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昔の写真や動画なんかを見て、落ち着いている自分を実感するのが嫌いだ。落ち着くことが大人になることなのか。落ち着くことへの価値を私はまだ見出せていないのに若い時より確実に落ち着いていってるんだ。
素直に常識を疑う Bobbi Brown
妹にお勧めされた、How I Built ThisをPodcastで聞いた。
これは起業家や創設者に、どうやってその会社やサービスを作ったのかをインタビューで聞いている番組だ。
Patagonia、Lonely Planet、Airbnbなどなど、聞いたことがあったり知っている名前ばかりだ。
その中で、Bobbi Brownの回を選んだ。
Bobbi Brownと言えば誰もが知るコスメブランドで
美容理論②コスメを選ぶ
もうすぐ冬。
各ブランドからクリスマスコフレが発売され始め、コスメカウンターが賑わいを見せていますよね。私はクリスマスコフレは基本的に買わない主義なので毎年傍観するにとどめていますが。
ところで、私はコスメオタクであるので化粧品のオススメなんかをよく聞かれるし、その際には嬉々として聞かれてないことまで長文で送り付け質問者に引かれることもしばしば。
ただ、ぶっちゃけ私のオススメなんて聞いても無
美容理論①ブスも美人も心持ち次第
18歳の夏、私はイタリアに行った。
昨日の夜友人と昔話をしながらmixiを開いたら、イタリアの写真が出てきた。
正直度肝を抜いたね。
衝撃であった。凄まじいブスがいた。
まず、めっちゃデブだったし、洋服のセンスも最高にださい。化粧もやばいし、何より表情がもちゃっとしてる。
せっかくイタリア来てんのに何だこの体たらく。愛おしいな。
あの時は環境の変化についていけなくて、もがいてたっけなとか色
第17話 普通の結末
せわしない日々は翔に考える時間すら与えない。
オフィスで百合子の隣に座るたびに、早苗とすれ違うたびに、脳みそが焦げ付くような感じがした。
相手だって職場で男女の関係をどうこうしようともがく年齢でもない。
ただただ気まずく、期待と恨みを混ぜた視線を浴びせてくるだけだった。
こんな俺のどこが良いのだろうか。
その夜、急遽開かれた飲み会に、翔は嫌々参加した。
山本に強引に誘われただけだったが
第14話 それでもいい
こんな展開は予想していなかった。
翔に言われるがままついて行き、軽い夜食を作った。
ついこの間までお弁当を届けていたこのマンションに、実際に翔がいるのが変な感じがする。
これからは、こんな景色が増えるんだろうか…
「うまい!ほんとうまいよ、これ」
珍しく大きなリアクションをする翔がかわいい。
こんなもので良かったら毎日でも作るのに。
「ほんと、すごいよな。料理もできて、仕事も完璧だし…
第11話 思い出してよ
終電はもうない。
秋の心地よい風が、夜の12時半を回った六本木を通り抜ける。
なんの根拠もないけど応援されている気がした。
今日はきっと、あの人に会える気がする。
ショーウィンドウに飾られたブランドバックを眺め、あの人はいつかこんな素敵なバッグをプレゼントしてくれるだろうか、と妄想だけが早足で進んで行く。
酔った勢いで「好き」と言ってしまって、逃げるように別れてからもう一ヶ月以上経った。
あれ
第7話 追い込まれた女
ガコン、ガコンガコンガコン
早苗の下卑た笑みが霞んでいく。
さっきまで高台から哀れな早苗を見下していたのに、自分がどんどん小さくなっていくのがわかる。
耐えられない、耐えられなかった。
「えーなにそれ、そんな噂あるの?」
上ずった声を落ち着かせながら、できる限り自然に席を立った。
トイレの個室に入り状況を整理する。
毎日お弁当を作っていることは翔と私の秘密のはず。
特に感想もないけど、別
第6話 できっこないをやらなくちゃ
見た目がめちゃくちゃ好みで、相性も良い。
そんな人に出会うことはかなり稀だ。
そこから更にその人がたまたまフリーで、二人で何度か会ってくれるなんて奇跡に近い。
そしてそして、自分のことを好きになってくれて、最終的に結婚をするなんてどんな天文学的数字になるんだろう。
近藤真知にとって、そういった意味で亮太は奇跡のような存在だった。
奇跡だった。もう一生ないと思った。だから絶対にモノにしたかっ