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真実はスーパーにあり!お菓子で世界を巡る ~フランス編~

テレワークを活用したアウトソーシング&コンサルティング事業を行うイマクリエには、世界36ヵ国に居住するテレワーカーが在籍しています。

テレワーカーに依頼し世界各国のスーパーで人気があるお菓子と文化的背景について、現地調査を実施してみました。第1回目の今回は「フランス」をご紹介します!


売り場はマドレーヌのテーマパーク

朝ごはんに甘いもの・食事にデザートを食べるのが当たり前のフランス。スーパーのお菓子コーナーを覗いてみると、ずらりと並んだ焼き菓子がまず目に留まります。

フランス発祥の焼き菓子【マドレーヌ】は種類も多く、チョコレートやレモンなど様々なフレーバーがあり、大人から子どもまで人気です。
マドレーヌやワッフルなどの焼き菓子は、朝食やランチ、間食として食べられることもあるので、お菓子コーナーだけでなく朝食コーナーやスナックコーナーなどスーパーのあらゆる所に置かれています。

種類豊富な焼き菓子コーナー

チョコレートの大名行列!

チョコレートの祭典、サロンデュショコラ発祥の国でもあるフランス。子どもたちは小さい時からチョコレート漬けと言っていいほど、毎日のようにチョコレートを食べています。
スーパーにもかなり広いチョコ売り場があり種類も豊富なのですが、特に多いのが板チョコ

この写真のほぼすべてが板チョコです!

チョコレート国内消費量は世界第3位(2019年261,260トン)、国民1人当たりの消費量はなんと世界第10位(2019年3.9kg/人)にランクインしているフランス。※1

ヨーロッパの他の国々よりもダークチョコレートの板チョコを好む人が多いため※2、スーパーの売り場にもカカオ配分たっぷりのものがたくさん並んでいます。

日本を代表するお菓子、ポッキーのフランス版「MIKADO(ミカド)」も人気ですよ!

郵便局並みにあるオーガニックコーナー

そしてどのスーパーにも必ずあるのが「オ―ガニックコーナー」
グルテンフリー・製品フリー・ビーガン・シュガーフリーなど社会の需要がストレートに商品になっており、お菓子のオーガニックコーナーも非常に充実しています。

食料自給率115%(2020年時点※3)のフランスは健康だけでなく環境保全の意識が高く、国が主導となり環境改善の取り組みを実施しています。その取り組みの1つとして有機農業が年々増加しています。

そのためフランス国内にはどんな小さな村でもオーガニック商品を専門に取り揃えるお店が数多くあり、一般消費者にオーガニックが定着しています日本のオーガニックアイスなどもフランスで人気がでるかもしれませんね。

今回は「フランス」をお届けしました!
次回もお楽しみに~。

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出典

※1  日本チョコレート・ココア協会
世界主要国チョコレート生産・輸出入・消費量推移(2019年)
http://www.chocolate-cocoa.com/statistics/pdf/index_005.pdf

※2  Chiffres clés 2021 du secteur

※3  農林水産省