マガジンのカバー画像

R&D_VoiceMaskProject

13
i.lab社内R&DのVoice Mask Project まとめページです。具体的な情報満載で、i.lab業務のアイデア具現化・ブラッシュアップの流れや、インタビューの様子・プ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載13 ブラッシュアップしたアイデア

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第13回目の今日は、ユーザーインタビューを経てブラッシュアップしたアイデアの紹介になります。この記事で、連載3回目でご紹介した「螺旋状のプロセス」が一周回ったことになり、本連載の一旦の区切りとなります。 ↓螺旋状のプロセスについては以下の記事をご覧ください。 インタビューの分析前回の記事では、インタビューを分析し、上記のようにブラッシュアップしたア

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載12 インタビューからの考えたこと

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第12回目の今日は、 前回までに実施した4名に対するユーザーインタビューからの示唆まとめになります。 前回までに実施したインタビュー4件の記事はこちら↓ インタビュー対象者4名について4名のインタビュー対象者の方について、簡単に一覧にしてみました。詳細については、それぞれのインタビュー掲載ページでご確認ください。 インタビューを通じて考えたこと(

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載11 ユーザーインタビュー ④

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第11回目の今日は、4人目のユーザーインタビューのレポートです。 前回(連載10:ユーザーインタビュー③)の記事はこちら↓ インタビューの概要 山口陽平さん ❶山口さんについて 4人目のインタビューは、トレイルヘッズ株式会社の代表(取材時)として、オフィス空間事業やコワーキングスペースMAKITAKIの企画・運営、サウナ付きプライベートキャン

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載10 ユーザーインタビュー ③

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第9回目の今日は、3人目のユーザーインタビューのレポートです。 前回(2人目のユーザーインタビュー)の記事はこちら↓ インタビューの概要 池田亮平さん ❶ 池田さんについて 3人目のインタビューは、全国どこでも定額制で住み放題、多拠点コリビングサービスを展開する「ADDress」で事業開発ディレクターを、個人の仕事としてライフデザイナーとして

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載9 ユーザーインタビュー ②

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第9回目の今日は、2人目のユーザーインタビューのレポートです。 前回(1人目のユーザーインタビュー)の記事はこちら↓ インタビューの概要 山本清人さん ❶ 山本さんについて 2人目のインタビューは、NTTコミュニケーションズで、ワークスペース即時検索・予約サービス「Droppin」新規事業開発のプロジェクトリーダーをしている山本清人さんです。

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載8 ユーザーインタビュー ①

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第8回目の今日は、1人目のユーザーインタビューのレポートです。 前回(連載7:インタビュー方法)の記事はこちら↓ インタビューの概要 遠藤敦子さん ❶遠藤さんについて 1人目のインタビューは、SCSK株式会社 産業事業グループ部署 事業開発セクション(取材時)で、管理職として日々事業開発に奮闘する遠藤敦子さんです。i.labでは、これまでSC

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載⑦ インタビュー方法

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。前回の記事ではインタビューの準備の概要を紹介しました。連載第7回目の今日は、具体的なインタビューの方法についてです。 前回(インタビュー準備)の記事はこちら↓ インタビュー対象者探し前回の投稿で、インタビュー対象者の3つの属性を設定しました。この属性に当てはまる対象者を探していきます。 属性1:大部屋オフィスでオンラインミーティングしづらい人 属性

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載⑥ ユーザーインタビューの準備

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第6回目の今日は、ユーザーインタビューの準備についてです。 前回(既存商品のベンチマーク編)の記事はこちら↓ ユーザーインタビューの概要ユーザーインタビューの分類 生活者を対象に行うインタビューは、その「目的」(アイデアの気づきを得るものなのか⇔アイデアの完成度を高めるためなのか)と「調査対象者」(一般よりか⇔極端よりか)によって、上図のように4つ

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載⑤ 既存商品のベンチマーク

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第5回目の今日は、既存商品のベンチマークについての記事です。 前回(プロトタイピング編)の記事はこちら↓ 何のために既存商品のベンチマークをするのか?「連載③:アイデアの完成度の高め方」を覚えていますか?そこでは、できるだけ早い段階でユーザーにアイデアを提示し、フィードバックを得ながら「螺旋状」にアイデアの完成度を高めていくプロセスを紹介しました。

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載④ プロトタイピング

こんにちは、i.labで業務委託でプロジェクトに参加しているプロダクトデザイナーの佐藤です。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第4回目の今日は、現在進行形で活動しているVoice Maskのプロトタイピングについてです。 これまでの連載記事はこちら↓ ラピッドプロト:何を検証するため?i.labでは目的やプロジェクトのフェーズに応じて、何をプロトタイプするかを決めています。プロジェクトでよくあるケースは、イン

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載③ アイデアの完成度の高め方

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第3回目の今日は、新製品のアイデアを着想してから、どのようにしてその完成度を高めていくのか、プロセスに焦点を当てて話していきます。 これまでの連載記事はこちら↓ アイデアは階段状ではなく、螺旋状に完成度を高める これまでの新製品の開発プロセスは、上図の左のように、少しずつ具体性を高めながら品質も高め、できるだけ手直しが発生しないように小さな合意形

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載② アイデア誕生の背景

こんにちは、i.labです。 特許取得を機に活動を再開したi.lab社内の取り組み「Voice Mask」プロジェクト。連載第2回目の今日は、Voice Maskの原型となったアイデアが生まれた背景について迫ります。 連載1回目を見逃した方はこちら↓ アイデアが生まれたのは2016年初春。もう5年も前のことです。当時の様子やアイデアが生まれた背景について、i.lab代表取締役の横田にインタビュー形式で伺ってみました。 i.lab:それでは横田さん、本日はよろしくお願い

i.lab社内R&D 「Voice Mask」プロジェクト:連載① 特許取得

こんにちは、i.labです。 先日、メールボックスに「特許査定のご報告」と書かれたメールが届いていました。はて、なんだったかなと思いつつ開封してみると、どうやらi.labの社内R&Dの成果として、2016年春頃に出願していたアイデアの特許が2件登録されたようです。i.labではこれまでに、クライアントとのコンサルティングプロジェクトを通じて計30件超の特許を取得してきましたが、社内の取り組みの成果としては今回が初めてです。 音声抑制システム及び音声抑制装置 音声抑制装置