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原書と訳書を読む: 「自分で『始めた』女たち」"In the Company of Women "

英語がある程度読めて、読んでみたいと思う原書がある。
・まだ原書だけだと不安。
・どんなふうに日本語に訳されているのか知りたい。
・英語では実際どんなふうに書かれているの?

そんなときは、やっぱり、原書と訳書、比較するしかないですね!


★原書と訳書の比較が面白い★

先日、新しくできた本屋さんで、ぶらぶらしていたら、
なんとなく気になるタイトルが。

自分で「始めた」女たち 
  ー好きを仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション

んー面白そう!

滅多に訳書を買うことはないですが、
新しい本屋さんで何か買いたかったので、
ちょっと面白いかも?と思って購入。

後半のほうで、大学教授でジャーナリストのメリッサさんが、
こんなふうに言っています。

「私、本当に嘘が苦手なの。
何かを発言するときは、いつも本心。
大人になって、率直にズバズバものが言えるようになったのは
楽しいわね」



こういうの、英語だったらどうなってるのかな・・・?
って気になりません?w

原書はこうなっています。


”I'm really not good at bullshit. 
If I'm saying something, I believe it.
It's fun to come into grown womanhood, 
being direct and forthright."

どうですか?想像できました?

「嘘」といえばlie、と思いきや、ここはbullshitですね!
「虚言」「たわごと」「でたらめ」。
お上品な言葉ではないからこそ、その分、感情が伝わってきますね。

「いつも本心」= I believe it .
I believe it はやっぱりふつうに「私はそれを信じてる」、とかに
アマチュアはしちゃいますけど、
プロは違うんですね~。

★この本のいいところ★

★★ 起業や独立を考えている、勇気がほしい!という人には
うってつけの内容だと思います。


100人の女性たちが、情熱を持っているものを
どうやって仕事に変えていったのか、端的に紹介しています。

子供のころの夢や、家族のこと、「成功」とは?、世の中にもっとほしいもの、モットーなど。

ココロにポッと炎をともしてくれるかもしれませんね。

私が特にステキ!と思ったのは
アーティスト、デザイナーのサラさんの言葉。

「自分たちがイメージではなくエネルギーだと思い出せば、世界はまるで違って見える」。
"The world looks so different when we remember we are an energy, not an image."

Sarah Neuburger pp115-125


★★英語を勉強している人にもに良いな!と思う点もありました!

① インタビューなので、口語的な表現がわかる。

自分語りをするときの表現、結構いつも同じだったりするんですよね~!
たとえば、
「〇〇だといいな、と思うこともある」
   が 
 "Part of me wishes…"

コレ次回つかおー。

"Part of me wishes…”って聞いたりしても、ただ聞き流して終わるんですが、
文字で確認するってやっぱり理解の度合いが高まりますね。

② インスピレーションをもらえる言葉、格言などは記憶に残りやすい。


Jump in fearlessly.

恐れずに飛び込め。


忘れませんね!



というわけで、原書と訳書、比べて楽しんでみました。
この記事がちょっとでもお役に立てたら嬉しいです~。

原書こちら↓

In The Company Of Women : Inspiration and Advice from Over 100 Makers, Artists, and Entrepreneurs


訳書こちら↓


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