見出し画像

やりたいことがわからなくて悩んでいるひとへ

いま自分をとりまくすべての不条理を
イッパツで解決してくれるような、
“やりたいこと”がどこかにある

そのやりたいことが見つかってないから、
自分はやる気が起きないし、
人生ぱっとしないんだ


そう思ってる人は少なくないだろう。

自分もその通りだと思っていた。
だから何年もやりたいこと探しにさまよい続け、ずっと苦しかった。

昨日、この記事を読むまでは。

▶ Lesson867:やりたいことが見えないときに

やさしい語り口なのに、雷で打たれるような衝撃を与えてくれた記事。


まずは一読していただきたい。
長い記事ではない。数分で読める長さだ。

しかし人によっては、きっと激しく何度も頷きながら、今の自分を振り返り、読み終わるのに時間がかかるかもしれない。

一度読んだあと、何度も読み返すかもしれない。
自分はそうだった。


そして、何度も何度も繰り返し読んだら、

やりたいことを探し続けてるのに見つからなくて苦しい状態は止まった。



ここ最近、色々なことが立て続けに起きて困惑していた。
それでも、1日24時間必ず何かはしているのだから、小さくても前に進んでいるはずなのに、前進した部分を見ず、自分を認められず、自己肯定感を下げてしまっていた。

逆に、目の前にある本来やるべきことすらクリアされていないことが目について自分を責める悪循環を起こしていた。


「なんで自分はこんなにできないんだろう。」
「今こんなことしていて、いいのだろうか。」
「自分の本当にやりたいことってなんなんだろう。」

そう思っていた背景には、冒頭の文の「いま自分をとりまくすべての不条理をイッパツで解決してくれるような“やりたいこと”」を探していたのがある。
それさえ見つかればすべて解決できる”何か”がどこかにある。

でも、そんなもの探しても、待ってても、くすぶっていても見つからない。
そんなイッパツですべてを解決してくれるモノなんてないからだ。


だが、イッパツで解決は無理だけれども、徐々になら解決してくれるモノは見つけることができる。その見つけ方と、最初の一歩の例が書いてあるのが紹介した記事。

振り返ってみて、自分の場合はnoteを書き始めたことが、そのはじまりだったかもしれないと気づいた。



noteで見つけた「小さなできること」と「やりたいこと」の関係

はじめはnoteの記事を書き、投稿することすらかなり大変だった。

記事を投稿しても、読んでくれるのは1日数人以下。
でも少し続けると何個かスキがつくようになる。

読んでくれた人数が増えたと思っただけで嬉しくて、記事を「もう少し書いてみたい」と思えるようになり、少しづつ記事を投稿できるようになった。

そこからnote公式マガジンに取り上げてもらったきっかけでPVが爆発的に伸びて、スキやPVが増えて、驚くほど記事を書くことが楽しくなってきた。

そして「もっと書きたい」と思えるようになった。


iPadイラストもゼロから始めて、noteに投稿してスキをもらえて嬉しくなると、イラストを「もう少し描いてみたい」と思えるようになった。

さらに練習して描けるものが増えて楽しくなって、みんなのフォトギャラリーに登録したら多くの人が使ってくれて、飛び跳ねるほど嬉しくなった。

すると「次は、みんフォト500人に使ってもらえることを目指してみよう!」なんて思ったり、こんなイラスト描けたらいいなと考えたりして「もっと描きたい」と思えるようになった。


最初から「コレがやりたいんだ!」という熱量あふれる状態からではなく、なんとなくやってみようかなくらいで、ゼロからはじめたnote。

振り返ってみたら、noteをきっかけに「小さなやってみたい」が自分の中にいくつも生まれていたことに気がついた。
その要因は「小さなできた」を作り、見えるカタチで積み重ねたこと。



記事を書くことも、イラストを描くことも、ほんの少しづつ「小さなできた」を運良くnoteという目に見えるカタチで残していたから、それが「小さな嬉しい」につながった。

そして、見えるカタチで残っていたから、自分で自分に「小さなすごい」と「小さなえらい」を与えられた。

それは自己肯定感につながるのだろう。

そこから派生して「小さなやってみたい」が自分自身の中から出てきた。


そしてやってみてまた「小さなできた」を作ると、次はもう少し大きな「やってみたい」につながる好循環が巡りはじめるのだろう。

それは、上昇するらせんループのような感じなのかもしれない。

まさに冒頭に紹介した記事に書かれていたことと同じだと思ったのだ。


今見つかった「小さなやってみたい」は、イッパツで今を変えてくれるほどのやりたいことではないが、その先にはまた新しい「やってみたい」があるのだろう。

これを繰り返しをしている人が、はたから見ると「あの人はいつもやりたいことをやっている」という風に映るのではないだろうか。


まとめ

「いま自分をとりまくすべての不条理をイッパツで解決してくれるような“やりたいこと”」なんて待っても、探しても、見つからない。

まずは「小さなできる」を増やそう。
それが「小さな嬉しい」や「小さな喜び」につながり、
そこから「小さなやってみたい」が生まれる。


もしすでに目の前に「小さなやりたい」があればそれを大切にして、そこから新しい「小さなできる」を作ってみよう。

その先にはきっと「もっとやりたい小さな何か」が見つかるはずだ。

そう考えたら、ずっとやりたいこと探しでさまよい苦しくなってた状態から、すこし雲が晴れたようにスッキリすることができた。


■あわせてよく読まれている記事もどうぞ

オススメ関連記事
noteを書けるようになるきっかけをくれた本
肉まんはレンチンか蒸すべきか。いや問題はそこではなかった
笑顔が描けるようになる練習法と3つのコツ

この記事が参加している募集

#noteでよかったこと

48,528件

人生をちょっぴり楽しくするための 知識や小ネタを発信しています。 スキやコメント、フォローが 創作活動の励みになってます! ● 面白かった〜 ● もっと読みたい♪ と思っていただけたら 「これで塩ようかん食べな」的な感じで サポートしていただけたら嬉しいです。