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初めまして 〜自己紹介〜

私は30代会社員、夫と犬と2人と1匹家庭です。
愛犬は日本の実家に預かってもらっています。
これから私達夫婦がアメリカに駐在するまでの過程、渡米後の生活などを発信していきたいと思います。


アメリカ赴任の辞令

まずは、現在夫と共にアメリカで暮らしています。
会社員の夫がアメリカ赴任の辞令を言い渡され、それに伴い私も帯同という形で駐妻になりました。
夫にアメリカ赴任の辞令が言い渡されるまで私達夫婦は付き合っていました。赴任の報告と共にプロポーズとなり結婚しました。
赴任の辞令から5ヶ月後に夫のみ渡米の予定で段取りを急いで決め、籍を入れたタイミングで2020年、コロナウイルスの流行により夫の渡米が1年延期されました。

渡米のタイミングとコロナウイルス

私の渡米は夫の渡米後7ヶ月後の予定でしたが、ここでもコロナに翻弄されました。
夫の働いているアメリカの会社がコロナの初期に完全にストップしていた分の挽回が始まり、とても忙しくなり私が渡米できなくなりました。
ここで「どうして忙しいと行ったらダメなの?」と言う方がいるのですが、2020年秋、この時にアメリカは経済の回復を世界で1番早く始めたのでコロナで停止した分の挽回が来て、かつてないほどの仕事量になっていました。
そんな中、私の渡米の準備もできず、ましてや渡米後の事も何もできない状態でしたので少し落ち着いたあたりの2023年に私が渡米しました。
夫とは1年7ヶ月振りの再会でした。

渡米への準備と不安


私の仕事は休職ができたので休職の手続きをしました。
渡米が夫との間で確定して会社に渡米の日にちと、有給が全部使い切れたので有給の申請をしました。
この時、上司から私の代わりが見つからないので有給に入る日にちの文句を言われました。私の上司も有給の制度の理解ができていなかったので、そこに関してはもっと上の人に相談して私の希望が通りました。

休職に入るので、税金の事もありました。
夫が日本の税理士に連絡をして、その後私が直接連絡を取りたくさんの書類に署名したりオンライン面接で本人確認をしたりしました。

渡米2ヶ月前にVISAの面接に行きました。
VISAの面接までに用意することも多く、この書類が1番大変でした。
書類の記入に1時間30分、証明写真、書類のダウンロード、面接日の予約、パスポートは期限も名字も大丈夫でした。ここの準備は旦那さんがやってくれる家庭が多いのですが、私は全部自分でやりました。
面接当日は大阪の領事館に行きました。早めに到着したのですが、最後の面接が1時間近く並び、日本語・英語が選べて日本語で答えて1分程で終わりました。

次に引っ越し作業ですが、やはり海外へ引っ越すとなると手続きも荷物も大変でした。
まずは引っ越し業者の方とオンライン面接。書類のpdfの記入後、印刷。
私は会社で用意された引っ越し業者で船便と航空便で分けて運ばれました。
船便に入れていい物は結構ありましたが、航空便の規定は厳しかったです。
例えば、航空便は液体は入れられなくて船便は大丈夫などです。
こちらの入れて持ってきた物に関しては、後々書きたいと思います。

渡米するにあたって心配事が2つありました。
1つ目はお金の心配。
夫がアメリカの帯同家族の方から聞いていた話では常に家計は赤字だと。
私自身が入社してからずっと同じ会社で30代前半まで子供もいないでバリバリ働いて、そこそこの年収だったのでそれがなくなる期間が怖くて、収入がなく夫の稼ぎに頼ることが嫌でした。なるべく渡米中にかかる自分と愛犬のお金を自分の口座に残しておきました。しかし、渡米後、予想以上のお金の減りに危機を感じています。
2つ目は子供問題です。
私達夫婦は結婚してすぐに妊活を始めたのですが恵まれず、日本にいる間に問題が分かり手術を受けたのですが現在渡米5ヶ月妊娠していません。日本にいれば不妊治療を受けられていたのですが、それも叶わず、夫の仕事が相変わらず忙しくタイミングが取れずにいます。私達夫婦以外の帯同家族には全員子供がいてアメリカに来て妊娠した家庭もいます。数少ない日本人の中で1人だけ子供がいないと、日本にいる時以上の焦りと絶望感が出ます。焦らない方がいいのはわかっているのですが、仕事を休職してまでアメリカに来た1番の目的が「子供」なので焦りは凄まじいです。

自分の役割と立場

渡米してから何回も思うことは「自分は何をしにここまで来たのか」です。
孤独で子供もできない、仕事もしていない。夫の稼ぎで暮らす家政婦だと何回も思ったことがあります。
もちろん、貴重な体験中だからアメリカを楽しもうとして楽しんでいる事もあります。帯同の奥さんとも仲良くなり一緒に遊んだり、集まりに参加したり、1人で運転して出掛けてみたり、陽気なアメリカ人と話したり新鮮なことも多いですが無駄が嫌いな私には早く目的を達成したいのが1番大きいです。
子供がいない今は、夫のサポートが第一で夫が休みなく働いて家に全くいないので私が家を守り快適にするという気持ちでいます。それが今の私ができる役割です。

渡米する前に周りからは「アメリカで生活すごい」などと言われましたが、私からしてみれば仕事でアメリカに行く事になった夫の帯同なだけであって、すごいのは私ではなく夫なのでそんな事を言われるのが恥ずかしかったです。アメリカに来た1番理由は夫の仕事であって自分はおまけである。と言うのはが私の考えです。
「養ってもらっている」というのが今の自分の立場なのかなと思います。


夫のアメリカ赴任が決まってから、一難去ってまた一難の人生が続いています。
アメリカ生活は始まったばかりですが、まだまだ波乱も楽しい事もありそうです。

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