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一眼レフをはじめて変わったこと
梅雨明け間近の蒸し暑いまいにち。
とある休日に、カメラ練習に行ってきた。
動物もそうだけど、人間にしろピントを合わせるのは『瞳』らしい。
へぇ、そうなんだ!
と先輩の話を受け流しつつ、どうしたら上手に撮れるのか自主練してきた。
ミラーレス一眼などAF機能に優れたカメラは、簡単にピントがあって初心者にも優しく撮りやすい、というのが利点ではあるけど。
ミラーレスは簡単に撮れるがゆえに、物足りなさを感じるカメラマンがいることも事実。
簡単に撮れるのならば、わたしもミラーレスにしようかなと思ったこともあったが、やはり自分の愛機には愛着があるし。
このカメラじゃないと出せない色がある!
と思いはじめた今、ミラーレスには興味もなくなり自分らしい写真を追求中だ。
金額の高い高価なカメラだからって、必ずしもいい写真が撮れるわけではない。
安いカメラとレンズでも、それなりにうまく撮れるし。
カメラがなくてもスマホでも充分キレイに撮れる!
そして、構図を意識するだけでも全然違うし。
凝った人なら、設定もマニュアルで撮るでしょう。
自分の思いのまま、思う存分たのしめるカメラの世界。
夕刻どき。
写真を撮っていると、知らないおじさんが話しかけてきた。
『猫を撮っているの?今の時間は隠れて出てこないよ。僕もスマホで撮っているけど。朝か夕方の方が活動してて出てくるよ。』
カメラをはじめて感じたのは、知らない人たちがこうやって情報を教えてくれることだ。
カメラマンの世界には、
自分さえ良ければいい
という考えの人も少なからずいる。
この写真を撮って、みんなから注目されたい!
そんな欲のかたまりしかない人もいるのだ。
注目を浴びて、すごいねと賞賛の声をあびて自己満足の世界にひたる。
こんな世界はわたしは嫌いだ。
そんなことよりも、
『あなたらしい写真だね』
と言われる方が何百倍もいい。
キレイだね、素敵だねって言葉は簡単に言えるけど、その写真のどこがいいか、何を感じたかを言ってくれた方が私は幸せを感じるのだ。
ちょっと捻くれた考えだが、
個性がある方がよっぽど楽しくて、面白い作品が撮れる!
わたしらしい一枚が撮れるように。
これまた日々精進。
突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪