わっていました。今では5日で終わる作業を倍の時間を設けてもらって作業していたので、定時帰りで定時内でも暇でした。当時は暇すぎて会社でも睡魔が酷く、寝落ちしていたなんてことも、、、
また、テレワーク時はゲームしてたりと今考えると酷いぐらい暇だったんだなと思います。
ただ、詳細設計書やテスト仕様書などの書き方がわからず、レビュー指摘が多く来て、訳わからなくて苦戦していたこともありました。特にテスト仕様書については、何をどうテストするか自分で書かないといけなく、新人の何もわからない自分が何を書けばいいんやと思ってました。(正直もっと丁寧に教えて欲しかったなぁと)
直近
直近は毎日20時に仕事が終わるという、残業パーティーな日々です。
ですが、他からこれやってと言われてやるだけでなく、自分から「これやりますね」などできる範囲が増えたなと思ってます。
入社前と入社後のギャップと仕事を通じて必要だなと感じたこと
仕事
入社前に思っていたのは、最初はプログラミング開発からやって、少しずつインフラ関連もやっていくのだろうと思ってました。実際に配属された時もプログラミングを使った開発でしたが、思ってた開発とは少し違ってました。
まず、個人でファイルを移動するプログラム書く際、コード数行だけ書いて終わりで1時間も必要ないと思います。
しかし、実際の業務はプログラムを記載するだけでなく、コードレビュー、詳細設計書の記載、テスト仕様書作成、テスト実施、テスト結果のエビデンス集めなど1つ作るだけでたくさんの作業をしなくてはいけません。正直最初はかなりしんどかったです。たかがこれだけでこんなにもやらないといけないのかと、、、結構地味な作業が多いです。(今も)
加えて、思ったよりしんどいなと思ったのは会議の議事録です。うちとお客さんとの会議の議事録を書くのですが、お客さんの用語や技術の用語など知らないことが多くて、これもかなり苦労しました。最初は、2時間の会議を録音して、何回も聞き直し、4時間かけて議事録を作っていたこともありました。
人間関係
うちの会社は配属後、メンターから仕事を教えてもらって進めていく流れになってます。なので、入社前は、新人だから結構世話してくれて、たくさんの人を紹介してもらいコミュニティも自動的に広がると思ってました。
しかし、メンターといっても、席を隣にして細かく教えてくれる人や完全放任主義で聞かれたら教えてくれる人など人それぞれです。少なくとも、自分は後者でした。
また、1年目だからといって、先輩社員から話しかけてくれるケースはほぼなかったです。なので、何かあった際は自分からコミュニケーションを取らないといけなくてなかなか苦労しました。
ですが、社内のネットワークは広げておくべきで、そうすると、噂なども耳にして、何を勉強すればいいかや関わったことない人の情報などインプットされます。例えば、「4年目でPMやってる」や「40歳なのに、まだこんな仕事しかしてない」など色々と聞くことができます。
そのため、この人を目指したいロールモデルなど仕事のモチベーションにもつながる要素が得られます。
最後に(まとめと今後の展望)
以上が1年目の自分が入社後に感じたギャップでした。
今後は、自分の強みが欲しく1つの技術のプロになりたいと思ってます。
クラウドの何かしらのプロフェッショナルの資格を取ろうかなと、、、
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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