できるだけ早くポジティブにあきらめる。
結論から先にいうと、筆ペンカリグラフィーで挫折したという話。
この記事の草稿段階では、楽しく準備し頑張る内容を書いていたのだが、書き終える前に早々にあきらめることになった。
美しいフォントを見つけ、練習準備を整える
こんなフォント、書けたらいいなと思えるフォントを探して見つけたのが、Hatachiフォント。
端のまるポチやくるんとした部分などが、「これぞ!カリグラフィー!」と個人的に思えて、早速ダウンロードし、練習用に点線ガイドをつけた画像を作成する。
練習開始
やる気満々で書き始める。
だが一番最初の大文字「A」でづまづく。
なにこれ、ものすごく難しい。
Aはバランスの問題だろう。
きっと他の文字なら書けるはずだ。
気を取り直して、大文字「B」を書く。
これもAに負けず劣らず難しい。
だがここで諦めるのはまだ早い。
もう少しやってみようと
練習しつづけること約15分。
大文字「D」を書いて挫折した。
これは無理だ。
筆ペンでは書けない。
筆ペンカリグラフィーの場合、下から上に向かって書く線は力を抜いて細く、上から下に向かって書く線は力を入れて太く書く。
このフォントが筆ペンで書けない理由はシンプル。本来とは逆の下から上に向かって線を書くときに太く書く部分があるフォントだったから。
途中で線を分けることなどもやってみたのだが、線がきれいにくっつかなかったり、線がうねうねしたりしてしまう。
ポジティブに早々にあきらめる
時に、あきらめることは重要だ。
できるならば、できるだけ早く。
以前、海外に行ったときに友人に教えてもらった「ポジティブにあきらめる」という言葉が思い出される。
日本語でも本来「あきらめる」はネガティブな意味ではなく、自分ができるできないを「明らかにする」という意味。
だからこそ、とにかく早く、ポジティブにあきらめていくことが大切。できないとわかっていることを続けることは無駄だし苦しい。
というわけで、「このHatachiフォントで」筆ペンカリグラフィーはあきらめる。
「&」の難易度が高すぎる地点で、練習をはじめる前に気付くべきだった。
明らかになったのは「このフォントは筆ペンでは書けない」ということだけであって、筆ペンで他の手書きフォントも書けないというわけではない。
なので、次は美しさだけで選ぶのではなく、きちんと「筆ペンで書けるフォント」を探して、リベンジすることにする。
12時間チャレンジ進行度:21.5%
(2時間35分経過/12時間)
次の課題
●筆ペンで書けるフォントを探して練習する
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