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HPとMPで見るお仕事

「エンジニアって、MPだけがゴリゴリ削られる職業なんだよね」という話題で盛り上がったので、少し残しておきたい。

RPGにはHPとMPというものがある。

HP:ヒットポイント、物理攻撃により消費される体力的なポイント
MP:マジックポイント、魔法攻撃の使用により消費される精神的的なポイント

現実世界でも数値化されていないだけで、これは存在していると思う。
エンジニアという職業をこれに当てはめてみる。

エンジニアのHP

エンジニアは基本的にデスクワークのため、HPを消費することが少ない。
HPが一番消費されるのは出退勤で満員電車に揉まれることかもしれない。ただ、オフィスについて空調の効いた部屋で、快適な椅子で1時間も過ごすと消費したHPは回復される。合間に好きにおやつを食べたり、コーヒーを飲んだりすることで満タンとはいかなくても十分生活できるくらいにはHPを保てる。

とはいえ、終わる頃には肩こりや腰痛によるHPの消費はあり、退勤を経て家に帰る頃には5割〜6割程度のHPとなる。

エンジニアのMP

エンジニアはとにかくMPの消費が激しい。
思うように動かないプログラムのために試行錯誤をしている時間、固まってきたシステムに対してユーザーから振られる仕様変更、ノってきたときに入れられる意味のないミーティング。
結構なMPを使って渾身の一撃を繰り出しても空振りに終わった時の虚しさは計り知れない。

そして一番キツイのはMPの回復方法がないということである。

求:MP回復方法

ベットでボーっとしていると、いつもこんなことを考えてしまう。体は疲れていないから眠くはない。食欲もほどよくお腹が満たせればそれでいい。
ただ、頭が重い。

好きな音楽と、落ち着ける環境にいられればMPは回復するのだろうか。目に見えないものだからこそ回復が難しい。


楽しいこともたくさんあるけど、なんとなく疲れちゃったな。みたいな日々に嫌気が差すこともあったけど、HPとMPのバランスが悪いんだなと思うことにしたら気持ちは楽になる。

エンジニアに限らずどんな職業でも、いろいろなバランスでHPとMPを消費して、それぞれが疲れを抱えているのかもしれないが、こうしてパラメーター化することで少しでも楽しくなったら。

今日はそんなお話でした。同じ業種で「バグ取りはMP−30!」とかあるある的な感じで話せたりしても楽しいかも〜!!!

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